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2025.11.24

#399 「長崎県島原市でパパイヤを活用したある食べ物が完成!その食べ物とは?」

あなたは「パパイヤ」と聞いて、どんな料理をイメージしますか?

「パパイヤ」って「完熟したパパイヤ」と、果実が熟す前の「青パパイヤ」があります。熟し具合によって栄養成分が大きく違うのは知っていました?

「完熟したパパイヤ」は、柔らかくジューシーで、甘さがあり、フルーツとして、生で食べたり、スムージーにして食べたり。栄養としては、ビタミンAやビタミンC、β-カロテンが豊富で、美容や健康に良いとされています。

一方、熟す前の「青パパイヤ」は、果肉が硬くシャキシャキ触感、味は淡泊。野菜として炒めものにしたり、サラダとして食べたり。「青パパイヤ」は、たんぱく質や糖分、脂質を分解する酵素が多く含まれているのです!もう栄養が豊富。「メディカルフルーツ」と呼ばれることも!

今回はそんな「パパイヤ」にまつわる話題!長崎県島原市にある「コウセイプランニング」という会社が自社で育てた「パパイヤ」を活用して、ある食べ物の製品化に成功し、それを販売していて注目を集めているのです。

島原市(しまばらし)は、長崎県南東部にある市。
島原半島の中心都市であり、島原城や武家屋敷など旧城下町の街並みが残る。島原湧水群があり、水の郷百選や遊歩百選に選ばれている。有明海(島原湾)を介して、フェリーや高速船で結ばれている対岸の熊本市や大牟田市などとの関係も深い。旧南高来郡。wikiより引用

一体どんな食べ物なのでしょうか?

株式会社コウセイプランニングの専務取締役 坂本充宣さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 坂本さんの所で販売しているパパイヤを活用したある食べ物とは何でしょうか?

 

坂本「パパイヤの葉の粉末を練りこんだ『パパイヤヌードル』になります」

晴の輔 葉っぱを乾燥させて粉末状にしたものを練り込んでいるということは、味はどんな感じなのですか

 

坂本「ほんのりとした苦みを感じる程度なのですけど、特徴としてはパパイヤの栄養素をそのまま手延べ製法で粉を練り込んでいるので『なめらかなのどごし』と『しっかりしたコシ』のある麺になっています」

坂本「葉の方がさらに栄養価が高い植物なのです」

 

晴の輔 なるほど!パパイヤヌードルは醤油ラーメンや味噌ラーメンなど、相性の良し悪しはあるのですか

坂本「いくつか組み合わせを試したのですが、醤油や塩などに相性が良い麺ですね。夏はそうめんみたいに、冷やしてめんつゆで食べても美味しいですよ」

 

晴の輔 なるほど!麺の色はどんな色なのでしょう?

 

坂本「緑色です」

坂本「そうです」

 

晴の輔 おお!パパイヤヌードルを作るきっかけは何だったのですか?

 

坂本「島原市は手延べそうめんが有名でして、パパイヤの粉末がありましたので『パパイヤのそうめん』を作ろうとしたのがきっかけでした。

パパイヤパウダー

晴の輔 完成までにどれくらいかかりました?

 

坂本「製麺所さんとやり取りして1年かかりましたね」

坂本「私も最初はそう思いました(笑)。手延べで麺を伸ばす際にパパイヤの酵素がグルテンの成長を阻害して、伸ばそうと思ってもブチブチと切れてしまって伸ばせなかったのです。そうめんの細さは無理でしたが、麺としては製麺所さんのおかげでなんとか形になりました」

坂本「そうです。条件は複雑でしたが、いまの太さでようやく“伸ばせる麺”になりました」

 

晴の輔 コウセイプランニングさんは食品の会社なのですか?

 

坂本「コウセイプランニングはパパイヤヌードルを販売している会社ですが、グループに“公精プラント”という精密金属加工が本業の会社があり45年ほど続けています。

ベトナムなど東南アジアとの接点が多く、向こうではパパイヤをよく食べるという印象もありました。コロナの時期にホームセンターで苗を見つけ、会長が植えてみたらよく育って、栄養価も高いと分かり、そこから『加工してみよう』という流れで農業の方向にも舵を切ることになりました」

晴の輔 島原とパパイヤって、まだあまりイメージは結びつきませんけど

坂本「そうなってくれるように、積極的に動いております」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、パパイヤヌードルを食べるなら・・・

・温かいラーメンで食べたい

それとも

・冷やした麺つゆにつけて食べたい

どっちだ!?晴の輔

んーン、寒いからね温かいラーメンかな?めんつゆ…、あ!決めました!

 

 

「冷やした麺つゆにつけて食べたい」

 

パパイヤヌードルを作った坂本さんたちのチャレンジ精神から麺つゆを選びます。

今日は「長崎県島原市でパパイヤを活用したある食べ物が完成!その食べ物とは?」というトピックスでお届けしました。パパイヤの葉っぱを粉末にして練り込んだパパイヤヌードルでしたね。島原と言えば手延べそうめん。もともとはパパイヤのそうめんを作ろうとしたらなかなか上手くいかず中華麺として完成させた。麺への強いこだわりですよ。でもね本業は精密金属加工の会社というのには驚きました。もうやっていることが多方面(麺)って感じですかね。興味のある方はコチラのサイトをご覧ください。

そんな「パパイヤヌードル」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。