ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜

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2022.05.10

#22 ゲストは早稲田大学大学院ビジネススクール 教授 長谷川博和さん!

ニッポン放送の新番組「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一とアナウンサーの八木ひとみです!

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

今回のテーマは「グッドウィル よく生きる」!

長谷川博和

1984年野村総合研究所に入社

自動車産業の証券アナリスト、ジャフコでベンチャー投資を経験

1996年に独立系のグローバルベンチャーキャピタルを設立
現在は会長職

早稲田大学大学院ビジネススクールで教授を務める

 

これからの生き方

生井:コロナになり、育児休暇や介護休暇を取るなど、福利厚生を含め会社の制度が良くなってきました。
働き方が変わって居心地も良くなってきているのですが、これからはどのように人生を生きればいいのでしょうか。

長谷川:いろいろな生き方があり、多様性が多い社会は幸せだと思います。
個々人が、恵まれている選択肢の多さをもっと実感し、目標を持って一度しかない自分の人生をしっかりと生きてほしいですね。
社会に流される受け身としての自分ではなく、主体的に生きる、それがグッドウィルだと思います。

付加価値生産性を上げるには

長谷川:一方で、世界的に見ると、日本の企業は付加価値生産性がものすごく低いんです。
あるいはROEと呼ばれる自己資本利益率も低い。会社全体の効率が低いんですね。
これを上げるためにはどうすればいいのか、経営者や日本政府もいろいろ考えています。

八木:生産性の向上と言われるものですね。

長谷川:そうですね。
労働者の数を減らせば上がるので、正社員の数を減らし非正規労働者を増やすことで見せかけの生産性を上げることもたまにされるんですが、本質的ではないですね。
働く人が生き生きと目的を持って働くことによって、従来よりも効率的な仕事ができ、付加価値が高いものになっていきます。

自分のダイヤモンドを磨き切る

八木:自分が何をしたいか、主体的にどのような目標を持っているのかが大事になってきますね。

長谷川:このような議論をすると、「生産性が上がると会社にはAIだけになり人間はいらなくなる。世の中に失業者があふれて困るので、急速な生産性アップは困る」と言う意見があります。
私は、これはある部分は正しくて、ある部分では違うと思いますね。

人間はそれぞれダイヤモンドを持っているけれど、磨き切っていないんだと思います。
皆が同じ仕事をすること自体が間違っていて、ダイヤモンドの大きさや得意分野が違うので、得意分野を自分で磨き切って自分にふさわしい仕事を作っていくことがこれからの時代に大事ではないでしょうか。
自分から、意思を持って自分の人生を切り開くという気持ちを持つことが、すごく大事だと思います。

 

番組への感想やご質問をお待ちしています!

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています!

 メールアドレス:  jl@1242.com 

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<5月15日(日)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「ラジオ情熱ラボ~ビジネスの先に~」

放送日時:2022年5月8日(日)21時00分~21時20分

出演者 :八木ひとみ、生井秀一

 

 

 

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