あなたは、「鹿児島県の種子島」と聞いて、何を思い浮かべますか?
ヨガ発祥の地といえばインド。「ヨガ」という言葉ですが、サンスクリット語で、「結びつける」という意味があります。瞑想によって、精神を集中させ心の動きを止滅させる。つまり心の動きを止めることで、感覚器官をコントロールし、心と体のバランスを整える!そんな効果があると言われています。そのヨガですが、2014年インドの当時の政権が、ヨガや伝統医学の研究を目的としたAYUSH(アユシュ)省を作って、国レベルで普及に取り組んでいるのですって。そこが発行するインド政府公認の、「プロフェッショナルヨガ検定」というインストラクターの資格試験があるのですが、実はこの試験、日本でも受けることができて、これまで、47人の方が合格しています。その中には「ヨガ親善大使」を務める片岡鶴太郎さんもいらっしゃいます!ヨガは想像以上に、日本と密接な関係があるのですね。 そんな中、鹿児島県の種子島にある「西之表市」が、全日本ヨガ連盟選定の「ヨガの聖地」に、国内で初めて認定されました。その立役者に先程のインド政府公認、プロヨガインストラクターの活動があったと言うのです。ヨガの聖地一体どんな場所なのか?
西之表市の地域おこし協力隊で、インド政府公認プロフェッショナルヨガ検定レベル1の資格を持つ、川越れい子さんにお話し伺います。
晴の輔 種子島といえば、鉄砲伝来・宇宙センターのイメージなのですけど、今回、日本で初めての「ヨガの聖地」に認定されたのですよね。
川越「『ヨガと笑いは世界を救う』と思って活動してまいりました。」
晴の輔 のっけから「笑いの聖地」にしましょうかって言いそうな気もしました。
川越「(笑) 6月1日に正式に認証していただきました。」
晴の輔 どのあたりが評価されたのでしょう。
川越「選定基準が11個あります。そのうちの4つ以上、例えば『水や空気がきれい』『歴史・文化・芸術的な価値がある場所』で、『心を鎮めることのできる静かな環境』が整っているかなどです。それにプラスして、人々がどのぐらいそのヨガを生活に取り入れて、どのぐらいの相乗効果あったかということを、総合的に判断していただいた上で、今回はその認証をいただきました。」
川越「3ヶ所あります。一つ目が『天女ケ倉』。
天女が舞い降りたと言われる場所で、高台となっていて、日の出が地平線から出てくる感じがとても美しい場所です。
次は『浦田海水浴場』。
ここは、日本の海水浴場88選にも選ばれるほど美しい景観と、ウミガメの産卵も行われるところです。神秘的な場所にもなっています。
最後は『サンセットライン種子島』の西側。
晴れると、硫黄島とか、馬毛島、屋久島がくっきり見えて、また夕日が沈むにあたって、空と海の七色に変化していくときの芸術を、見ることができます。」
晴の輔 朝陽と夕日が、ヨガに関係あったりするのですか?
川越「太陽自体が『エネルギーの塊』です。ヨガの中では『プラーナ』と言われる『気エネルギー』をいただけるものとしては、すごく崇められているものなのです。」
晴の輔 そういう「気」が取り入れやすい場所なのですね。昔からヨガが普及していたのですか?
川越「2年半前に、『地域おこし協力隊』という活動を始めて、西之表市に移住して仕事をしているのですけども、ヨガをするためではなくて、実は宇宙食も作っていてですね」
晴の輔 えっ?宇宙食?
川越「種子島とご縁がありまして、2009年からアート活動を種子島で行なっており、色々な素材が多くて、『食』も『アート』ではという発想で宇宙食開発をしていました。」
晴の輔 政府公認の、ヨガインストラクター免許持っている人が、宇宙食を作っていたってことですね。
川越「その宇宙食を完成させるために『地域おこし協力隊』になろうと思ったのですけど、ヨガへの要望の方がすごく多い状態が続きました。」
晴の輔 健康大使のようです。
川越「(笑) 皆さんの健康意識を向上させるために、ヨガのテクニックというか、『セルフケア』ができるようにも心がけてみてください、という啓発活動させていただきました。」
晴の輔 西之表市はヨガをやる環境、「気」が入って来る。
川越「衣食住、すごくバランスがいい場所だと思います。種子島は『時の芸術』を感じられる光景、景色、風景があるので、変えられない時間の流れをリアルに体感していただきながら、ご自身の内側にフォーカスする時間を持って頂けるような場所だと思っています。」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。
私がそれを選ぶというコーナーです。
「晴の輔さんが西之表市でヨガをやるなら・・・・
・『天女ケ倉』でやる
それとも、
・『浦田海水浴場』でやる
それとも
・『サンセットライン』でやる
どっちだ!?晴の輔」
決めました!
「三か所でやる」
今回はね、選ばない。ヨガだから答えに
今日は、「種子島にある西之表市に日本初!『ヨガの聖地』が誕生!きっかけは、インド政府公認のヨガインストラクター!」というトピックスでお届けしました。川越さんの話を聞いていると、「西之表市」はヨガに適した環境がもともとあったのでしょうね。ヨガの聖地であり、心を穏やかにできる聖地でもある!
そんな「種子島の西之表市」に
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
川越「ヨガをやることによって、島の方々に変化が表れました。体重が1年で15kg落ちるとか、身長が1cm伸びた方もいらっしゃいました。」
晴の輔 …ヨガって身長が伸びるのですか?
川越「背骨の構造を開発する体操があって、『背骨が伸びた』のではないかと思われます。」
川越「固い方だとより効きます。」
晴の輔 向き不向きとかは?
川越「無いです、誰でもできますよ。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 西之表市の魅力とは?
川越「名産は、鉄砲伝来の時代から継承された、手打ちの『種子鋏』と名前がついている『はさみ』や『包丁』、『種子島焼』も有名です。豊富な食産物があって、美味しいものだらけです。例えば『安納芋』とかですね。」
晴の輔 安納芋は美味しいですよね。
川越「島に自生している『島バナナ』、サトウキビを伝統的な製法で煮詰めた『黒糖』、『ゲットウ』というショウガ科の薬草があって、葉でおにぎりを包んでいただきます。防虫防腐効果があります。自給自足率も高いところも魅力です。」
晴の輔 そんな特産物もあれば、宇宙食もあるのですよね。
川越「(笑)」
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