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2021.12.27

#195「ウニが気軽に味わえる?新潟市の食品メーカーが開発したネクストシーフードとは?」

あなたが好きな「練りもの」は何ですか?

今、コンビニに行くとレジカウンターに陣取っているのが、冬の定番おでん!

つゆをたっぷり吸いこんだ大根、味と色が染みこんだ玉子、僕が必ず取るのは、はんぺん。最近のおでんのはんぺんは、三角形ではなく、おまんじゅうみたいに丸い。あのふわふわ食感が大好きです!練り物ですから原料は魚のすり身。練り物の代表といえば、かまぼこ。おせちに必ず入っている紅白のかまぼこがあるでしょ?あれは、かまぼこの形が「初日の出」の形に似ているから入っているのですって。薄い桃色の部分は「めでたさ」や「魔除け」を意味していて、白い部分は「清らかさ」や「神聖さ」を表現しているそうです。なるほど!ちゃんと意味があるのですね。

今回は、おでんではないのですが、ちょっと気になる商品を見つけました。新潟市にある食品メーカー「一正蒲鉾」が開発したある商品が、話題になっています。その商品とは「ネクストシーフード うに風味」。

一正蒲鉾本社社屋

名前だけ聞くと「ウニの味がする何かなんだろうな」と想像しますが「ネクストシーフード」とは、一体何なのか?

一正蒲鉾株式会社・セールスプロモーション課の鈴木かさねさんに、お話し伺います。

 

晴の輔 「ネクストシーフード うに風味」とはどんな商品なのですか?

 

鈴木「生うにの濃厚な味わいと、なめらかな舌触りを『魚肉すり身』で再現した商品です。」

晴の輔 再現!?難しいでしょうね。

 

鈴木「本物の『うにのアミノ酸成分』を徹底的に分析いたしまして、その組成に近づけるように、味・食感・色合いを再現いたしました。」

鈴木「目隠しで食べていただくと、ほとんど分からないと思います。」

 

晴の輔 自信がありますね。

 

鈴木「そうですね。開発にかなりの年月をかけておりますので『本物のうに』に近い状態に仕上がっていると思います。」

 

晴の輔 完成までにどれくらいの期間かかったのでしょう?

 

鈴木「開発には6年もの歳月をかけました。」

 

晴の輔 気になるお値段は?

 

鈴木「たっぷり300g入って540円と、大変お求めやすい価格に設定させていただいています。」

僕は「うに丼」とかを食べる時に、一度でいいからご飯が入ってない「うにだけ」の「うに丼」を食べたいという夢があります。」

 

鈴木「あ~、それをまさしく叶えてくれるものですね。」

 

晴の輔 (笑)でもどうやって再現したのでしょう?

 

鈴木「当社は、魚肉練り製品『かに風味かまぼこ』を中心に製造販売業をしております。『うなぎ風のかまぼこ』も販売しているのですけれども、それらに続く次の食品として『ネクストシーフード』という新しい商品を発売したいという技術研究の過程で、崩したり温めたりすると『うに』のような食感になるということを偶然に発見いたしまして、こちらの商品の開発に着手いたしました。」

うなる美味しさ うな次郎

 

晴の輔 なるほど!色々と試している中で発見された。

 

鈴木「魚肉すり身を生かした新製品の開発過程での『偶然の物性発見』がきっかけでしたが、価格高騰や、資源枯渇で入手が難しい水産物を再現し、お客様に楽しんでいただきたいという点が出発点です。」

鈴木「ほんの少ししか食べられない。満足いくまで食べられるような食材ではないので、当社の商品をお召し上がりいただいて、ご満足してください。また本物の食材と併用していただくことで、食べる頻度が上がって水産物・シーフード全体の活性化もできたらいいなと思っています」

 

晴の輔 味わいも、楽しみ、幸福感などすっごい有難い商品ですね。ちなみに鈴木さんもお弁当などで活用されていますか?

 

鈴木「私は『手巻き寿司』の時に使用しています。パスタでも『うに』は大量に使うことができないので入れています。」

晴の輔 僕もよく「うにパスタ」を頼むのですけど、確かに「うに」は、ちょっと飾りのような量です。これを使えばパスタが見えなくなるくらいまで、ふんだんに使えます。ちなみにオススメの食べ方はあります?

 

鈴木「わさび醤油で、そのままいただくのが一番美味しいと思います。丼やお寿司がおススメですけど、トーストに乗せるなど普段では『なかなかもったいない、使えないぞ!』というメニューに楽しんで、チャレンジしていただけるのも魅力と思っています。」

ネクストシーフード うに風味 うに丼風

ネクストシーフード うに風味 パン

晴の輔 それはお殿様しかできない世界だと思っています。

 

鈴木「(笑)はい。夢のような食材だと思っています。普段はできなかったようなチャレンジを、皆さんにしていただけると嬉しいですね。」

 

晴の輔 遊園地に行くような気分になる食べ物って珍しいですね。

 

鈴木「ありがとうございます!」

 

 

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

「晴の輔さんが『ネクストシーフードうに風味』を食べるなら・・・

『うに風味丼にして食べる』

それとも

『お酒のつまみとして食べる』 どっちだ!?晴の輔」

 

あ~、これはもう、丼…でもちょっと待ってよ、ん~どうするかな…よし、決めました!

 

 

『うに風味丼にして食べる』

 

 

この二択は迷いましたよ。

 

 

今日は「ウニが気軽に味わえる?新潟市の食品メーカーが開発したネクストシーフードとは?』というトピックスでお届けしました。魚のすり身で、うにの味を再現した商品。高級食材が手軽に味わえます!ここから新しいオリジナルレシピが生まれる予感がします。楽しみです。

そんな「ネクストシーフードうに風味」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 「ネクストシーフードうに風味」は売り切れとかになっているのですか?

鈴木「現在は公式『いちまさオンラインショップ』のみの販売となっています。ご注文いただければお手元までお届けできます。」

鈴木「はい、そうです。」

 

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。