あなたは「丼もの」と聞いて、何丼を思い浮かべますか?

季節は夏本番!
暑いと、どうしても冷たいものばかりを口にしてね~。結果、食欲が低下してしまい、夏バテに…そんな時季だからこそ、がっつり食べることが大事です。手軽にがっつり食べられるものと言えば「丼もの」。牛丼、かつ丼、天丼、親子丼、この番組の最後の決め台詞は「なるほど~ん」…。
そんな「丼もの」がいつ頃から広まったのか?日本では昔から、主食のご飯とおかずは別々で出されるのが基本です。そのおかずをご飯の上に乗せちゃう形、これは江戸時代に町人文化が定着したころから広まったのではないかという説があります。江戸の町は職人が多かった。江戸の職人はね、もう「てやんでぇ、べらぼうめぇ」って短気でせっかち!ご飯もちゃっちゃっと食べて済ませたい。おかずをご飯の上に乗せれば手早く食べられる。そんな江戸の職人たちの食べ方が、やがて庶民にも広がったのがきっかけのようです。
今回は、その「丼もの」でもご当地グルメの話題!兵庫県丹波篠山市に「篠山まるごと丼」というご当地グルメがあるのですが、市内にある「うめたんFUJI」と言う民宿で食べられる「篠山まるごと丼」は「丼」なのに、その中身は「巻き寿司」だとか。…一体どういうことなのでしょうか?

丹波篠山市(たんばささやまし)は、兵庫県中東部にある市。丹波県民局管轄区域。2019年(令和元年)5月1日に篠山市(ささやまし)から変更された。
旧丹波国として古来京都への交通の要として栄えてきた歴史があり、町並みや祭りなどに京文化の影響を色濃く残している。
民宿「うめたんFUJI」のオーナー梅谷美知子さんにお話し伺います。
晴の輔 梅谷さんのところで食べられるご当地グルメの「篠山まるごと丼」は「丼もの」ではなくて「巻き寿司」なのですか?

梅谷美知子さん
梅谷「はいそうなのです。元々テイクアウト商品として作ったものですが、後から『篠山まるごと丼』に入れてもらいました。」
晴の輔 えーと元々「篠山まるごと丼」とはどのような食べ物なのでしょう?
梅谷「丹波篠山市産の肉・野菜・コシヒカリ、この3つを必ず使用した料理が『丹波 篠山まるごと丼』と呼びます。」
晴の輔 でも梅谷さんが作られたのはテイクアウト用としての「巻き寿司」。
梅谷「そうです。鹿のカツを使った巻き寿司です。」

梅谷「美味しい地元のきゅうり、ニンジン、レタス、篠山で取れる柚子で『柚子胡椒』を作りまして、マヨネーズに入れてちょっとサラダ巻き風にしております。」

晴の輔 地産地消巻きですね!その巻き物が「篠山まるごと丼」?
梅谷「はい、後から認められました。」
晴の輔 それはエントリーされた?
梅谷「このテイクアウトの巻き寿司をSNSで紹介しておりまして、丹波 篠山まるごと丼委員会の会長の方が、たまたまSNSをご覧になられて『これはもう篠山まるごと丼やないかって』いう条件を満たしていると言ってくださいました。」

梅谷「(笑)少しややこしいですけど。」
晴の輔 (笑)鹿肉、つまりジビエ。鹿カツは食べたことがないです。
梅谷「鹿肉は脂が無い赤身の肉で、さっぱりしていて臭みもなくて美味しいです。」

うめたんFUJIに来たなら絶対楽しみたい鹿ロース

鹿串カツ
晴の輔 元々その民宿「うめたんFUJI」はどのような宿なのでしょう?
梅谷「古民家を改装した宿で、一日一組限定で5名までしか入れないジビエとクラフトビールが楽しめる古民家宿です。」

大藤地区にあるうめたんFUJI

寝室/エアコン、テレビあり。定員は5名。小さなお子様は添い寝。

梅谷「そうなのです。」
晴の輔 とても贅沢です。一番のおススメは?
梅谷「今ですと丹波篠山産の『イノシシ』と『鹿』『地鶏』この3種類のバーベキューがおススメです。」


晴の輔 なるほど、泊まられた方はそれらを食べられるけど、もっと広めるには何かテイクアウトという発想になった。
梅谷「そうです。特に鹿料理を出しているお店も少ないので、もっと美味しい篠山の鹿を食べて欲しいと思いました。」
晴の輔 こだわりの部分はありますか?
梅谷「仕入れにこだわりがあります。鮮度が大事ですので生肉にこだわっている猟師さんから仕入れております。臭みの無いお肉をケチらずにもドーンと厚切りで、安全な状態まで火を通してたっぷりと入れているのが一番の特徴です。」
晴の輔 ボリューミー、分厚いのですね。

梅谷「肉々しいお寿司になっています。」
晴の輔 ジビエ料理にかぶりつく!
梅谷「そうです。山の恵みを丸ごとかぶりつけます。」
晴の輔 篠山を食べる!まさに「篠山まるごと丼」ですね!

梅谷「(笑)ありがとうございます!」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、丹波篠山市へ行ったら・・・
「『うめたんFUJI』に一泊してイノシシなどのジビエ料理を堪能したい」
それとも
「『篠山まるごと丼』という名の鹿肉の巻き寿司をテイクアウトしたい」
どっちだ!?晴の輔
んフフッ、これはどっちも食べたいよ。どっちか…あ…じゃあ、決めました!
「『篠山まるごと丼』という名の鹿肉の巻き寿司をテイクアウトしたい」
今、僕はなぜか鹿の肉に惹かれているのです。鹿に…。

今日は「兵庫県丹波篠山市のご当地グルメ『篠山まるごと丼!』『丼』なのに、巻き寿司もあるの??」というトピックスでお届けしました。丼なのに巻き寿司!その正体はもともとあった「篠山まるごと丼」の条件を満たしていたってことだったのですね。ジューシーな鹿カツと地元の野菜を太く巻き上げた巻き寿司。がぶっとかぶりつけですね。
そんな「民宿 うめたんFUJIの鹿カツ巻き寿司」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 ジビエ料理のテイクアウトは珍しい。
梅谷「なかなか難しいのだと思います。安全性にも気を使います。ただお寿司にすれば時間がたっても美味しくいただけます。酢飯との相性もよかったです。」
晴の輔 反響は?
梅谷「『篠山まるごと丼』に仲間入りした時、地元の新聞社から取材を受けましたし遠方から買いに来られた方もいました。」
晴の輔 広まったのですね。
梅谷「市内の方々も珍しがって買いに来てくださいました。県内の方がまるごと来てくれたら嬉しいです。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 皆さん「鹿カツ」はよく食べられている?
梅谷「そんなことはないです。丹波篠山ですとイノシシ『ボタン鍋』が有名ですが鹿を食べる風習はなくて、私が東京の飲食店に勤めていた時にジビエ料理が流行っていて『鹿は美味しいなあ』と思い、篠山の鹿を食べてみたら凄く美味しかったのでそれを活用しようとメニューを考えました。」
晴の輔 梅谷さんは丹波篠山のご出身?
梅谷「いいえ、尼崎市出身で20歳~33歳まで東京で働いていました。東京から『地域おこし協力隊』としてこちらに移住して6年目です。」
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