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2025.11.03

#396 「岡山県倉敷市で芸術の秋を!『アートでふらっと倉敷』キャンペーンに迫る!」

「○○の秋」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

東京は秋が深まってきました。あなたの地域はいかがですか?「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」…秋は、いろんな表現があります。

「スポーツの秋」は1964年10月10日に「東京オリンピック」の開会式が行われて、それにちなんで、10月10日が「体育の日」に。今の「スポーツの日」に制定されました。これがきっかけで「スポーツの秋」と呼ばれるようになったのだとか。「読書の秋」は、中国・唐の時代を代表する文人・韓愈という人が「灯火親しむべし」という詩を詠んだそうです。これは「長い秋の夜に、灯りをともして読書をするのに最適だ」という意味が込められていて、あの夏目漱石が、小説「三四郎」でこのことを引用して「読書の秋」という言葉が日本中に広まったという話しです。秋は何をするにも過ごしやすい季節。

今回は「○○の秋」の中でも「芸術の秋」にまつわる話題!舞台は、岡山県倉敷市

倉敷市(くらしきし)は、岡山県の南部に位置する市。白壁の町並みが残る倉敷美観地区、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋などで知られる。中核市・保健所政令市に指定されており、中国地方では3番目に人口が多い。
主要な地域としては行政と観光の倉敷、重化学工業地帯のお膝元・水島、学生服とジーンズのメッカ・児島、貿易港と新幹線駅を有する玉島などがある。wikiより引用

ここで11月30日まで「芸術の秋」を堪能できる「アートでふらっと倉敷」キャンペーンを実施していて話題になっているのです。一体、どんなキャンペーンなのでしょうか?

倉敷市観光課の杉岡怜奈さんにお話しを伺います。

晴の輔 実施されている「アートでふらっと倉敷」のキャンペーンは、どのような内容なのですか?

 

杉岡「一言で申し上げると、倉敷の奥深い魅力を“アートとスイーツを巡りながら発見する”体験型のデジタルフォトラリーになっています」

 

晴の輔 体験型デジタルフォトラリーとは、写真に関するイベントなのですか?

杉岡「はい。今回のイベントでは“想い出を切り取る旅”をコンセプトにしています。対象となるアート施設やスイーツ店舗をそれぞれ一か所以上巡っていただき、店舗に設置されたQRコードを読み込むと特製のフォトフレームが手に入ります。それを6つ以上集めることで、豪華プレゼントが当たる抽選にも参加できるのです」

倉敷アイビースクエア

杉岡「はい、フォトラリーの対象となる11の施設で、倉敷を舞台に“倉敷の歴史”“民藝”“現代アート”という3つの物語をテーマにしたモデルコースを作成しています。幅広い世代の方に楽しんでいただける内容になっています」

 

晴の輔 なるほど。倉敷というと“蔵のある街”“ジーンズの街”というイメージがありますけど、アートの街としても有名なのですか?

杉岡「そうなのです。国産ジーンズ発祥の地としての知名度も高いのですが、大原美術館をはじめとする美術館やギャラリーも数多く点在していて、まさに“アートの街”でもあります」

大原美術館

杉岡「あの大原美術館には、美術の授業でも習ったことのあるエル・グレコの《受胎告知》や、モネの《睡蓮》など、世界的に有名な絵画が多数所蔵されています。まさに貴重な名画が集まる美術館です」

睡蓮 クロード・モネ(1840-1926) 大原美術館

晴の輔 すごいですね。今回のキャンペーンの一番の目玉はどんな部分でしょうか?

 

杉岡「期間限定のオリジナルスイーツですね。市内のカフェやパティスリーにご協力いただき、大原美術館の名画をモチーフにしたスイーツを作っていただいています。アートとスイーツを巡る体験ができるデジタルフォトラリーと合わせて、心がときめく内容になっています」

杉岡「たとえば、絵の中に描かれたモチーフをそのままスイーツで表現しているものもあります。リンゴが描かれていればリンゴを使用したり、天使の絵ならチョコレートで羽を表現したりと各店が創意工夫を凝らしてくださっています」

 

晴の輔 それは面白いですね。実際に名画を見たあとにスイーツを食べたら

杉岡「まさにそうですね。『食べるアート』体験をしていただけると思います(笑)」

 

晴の輔 なるほど!今回のキャンペーンを通してどんなことを発信したいですか?

杉岡「皆さんがよくご存知の“ジーンズの街”だけではない、倉敷の多面的な魅力を伝えたいです。アートな街倉敷の奥深さを多くの方に知っていただきたいです。一度訪れた方にも、まだ知らない倉敷を感じていただき、再び訪れたくなるような体験を提供できればと考えています」

晴の輔 確かに、倉敷は奥深いイメージがあります。今の季節は街歩きにもぴったりの時期ですし。

杉岡「そうですね。倉敷は“晴れの国岡山”と呼ばれるほど天候にも恵まれていますので、のんびりと街を巡って楽しんでいただけると思います」

杉岡「ホントですね(笑)」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが「アートでふらっと倉敷」キャンペーンへ行ったら・・・

・モネの「睡蓮」を見たあと、それをモチーフにしたスイーツを食べる

それとも

・モネの「睡蓮」をモチーフにしたスイーツを食べたあと、その作品を見る

どっちだ!?晴の輔

 

おーン、アートが先かスイーツが先か…これはねOK、決めました!

 

 

「モネの『睡蓮』を見たあと、それをモチーフにしたスイーツを食べる」

 

今日は「岡山県倉敷市で芸術の秋を!『アートでふらっと倉敷』キャンペーンに迫る!」というトピックスでお届けしました。アートを楽しみながらそれをモチーフにしたスイーツも味わえる。いいですね。実は僕この春に、倉敷美観地区へ行ったばかりなのです。蔵造りの街だけかと思ったら美術館があったり趣のある西洋の建物があったりしました。その時にね、アートな街だな!と思いましたよ。芸術の秋に倉敷はピッタリです。是非倉敷は歩いてあなたの足跡(アート)を残してみては、なんちゃって。

そんな「アートでふらっと倉敷キャンペーン」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。