ニッポン放送の新番組「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週木曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一とアナウンサーの八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

「情熱ラボ」初回放送はじまりました！

八木：さぁ、今日から始まりました新番組！生井さんは、普段どのようなお仕事をされているんですか？

生井：メーカーでDXを推進する仕事をしています。いわゆるデジタルを使った新しいビジネスを進めています。

いよいよ初回放送ということで。まさかラジオ番組をもつことになるとは思っていませんでした。やはり番組のテーマにもあるように情熱を持ってやり続ければ実現できるということですね！

八木：それでは生井さん、「情熱ラボ」今夜のテーマをお願いします。

生井：「アントレプレナーシップ」！

初回ゲストは早稲田大学大学院ビジネススクールの教授 長谷川博和

八木：実は生井さんと私、長谷川先生の教え子といいますか。早稲田大学大学院のビジネススクールで授業を受けてるんですよね。

初回がゼミの先生ということで、生井さんはちょっと緊張されているかもしれませんが、明るくいきましょう！

自分で道を切り開く「アントレプレナーシップ」はビジネスマンに必要な精神

生井：「アントレプレナーシップ」という言葉自体を聞いたことがない方も多いと思うのですが、どういう意味でしょうか？

長谷川：あらゆるビジネスマンに必要な考え方、精神です。何もないところから価値をつくるということですが、起業するということだけではありません。一見そのように捉えられがちなのですが、生井さんのように大企業にお勤めの方にも必要な精神です。例えば、大企業の中でも新規事業を立ち上げることはありますよね。

私のゼミでは、通称「アントレ」とよんでいます。世界ではポピュラーな言葉です。

生井：今の私にも必要な考え方で、勇気付けられる言葉です。今になって日本で注目されているのはなぜでしょう？

長谷川：日本では閉塞感があり成長が鈍化している事実があります。コロナ禍もありましたしね。競争を勝ち抜く必要がある中で、従来と同じフレームワーク、同じビジネスモデルでは、なかなか勝てない。これは日本を代表する産業、自動車産業や家電産業においても同様です。

こういった状況の中で、「アントレプレナーシップ」つまりは自分で道を切り開くという考え方が重要になります。

「アントレプレナーシップ」を持ち続けるために重要なのは「経営理念」

生井：「アントレプレナーシップ」を持ち続けるためのアドバイスをお聞かせください。

長谷川：1番重要なのは経営理念です。

新規事業となると、何をやったら儲かるのだろうとビジネスモデルから入る方が非常に多い。そうではなく、まずは経営理念。何のために自分は仕事をしたいのか、どのような価値を世の中に提供したいのか。そういった強い思いを持ってビジネスをはじめることが重要ですね。

その想いが達成できたらあとは「お金持ちになりたい」、「女性にモテたい」などそれは否定しませんが(笑)。経営理念がなければやはりうまくはいかないでしょう。

生井：経営理念があれば、困難も乗り越えられるということですね。

次回も長谷川博和さんにお話を引き続きお伺いします！

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