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2024.11.25

#347 「鹿児島県・屋久島を舞台にしたボードゲームが誕生!気になるその中身とは?」の巻

立川晴の輔です。あなたは最近、ボードゲームをやりましたか?

「ゲーム」と聞いて、パッと想像するのは何でしょう?家で楽しむテレビゲームとか、今だとオンラインゲームやスマホを使ったアプリのゲームを思い浮かべる方が多いのかな~。世代によっては「ゲームと言えばトランプ、いやいや、昔ながらのボードゲームでしょ!」という方も。僕も、子供の頃は野球盤でよく遊びました~。そうそう、最近お店でいろんなボードゲームが楽しめる「ボードゲームカフェ」が人気なのですってね。

「ボードゲームの定番」といえば「人生ゲーム」ではないでしょうか?発売されたのが今から56年前の1968年=昭和43年です。その「人生ゲーム」のルーツは、1860年にアメリカで考案された「チェッカード・ゲーム・オブ・ライフ」というゲームなのです。なんでも、聖書の教えから生まれたものなのだとか。このゲームが原型となって、100年後の1960年に「THE GAME OF LIFE(人生ゲーム)」が誕生したのです。そして8年後に日本へ渡ってきました。

今回はそんな「ボードゲーム」にまつわる話題!舞台は、鹿児島県の屋久島

屋久島(やくしま)は、鹿児島県の大隅半島佐多岬南南西約60kmの海上に位置する島。熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島や口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。南方に位置するトカラ列島や奄美群島などとともに南西諸島を構成する。
九州最高峰の山、宮之浦岳(標高1936m)がある。自然が豊かで、屋久島国立公園の中核をなし、世界自然遺産の一つに登録されている。wikiより引用

屋久島と言えば、「縄文杉」が有名ですが、屋久島を舞台にしたボードゲームが、密かに注目を集めているのです。一体、どんなボードゲームなのでしょうか?

このボードゲームを企画・制作した「しまりす村」の村松佳子さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 屋久島を舞台にしたボードゲームとはどんな内容なのですか?

 

村松「『やくしまの旅ボードゲーム』と言いまして、鹿児島から屋久島に入るところからスタートし、ぐるりと屋久島を巡って頂上の九州最高峰・1936mの宮之浦岳がゴールです。」

晴の輔 山登りの要素があるのですね。このボードゲームをやると屋久島の事がよく分かる?

 

村松「そうです。山登りも含めて屋久島の観光スポットを巡ります。各スポットの位置関係や見所、アクシデント、アクションが盛り込まれています」

村松「例えば、有名な『縄文杉』は往復10時間のハードな登山なのですが、そのマスでは『感動のご対面!よく頑張った!みんなとハイタッチ!』というアクションがあり、縄文杉到達を追体験します。」

村松「屋久島はお天気に左右されるので、分かれ道のマスでは『無事に登山に行けるか』『大雨洪水警報で山には入れなくて島内観光にも回るか』のどちらかが、サイコロの目で決まります」

晴の輔 ボードゲームですけどなんか本当に行っているような感覚になりそうです。

 

村松「ヴァーチャルツアーのような感じですね」

村松「ちょっと違いまして『すごろく』と『人生ゲーム』の間くらいのオリジナルルールで、サイコロの目で進みます。ただ、旅のゲームですから、旅は早く終わったら面白くありません。いろんな名所で思い出とお土産のポイントをたくさん集めて屋久島を愉しんだ人が勝ちです。ですから全員がゴールするまで誰が優勝するか分かりません。」

 

晴の輔 そういうことですか(笑)。こだわったところは?

 

村松「ほぼオール屋久島で制作をしていまして、ゲームデザインだけではなく、イラスト・写真・文章・レイアウト・サイコロ・コマなども、屋久島の作家さんや工房など、ゆかりのある方に協力してもらい制作しています」

晴の輔 全てが屋久島にこだわったのですね。このボードゲームを作るきっかけは?

 

村松「私は環境教育や観光の窓口で20年ほど働いているのですけれど、ある観光施設で働いていた時に、台風で縄文杉登山のツアーが中止になって修学旅行の学生がその施設に連れてこられて、学生たちが『ものすごくつまらなそうにボーっと展示を見ていていました』。そんな子たちにどうしたら『フィールドに出られない残念なシチュエーション』であっても、少しでも楽しみながら屋久島を知ってもらいたいと思い『若い子はゲームだ!』しかも仲間と一緒にわいわい遊びながら楽しめる『すごろく』の要素があるのがいいのでは?と思い付いたのがきっかけです」

村松「みんなでワイワイやって、楽しい友だちとの思い出が残ります。たまたま一緒になった人と一緒にプレイして、初めての人ともすぐ仲良くなれます。あと、その人の人となりが見えてきます。喜怒哀楽もそうですが、優しい人、勝負にこだわる人、ルールの飲み込みが早い対応力のある人、弾ける人、シャイな人、とかいろいろ、意外な一面が見えて面白いです」

晴の輔 ゲームをしながらコミュニケーションもすごくとれます。作って良かったですよね。屋久島のことも広まりますし。

 

村松「はい、そうですね」

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、やくしまの旅ボードゲームをプレゼントするなら・・・

・旅好きの友だちにプレゼントする

それとも

・ゲーム好きの友だちにプレゼントする

どっちだ!?晴の輔

 

あぁ、旅好きか?ゲーム好きか?屋久島好きの人にプレゼントしたいけどね。ええ?これはね…あ、ふっ(笑)決めました!

 

 

「ごめん!これを出題したディレクターにプレゼントする」

 

今そこにいるのですけど、もうすぐクリスマスだからお世話になっているディレクターにちゃんとラッピングしてプレゼントします。

今日は「鹿児島県・屋久島を舞台にしたボードゲームが誕生!気になるその中身とは?」というトピックスでお届けしました。「やくしまの旅ボードゲーム」スタートは鹿児島から。マスを進めれば進めるほど屋久島のことがよく分かる。ガイドブックの役割も果たしてくれるボードゲームですね。このゲームで遊んでから屋久島へ行くと、屋久島をより深く楽しめること間違いなし!興味のある方はコチラの「やくしまの旅ボードゲーム」サイトを見てください。今すぐやってみたいな!

そんな「やくしまの旅ボードゲーム」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。