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2024.10.07

#340「和歌山県紀の川市の神社に登場したユニークなおみくじに迫る!」の巻

あなたは最近、おみくじを引きましたか?

朝、ニュース番組を見ていると、必ずあるコーナーといえば「その日の運勢占い」「今日の占いカウントダウン!」ってやつですね。星座に順位が付けられて、今日のラッキーカラーは?今日のアイテムは?と紹介してくれます。

占いとは別で、神社などに参拝したときに引くものといえば「おみくじ」ですよ!「商売」「学問」「恋愛」といった項目があって、今後の生活の指針となるような事が書いてあります。

「占い」と「おみくじ」はどう違うのか?どちらも「運勢や人生のヒントを知る」という点では同じような気がしますが、実はちょっと違うのです。おみくじは、自分で選んで自分で引きますよね?ですから引いたものには「神様からのメッセージが宿っている」と考えられているのです。一方、占いは「第三者である占い師に占ってもらう」この点が違っているところですね。占いは、統計学やものの形などを使って占う事が多いので、どちらかというと「分析」に近い側面もありますかね~。

今回は「おみくじ」にまつわる話題!舞台は和歌山県紀の川市

紀の川市は和歌山県の北部(紀北)に位置し、西側は岩出市と和歌山市、東側は伊都郡かつらぎ町、南側は海南市および海草郡紀美野町に接している。北側はすぐ大阪府で、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市に接している。
北に和泉山脈、南に紀伊山地を控え、この間を東西に市名の由来でもある一級河川紀の川が貫流している。南部からは貴志川が紀の川に合流しており、平野部はこれらの河川に沿って発達している。wikiより引用

ここにある「粉河産土神社」が、先月からちょっとユニークなオリジナルのおみくじを頒布していて話題になっているのです。一体、どんな「おみくじ」なのでしょうか?

粉河産土神社」の蒲梓さんにお話しを伺います。

粉河産土神社

晴の輔 先月から登場したユニークなオリジナルのおみくじとは、どのようなものなのでしょう?

 

蒲梓「当神社と受け持ちの関連社の神様をイラストにした、カード型のおみくじになっています。神様のメッセージを受け取って、ご利益を宿してもらおうと言うもので、表面には神様のお名前とイラスト、裏面には神様の説明やご利益を書いています」

晴の輔 アイドルやプロ野球選手のカードのようなものですか?

 

蒲梓「トランプと同様な大きさのカードとなっております」

 

晴の輔 何種類かあるのですか?

蒲梓「全8種類がございます。」

蒲梓「(笑)神様は『柱』という数え方をするので、正確には8柱ですね」

 

晴の輔 なるほど!コレクション的な要素がありますね。

 

蒲梓「いろんな神様がいることを知って欲しいと思っています」

蒲梓「丹生津比賣命天忍穂耳命の二柱の神様を登録して当社からはおみくじにしております。他の神社からは市杵嶋姫命熊野久須毘命若一王子誉田別命天照大神さんもいらっしゃいますし、須佐之男命もおります」

晴の輔 もう少し詳しく伺いたいのですが

 

蒲梓「このおみくじは全部で『8種類の神様によるラッキーカラー』を決めています。よく見かけるおみくじ箱に入っているのでシャカシャカと振っていただき一本取り出して、その色のおみくじをお渡しする形になっています」

 

晴の輔 なるほど!大喜利の番組に出ているのですけど色分けされています(笑)。神様もキャラクターと言ったら変ですけど、それぞれ色分けされているのですね。集めたら何かになるとかありますか?

 

蒲梓「おみくじを5枚引いてもらうか、関連神社を5社以上ご参拝された方には特別御詣印という特別な御朱印をお渡ししています。その御朱印はおみくじのイラストを全部紙に入れたので、スペシャル版という形でのコンプリート記念になっています」

晴の輔 御朱印ブームは続いています。心をくすぐられます。

 

蒲梓「(笑)御詣印が欲しいと5枚おみくじを引かれる方も増えてきております」

蒲梓「やはり神社にお参りするだけで、神様のことをあまり知らない方がいらっしゃることを、仕事を通じて感じております。私自身も家が神社の関連ではなくて巫女から宮司になりました。参拝者にも最初は『何の神様を祀っているのだ?』と言われ全然分からなくて『勉強します』と言っていました。全然知らない立場でしたので皆さんもそんな方が多いと思い、神様のおみくじを作って多くの方に神様のことを知ってもらえたらと思い作りました」

 

晴の輔 なるほど!宮司さんでいらっしゃるのですね。

 

蒲梓「そうなんですよ」

 

晴の輔 ご自分の体験から「手を合わせる事」は皆さんご存知ですし「初詣」にも行かれます。でも行かれた社に何の神様がいらっしゃるのか分からずに手を合わせているかもしれません。

 

蒲梓「はい、そうですね」

 

晴の輔 お守りは身に付けるけど、おみくじは結んでしまうイメージがあります。

蒲梓「神様のおみくじですので持っていただいた方が、ご利益があるかと思っております」

 

晴の輔 おみくじは大吉だ!中吉だ!というイメージでしたけど「神様のことを知ろうよ!」ということですね。

 

蒲梓「そうですね、はい」

蒲梓「(笑)ありがとうございます」

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、粉河産土神社のおみくじを引いて欲しいカードは・・・

・天照大神のカードが欲しい

それとも

・須佐之男命のカードが欲しい

どっちだ!?晴の輔

 

これは選べないでしょう。どっちかって…欲しい神様?…、あ、決めました!

 

 

「天照大神と須佐之男命、どっちも欲しい!」

 

と言うかあの同じ神様で七福神の布袋様のカードも欲しいかな。

今日は「和歌山県紀の川市の神社に登場したユニークなおみくじに迫る!」というトピックスでお届けしました。おみくじという名の神様を紹介するカードでしたね。神様のことをもっと知ってもらいたいという想いから生まれたおみくじですよ!全8種類、8柱の神様を集めたらご利益が凄そうです。神様をより身近に感じるきっかけになると思います。

そんな「粉河産土神社のオリジナルおみくじ」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。