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2025.06.30

#378 「広島のソウルフード!東広島市で誕生したご当地お好み焼き『東広島焼き』に迫る!」の巻

あなたは最近、お好み焼きを食べましたか?

「広島のソウルフード」と言えば「お好み焼き」ですよね。実は僕、最近、コンビニで売っている冷凍の広島お好み焼きにハマっていまして。冷凍でも美味しいですよ。広島のお好み焼きといえば、鉄板の上に生地を薄~く広げて、キャベツをどっさり!そして豚肉や麺などの具材を積み上げる「重ね焼き」が特徴です。

一方、関西のお好み焼きは、生地と具材を最初に混ぜる「混ぜ焼き」が特徴ですか。

そんな「お好み焼きのルーツ」を辿ると意外や意外、安土桃山時代の茶人・千利休に辿りつくのです。千利休が茶菓子として用意した「ふの焼き」というものがありまして。これは、水で溶いた小麦粉を伸ばして薄く焼き、味噌を塗って丸めたり、クレープ状に畳んだり。この「ふの焼き」が「お好み焼きの原型」と言われているのです。

今回はそんな「お好み焼き」にまつわる話題を!舞台は東広島市

東広島市(ひがしひろしまし)は、広島県の中央部に位置する市。隣接する広島市のベッドタウン・衛星都市としての性質をもつ。
狭い地域に多くの酒蔵が軒を連ねる酒蔵通りには、白壁やなまこ壁、赤煉瓦の煙突など独特な建物が立ち並ぶ。毎年10月には酒まつりが催され、多くの観光客が訪れる。wikiより引用

ここで先日「東広島焼き」というご当地お好み焼きが誕生して、話題になっているのです。

一体、どんなお好み焼きなのでしょうか?

東広島市ブランド推進課の笹原綾乃さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 東広島焼きとは、どのようなものなのでしょう?

笹原「『東広島焼き』は、東広島市の特産品であるお米を使うことに加えて、各お好み焼き店が選んだ“東広島市の特産品”を一品以上入れるのが条件になっているご当地お好み焼きです」

 

晴の輔 お米ですか!普通のお好み焼きとの違いは?

笹原「最大の特徴はやっぱり「お米を入れる」ことですね。その使い方はお店ごとに違っていて、蕎麦とお米を混ぜているお店もあれば、焼きおにぎりみたいに平たくして間に重ねているお店もあって、いろんなパターンがあります」

笹原「私も最初は『どんな味になるのだろう?』と思ったのですけど、さすが各店舗さんの工夫・アレンジで、どのお店の『東広島焼き』もお米と具材、お米とソースがちゃんとマッチしていて、すごく美味しくなっております。お好み焼きを食べながらお米のプチプチ感やもちもち感を感じられるのが新鮮です」

 

晴の輔 「広島焼き」に“東”って付くと、なんか“イースト菌”みたいに膨らんでパンっぽくなるのかって想像しちゃいました(笑)。

 

笹原「響きがいいですね!面白い発想です(笑)」

笹原「広島県内唯一のブランド地鶏『東広島こい地鶏』や牡蠣、ジビエ、ねぎ、れんこん、じゃがいもなどなど、海の幸から山の幸まで様々な特産品があります。東広島市は南北に広く、豊かな海も山もあって、特産品も多様なのです。その特産品を、各お好み焼き店舗がどのように組み合わせてアレンジしているのかも『東広島焼き』のお楽しみポイントの一つです」

晴の輔 海寄りのお好み焼き屋さんと、山寄りのお店では、アレンジがまた違いそうですね。

 

笹原「そうですね。これからも新しい東広島焼きがどんどん生まれてくると思うと、私も楽しみです」

 

晴の輔 そもそも「東広島焼き」の誕生する、きっかけは?

 

笹原「広島県内には地域ごとに『ご当地お好み焼き』があるのですけど、東広島にはなかったのです。それで、昨年度『Hi-Biz』というビジネスサポートセンターと地元飲食店がタッグを組み、地元の飲食店が集まり、まずは非公式で「東広島焼き」を作ったのが始まりです。その後、市が受け継ぎまして今年の4月に正式に東広島市公認のご当地お好み焼きとしてデビューしました」

笹原「はい、5月31日に『道の駅西条のん太の酒蔵』で『誕生!東広島焼き お披露目イベント』と題して、市民の皆さんにも食べていただきました」

晴の輔 市民の方もきっと嬉しかったでしょうね。

笹原 そうなんです。『やっと東広島にもご当地お好み焼きができた!』と喜びの声をたくさんいただきましたし『お米ってお好み焼きに合いますね』『お店ごとの個性が面白い』『食感のバランスが絶妙』など、いろんな感想をいただきました。皆さん楽しんでくださって、私たちも本当に嬉しかったです。これからも皆さんの声を参考にしながら、東広島焼きがもっと成長していってほしいと思っています。

笹原 まさにその通りです!そのために、私たちも頑張っていきたいと思います。

 

晴の輔 東広島の皆さんの情熱、本当にすごいですもんね。全国に広がればいいですね。

 

笹原 本当にそう思います!

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、東広島焼きを食べるなら・・・

・牡蠣が入った東広島焼きを食べたい

それとも

・東広島こい地鶏が入った東広島焼きを食べたい

どっちだ!?晴の輔

 

う~ン、お米が入ってさらに牡蠣入りか地鶏入りか?あ~、お好み焼きだからね…あ!ンふっふ、決めました!

 

 

「東広島こい地鶏が入った東広島焼きを食べたい」

 

今日は「広島のソウルフード!東広島市で誕生したご当地お好み焼き『東広島焼き』に迫る!」というトピックスでお届けしました。東広島焼きは、まさかのお米が入ったお好み焼きだったとは!そこに市の特産を一品以上プラスするという、これからいろんな個性のお好み焼きが生まれるのでしょうね。まずは食べてみたい

そんな「東広島焼き」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。