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2019.01.07

#40 和歌山県「今年の干支はイノシシですが・・・和歌山でジビエ料理を満喫!?」の巻

あなたはジビエ料理を食べたことがありますか?

 

 

新年明けましておめでとうございます。

2019年イノシシ年がスタートしました。今年は、ラグビーのワールドカップが開催されますから、まさに猪突猛進の年になるのでは?

 

イノシシと言えば、イラストなどで見るとカワイイのですけど、最近は厄介者のイメージがありますかね。街中に出てきちゃってね、監督の指示も無いのに人間にタックルしちゃったりなんかして…

 

野生のイノシシやシカといった野生鳥獣による農作物被害が、年々増加して深刻な問題になっているそうです。和歌山県では、捕獲したイノシシやシカを上手く活かす試み「わかやまジビエ事業」を早くから推進していすのですって。現在、「わかやまジビエフェスタ」が2月いっぱいまで開催中!ジビエ事業、どのような事業なのでしょうか?

では、和歌山県庁 農林水産部 農業生産局畜産課 池田晴佳さんにお話しを伺います。

 

 

 

晴の輔 そもそも和歌山県はイノシシやシカが、多いのですか?

 

池田「そうですね。正確な数字は分からないのですが、多いと思われます。」

 

晴の輔 農作物の被害とかが、あったりするのですか?

 

池田「県内全体で3億円ぐらいの被害が出ております。」

 

晴の輔 それの対策みたいなことになるのでしょうか?

 

池田「もともとジビエって、猟師さんにとっては大事な山で獲れる食材として扱われていたのですけど、農業の被害とか出てきて、今まで猟師さんが食べる分以上に、イノシシやシカを捕まえなければならなくなった結果、貴重な食資源としてあまり皆さん方がご存知ないと思いますので、県として大変美味しい肉であることを知っていただくために、和歌山ジビエを推進する事業を行っております。」

 

晴の輔 なるほど、確かにジビエという言葉はここ最近ですね。

 

池田「フランス語で、あまり馴染のない言葉ですよね?」

 

 

池田「(笑)ボタン鍋などは聞いたことあると思うのですけど。」

晴の輔 ええ、わかります。貴重な食資源ということで、県内の施設で処理されて様々な種類に、分けられたりするのですか?

 

池田「脂身の厚さとか、肉の色とかでランク分けしていて、イノシシだとA、B、Cの3ランク。シカの場合ですと、脂身があるかないかのA、Bの2ランクに分けています。」

 

晴の輔 和歌山イノシシA、和歌山イノシシBみたいに?

 

池田「そうです。ロースのAとか、全国初の取り組みで等級制度を行っております。」

 

 

池田「2月28日まで、59店舗参加してくださっていて、県内各地でジビエ料理を楽しむことができます。」

 

晴の輔 ジビエ料理って僕は食べたことないのですけど、クセがあるのかな~?というイメージなのですけど。実際はどうなのでしょう?

 

池田「くさいというイメージを持っている方多いのですけど、きちんと処理されたジビエは臭みも気にならないものですし、とても食べやすいものだと思います。逆にジビエ通の方だと『匂いがないとジビエじゃない』とおっしゃる方もいるようなのですけど(笑)。」

 

晴の輔 ちなみに池田さんは、ジビエ料理の中でコレが好きだ!というのありますか?

 

池田「昨日食べに行ったのですけど、テリーヌにして、中に栗がボンっと入っているのが好きですね。」

晴の輔 イノシシ肉と栗のテリーヌ!

 

池田「イノシシのすき焼きとか、肉の甘みが出ていて美味しかったです。それはお店とかではなくて、猟師さんに作っていただいたものです。フレンチだとジビエ肉のパイ包み「

 

「イタリアンだとピザとかパスタとか。」

晴の輔 はぁ~

 

池田「県庁の中にある『きいちゃん食堂』さんだと、ジビエを竜田揚げにした丼物とかがあります。」

 

晴の輔 きいちゃん食堂?

 

池田「和歌山県PRキャラクターの『きいちゃん』」

晴の輔 (笑)可愛らしいですね。その『きいちゃん』がイノシシだったりするのですか?

 

池田「あ、『きいちゃん』は犬なのです。(笑)」

 

晴の輔 お客様の反応はどうですか?

 

池田「『わかやまジビエフェスタ』の期間中にジビエメニューを食べていただいた方から抽選で20名様に、5千円相当の『和歌山ジビエ詰め合わせプレゼントキャンペーン』を行っておりまして、既に100通以上の応募があります。『臭みがなくて美味しかった』『ジューシィーで美味しかった』『臭みがあって食べづらいイメージでしたが、食わず嫌いであったことが分かりました』といった感想をいただいております。」

 

晴の輔 癖になっている、ということですね。

 

池田「また食べたいと思って下さっているのかなと思います。」

 

晴の輔 一度とにかく食べてみて、ということですね。

 

池田「そうですね。食べたことのない方に食べていただきたいです。」

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

今、お題が来ました!「晴の輔さんが和歌山旅行へ行って真っ先に食べるのは?・・・

『きいちゃん食堂のジビエ料理』 それとも 『高野山の精進料理』  どっちだ!?晴の輔」

んっ、いきなり高野山が出てくるとはね…ええーーーっ、さんざんジビエ料理を取り上げておいて…ね、和歌山に行って真っ先に食べるのは…

 

 

 

 

・・・決めました!

 

 

 

 

『高野山の精進料理』

 

 

いやっ、これはどちらでもいいのですけどね(笑)。高野山だったらすすめてくるでしょ?先に食うかい(空海)?

 

 

 

 

今日は、「今年の干支はイノシシですが・・・和歌山でジビエ料理を満喫!?」というトピックスでお届けしました。

池田さんが勧めていた、イノシシのすき焼き、食べてみたいですね。きちんと処理しているから癖がないそうです。そして、美味しくて【癖になる】のでしょうね!

 

そんな「和歌山のジビエ料理」に

 

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。