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2023.10.09

#288「香川県の女木島にある宿泊施設が話題に!その魅力は昭和の佇まい?」の巻

あなたの周りに、昭和を感じるものはありますか?

若い世代、特にZ世代を中心に「昭和レトロ」が1つのトレンドになっています。アナログレコードやインスタントカメラが売れていたり、駄菓子屋さんや昔ながらの純喫茶に若い人がこぞって行ったり。

僕も、ときどき純喫茶に行きますけど、昭和世代にとっては懐かしくノスタルジックを感じ、昭和を知らない人にとっては、その古さが逆に新しく新鮮に感じるみたいです。元号が「平成」から「令和」になってもう5年です。デジタル化、リモート化が一気に進んだせいなのか、ときどきアナログなものを目にしたり、昭和っぽい空間に入ったりすると心がホッとします。アナログを欲している人、多い気がします。最近、新宿や渋谷に新しい店なのだけど雰囲気は昭和な店が増えました。

今回はそんな「昭和レトロ」にまつわる話題!

埼玉県加須市に、レトロで懐かしい昭和のスポットが誕生

香川県高松市の北、約4kmの所にある「女木島」という島が今回の舞台!

女木島(めぎじま)は、瀬戸内海にある島。香川県高松市女木町に属する。郵便番号は760-0092(高松中央郵便局管区)。また、女木島は「雌」、男木島は「雄」を指し、両者で雌雄島(しゆうじま)を成す。
洞窟直上の鷲ヶ峰の山頂に、360度の多島海が眺められる展望景観などを有し、1934年(昭和9年)3月16日、国立公園として初の、瀬戸内海国立公園に指定された。wikiより引用

この島は桃太郎伝説が残る島で、そこに今年オープンした「龍潜荘 別館 金波」という宿泊施設が昭和の雰囲気を存分に味わえるというので、注目されているのです。一体どんな場所なのか?

龍潜荘 別館 金波」のオーナー、久米慶子さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 「昭和の雰囲気を感じられる宿泊施設」とはどのようなものなのでしょう?

 

久米「昭和に建てられた建物をリノベーションしていて、海辺に佇む贅沢なロケーションの宿泊施設になっています。」

晴の輔 その建物はいつ頃に建ったものなのでしょう?

 

久米「おそらく昭和11年頃だと思われます。」

 

晴の輔 雰囲気はどのような感じ?そしてどんな物を置いたりされているのですか?

 

久米「特別な物はたくさんは置いてないです。元々8畳の間が3つ繋がっていて、トイレがあるだけの凄くシンプルなお家だったのです。中がボロボロになっていたので、快適なキッチンやシャワールームを付けて全て綺麗にし直しました。」

久米「居住用ではなく、個人の別荘として建てられたものなのですけど、その後に企業さんの保養所や、海の家のように使われたりしていたという経緯があります。」

 

晴の輔 別荘になるほどですから、ロケーションも抜群なのでしょうね。

 

久米「はい。目の前には砂浜が広がっていて、広い廊下に前面はガラス戸。そのガラス戸からは、船が往来する瀬戸内海があり、奥に高松を代表する屋島と五剣山を臨む贅沢なロケーションの宿泊施設です。」

晴の輔 船が往来するっていいですよね。

 

久米「そうですね。海外からの方がおっしゃるには、船が横切るシチュエーションはあまりないようです。」

 

 

晴の輔 でも昭和のものだと、ある意味今のものに比べると、ちょっと使い勝手が悪いものもあるのでは?

 

久米「便利じゃないというと、昔ながらの造りのため、エアコンの設置が難しく、なんとか一台を取り付けています。また、シャワー・トイレに行くにも段差があります。この辺りは、今後お客様のご意見を伺いながら改善すべき点ではあると思っています。また、Wi-Fiはあえて設置していません。一時デジタルデトックスという言葉も流行りましたが、せっかく女木島の中でも昔を感じられる龍潜荘という場所を選んでいただいているので、存分に自然を感じてもらい、非日常を味わってもらいたいという気持ちが大きいです。」

晴の輔 なるほど!今はそういった環境を求めている人多いです。

 

久米「そうだといいなと思いますが、お客様次第なのでWi-Fiを設置して欲しいと言われたら、ちょっと動かねばとは思っています。」

久米「元々の作りがすごくシンプルで素敵でしたので、それを残したいと思いましたので『自然と昭和の雰囲気が残ってしまった』という感じでした。」

晴の輔 作った昭和じゃなくて本当に残っている昭和!

 

久米「学生さんなどは『タイムスリップ』したような感じになるみたいです。」

久米「全世代の方に『懐かしい』『ほっとする』『穏やかな気持ちになる』と感じてもらえるのが、ここの場所の良さですね。」

久米「はい、私自身もほっとしますし、安心を与えてくれる場所であると思っています」

 

晴の輔 今後、龍潜荘 別館 金波は、どうしていきたいですか?

久米「歴史を繋いでいく場所にしたいです。企業の保養所として利用されていた事から『子どもの頃ここで泊まったことがある』と併設するそうめん屋さんにいらっしゃることや、女木島に住むおじいちゃんやおばあちゃんが笑顔で『昔、龍潜荘で遊んだよ!』と、皆さんとても素敵な表情をされています。来てくださる方が『夏になったら行っていたよね』『すごくいい時間を過ごしたよね』と思い出として語ってもらえるような場所になれたらいいですね。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、女木島へ行って金波へ泊まってしたいことは・・・

「桃太郎伝説の名所へ行きたい」

それとも

「金波で一日中くつろぎたい」

どっちだ!?晴の輔

 

ほぉ、昭和を味わいたいからね。昭和をね。だからこれはね…あ、決めました!

 

 

「金波で一日中くつろぎたい」

 

 

知り合い5~6人で行ってお酒を飲む。乾杯するの!

今日は「香川県の女木島にある宿泊施設が話題に!その魅力は昭和の佇まい?」というトピックスでお届けしました。昭和の魅力って不思議ですよね。若い人にも感じる何かがあるような。昭和を感じたい方、是非行ってみてはいかがでしょうかその何かが見つかるかも?

そんな「龍潜荘 別館 金波」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。