ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜

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2023.01.31

#51 ゲストはジーフィット株式会社 代表取締役 阪根信一さん!

ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略部門 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです!

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

今回のテーマは「失敗と挑戦」!

阪根信一(さかね・しんいち)さん

アメリカのデラウェア大学で博士号を取得後、父の会社に就職。

2003年に社長に就任、
2011年に会社の一部を切り離す、スピンアウトする形で
セブン・ドリーマーズを立ち上げ、
全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」の開発に注力。

2019年4月に破産申請。
現在は、為替テックを手がけるジーフィットの代表取締役を務めている。

 

全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」

生井:全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」ですが、僕も同じ業界なので、全自動衣類折りたたみ機は目の付け所がいいなと思ったんですが、発売された着眼点や経緯は?

阪根:日本ではなかなか技術的なイノベーションが起こっていないと感じていて、
日本初で世界が驚くようなものを探していたときに、見つかったテーマです。

八木:全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」は、
大きく注目されましたが、想定通りに行かなかった理由は何だったんでしょうか。

阪根:いろいろな経緯があるんですが、
最後に、某大手メーカーさんの温かくなる下着と、ゴワゴワのジーンズが畳めないという問題が発生しました。
ちゃんと畳めるようにやり変えるには、ハード、ソフト、AI面で追加で40億円の資金が必要になったんですが、資金が足りなくなってしまいました。

破産からの再起

八木:破産してから再起を図るまで、どんな事を考えていたのでしょうか?

阪根:破産申立の手続きの処理後、元株主の方々にアポを取って謝罪を終えた時に、
数社から仕事のオファーをいただきました。
ありがたかったのですが、元株主の方々から、次は必ず大きな再チャレンジをしてほしいというお声もいただいていたので、恩返しのためにもう一度起業しようと切り替えました。

生井:すごいですよね。
一度ダメなら辞めようかなと思いますが。

阪根:謝罪に回った時に、ある大企業の執行役員と部長の方には、
どやされるのかと思っていましたが、会った瞬間にハグと涙で、残念なことだったが次に向けて頑張ってほしいと言われました。

チャレンジへの情熱

八木:恩返しのために次のチャレンジをするという情熱は、
どういったところから湧いてくるのでしょうか?

阪根:もともと自分の中には炎があったのですが、破産で消えかかっていました。
先ほど申し上げた株主の方々の言葉に再び着火されて、
数カ月かけて体と心を整えました。

次は、社会のためになること、大きいビジネスであること、技術的に難しいチャレンジングなものであること、の3つを定めてテーマを探したところ、自分のしたかったことなんだなと思いました。

 

次回も阪根信一さんに引き続きお話をお伺いします!

番組への感想やご質問をお待ちしています!

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています!

 メールアドレス:  jl@1242.com 

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<2月5日(日)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「ラジオ情熱ラボ~ビジネスの先に~」

放送日時:2023年1月29日(日)21時00分~21時20分

出演者 :八木ひとみ、生井秀一

 

 

 

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