ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜

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2022.03.12

#16 ゲストは前回に引き続き ネットイヤーグループ創業者 兼 取締役チーフエヴァンジェリスト 石黒不二代さん!

ニッポン放送の新番組「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週木曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一とアナウンサーの八木ひとみです!

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

今回のテーマは「存在意義の確立」!

ネットイヤーグループ創業者 兼 取締役チーフエヴァンジェリスト 石黒不二代

1980年 名古屋大学経済学部を卒業後、ブラザー工業株式会社に入社
海外営業を担当、結婚を機に退社

1987年 スワロフスキー・ジャパンにマネージャーとして入社

1992年 スタンフォード大学経営大学院に入学し、MBA(経営学修士)取得

1994年 シリコンバレーでハイテク系コンサルティング会社を起業

1999年 ネットイヤーグループの日本での創業に参画、
社長兼CEO(最高経営責任者)に就任
現在は、取締役 チーフエヴァンジェリストを務めている

近年は、経済産業省「産業構造審議会」委員、
内閣官房 「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部」 本部員、
内閣府「選択する未来」委員会、など多数の公職を歴任

 

起業当時のシリコンバレー

八木:スタンフォード大学大学院でMBAを取得後、
シリコンバレーでIT関連のコンサルティングの会社を立ち上げられました。
1990年代のシリコンバレーは、どんな雰囲気でしたか?

石黒:私が学生になった時はちょうど日本のバブルが崩壊し、シリコンバレーでも発明がなく停滞していました。
ですが、卒業する1994年はインターネット商用化の年で、ヤフーができ、新しいスタートアップが次々にできた年なので、卒業と同時に大盛り上がりでした。
シリコンバレーは起業が大好きな人が集まっているので、電気屋さんも水道屋さんもみんな起業を応援してくれましたね。

生井:起業をするにあたり気をつけた事はありますか?

石黒:起業のタイプによって違うとは思いますが、常にリスクは伴います。自分のやりたいことにどんなリスクがあるのかを徹底的に考えますね。
シリコンバレーでは”失敗は学習である”という考えですが、リスクは考えておいた方がいいと思っています。

石黒さんの考えるリーダーシップとは

生井:石黒さんの考えるリーダーシップとはどんなことでしょうか。また、組織作りで特に大切にしていたことはありますか?

石黒:リーダーシップは非常に難しいですね。
女性のリーダーシップと男性のリーダーシップを分けて考える必要はないと思っていますが、だからと言って戦国武将のように振る舞うのではなく、決断する際はリスクも考えつつ、皆がハッピーになるかどうかで判断しますので、民主主義的だと思っています。

八木:普段から組織の方とのコミュニケーションは欠かさないのでしょうか。

石黒:組織が大きくなってくると難しいと思いますので、ランチミーティングなどで話すように意識しています。

起業する人へのアドバイス

八木:日本で起業する人も増えています、石黒さんからアドバイスはありますか?

石黒:起業は特殊なことではなく職業の一つだと思っています。
自分の得意な分野を選んでスタートさせ、極めて合理的に動く、学べるものだということに気づいてもらえるとやりやすいのかなと思います。

八木:”起業は学べるもの”ですか?

石黒:複数の同じようなスタートアップ企業がある中で、残るのは1社だとすると、その違いは”やり方”が良かったのです。
”やり方”は学べますし、アメリカ流の資本調達もしやすい時代になっていますので、起業のハードルは下がりますね。
あまり特殊なことだと思わずにチャレンジしてほしいですね。

 

番組への感想やご質問をお待ちしています!

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています!

 メールアドレス:  jl@1242.com 

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<3月17日(木)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「ラジオ情熱ラボ~ビジネスの先に~」

放送日時:2022年3月10日(木)21時00分~21時20分

出演者 :八木ひとみ、生井秀一

 

 

 

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