ニッポン放送の新番組「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

2022年4月からは、毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一とアナウンサーの八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「異業種への挑戦」！

モデル時代の仕事への向き合い方

生井：モデル業は凄く華やかな世界に思えるんですが、実際はどうでしたか？

押切：表向きは華やかですが、みなさん裏でコツコツ努力していたり、私自身も1枚の写真のためだけに体を絞る、表情を鍛える、感性を磨くなどしていました。
見えない部分の努力が多い世界ですね。

生井：着たくない服など、想定していない仕事の時はどうしていましたか？

押切：みんなが嫌がる時には、「私、着たいです！」と手を挙げてアピールしていましたね。
黙っていては、置かれた人形のようで達成感を感じられないし、お給料はいただけるけど次はないなと思っていたので。
モデルは、最初からいきなりステキな服を着れることはないんです。キラキラした服はメインの子が着るんだろうな、と思いました。
でも自分なら何ができるかをずっと模索して、いろいろ着ているうちに、引き出しも増えましたね。

生井：与えられたことを着実にこなして、引き出しを増やしていったんですね。

多方面での活躍の秘訣

八木：自分の努力と周りの評価がマッチしない時は、気持ちの整理はどうされていましたか？

押切：自分がベストを尽くしたならいいや、と思うようにしましたね。
人の評価に頼らず、自分がベストを尽くしたのか、楽しかったのかという部分に評価軸を設定するようになりました。

生井：雑誌が厳しくなってきた時に、どういうことをされてきましたか？

押切：紙媒体が厳しくなってきた時に、自分が将来どうしたいか、何ができるのか考えないといけないと思いました。
モデルと全然違うこと、例えばエッセイやラジオなどの、「表情では勝負できないこと」を頑張るようにしていましたね。

八木：危機感だけではなく自分が何ができるか、何がしたいかを探していらっしゃったんですね。

押切：モデルは受け身の仕事でもあるので、自分発信でゼロから何が作れるんだろうと考えていくのはいいかなと思いました。

八木：今は副業やいろいろな働き方が出てきていますが、メインの仕事を持ちながら他の仕事をするのは大変だと思います。
押切さんはそこをうまくつなげていらっしゃいますね。
秘訣は楽しめることでしょうか。

押切：そうですね、楽しむことと、年齢を重ねて自分の得意なことを考えておくことですね。
AからBに切り替えるのは大変だと思うのですが、「Aも混ざったB」のような働き方だと強みになるからいいですね。
強みだと考えて伸ばしあっていくと個性にもなりますし。

八木：強みが3つかけ合わされると唯一無二になると言われていますよね！

次回も押切もえさんにお話を引き続きお伺いします！

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