あなたは、「ラーメンが有名な街」と言えば、どこを思い浮かべますか?
国民食と言っても過言ではないラーメン。僕もしょっちゅう食べに行きます。今や世界的に人気ですよね。日本のラーメンは、ミシュランガイドで星を取るぐらい、レベルが高い。ラーメン屋さんの味を追求する努力って本当にすごいと思います。頭が下がります。醤油・味噌・塩・とんこつに、魚介系。それぞれの味の、めちゃくちゃ美味しい店が、必ずあります。ちなみに僕が好きなラーメンは「木久蔵ラーメン」。笑点の黄色い着物の木久扇師匠から真打昇進の時に、直接いただきました。もう~一生の思い出。今回取り上げるのは、新潟県上越市のラーメン店で結成された上越愛麺会という団体がありまして、この団体が「本気の麺」と書いて「マジメン」という企画を行っており、行列ができるほどの盛況ぶりとのこと。「本気麺」名前からして気合を感じます。一体どんな企画なのか?
上越市(じょうえつし)は、新潟県南西部(上越地方)に位置する都市である。施行時特例市に指定されており、新潟県内では第3位の人口を擁する。
「上越愛麺会」事務局の上田真之さんにお話し伺います。
晴の輔 今回その「本気麺(マジメン)」とはどういう企画?
上田「コロナ禍で、新しい生活様式が求められ、『飲食中はおしゃべりを控えめに』との項目があるのですが、『おしゃべりするのも忘れてしまうくらい美味しいラーメンを提供しよう』という企画ですね。
上田「気にされるお客さん大勢います。ただお食事とは、すごく楽しいものなので『上越愛麺会』が行うコロナ対策のひとつです。」
晴の輔 今の時期だからこそ生まれた発想。参加している店舗は?
上田「市内15店舗のラーメン店で、それぞれの持ち味を生かした、『つけ麺』、夏なので『冷やし系』、『味噌』『醤油』、中には『担々麺』もあってと、様々な味で『本気麺』を提供しています。」
宝来軒参 【トクつけ麺 白湯】
比他棒 【高田Unma~】
はな禅 【にっこりラーメン】
まるとく 【淡麗本醸造しょうゆ味】
王華飯店 【排骨担々麺】
晴の輔 それぞれの店がさらに本気を出してというところですね。何かインパクトあるラーメンとかってあります?
上田「『サメ』を使ったラーメンがあります。」
晴の輔 「サメ」!
上田「『麵屋あごすけ』さんで出している『爽辛フカつけ麺』というラーメンがあります。上越市では江戸時代からフカ、サメ肉を食べる文化があり、消費量は日本一サメを食べる町ということになっております。」
麵屋あごすけの、上越発爽辛フカつけ麺
晴の輔 最高にインパクトあります。
上田「スーパーに行くと、ずらっとサメが並んでいたりするので、当たり前なのかなって思うのですけど、他の地域では食べないと聞くと、逆に驚きますね。
晴の輔 上越はサメの街。
上田「そうなのですよ。そういった食文化を発信しようと『サメとラーメンのコラボレーション』を行いました。」
晴の輔 ジョーズ(上手)にラーメンを作りました。そもそも上越市ではラーメンは盛んなのですか。
上田「市内には127店舗ほどラーメン屋さんがあります。新潟県としても県民性として『ラーメン好き』が多いです。『新潟5大ラーメン』というご当地ラーメンあって皆に好まれています。
新潟は、むしろラーメン。
上田「ラーメン王国なのです。」
晴の輔 上越のご当地ラーメンは?
上田「『上越のご当地ラーメン』は今まで無くて、2年前に地元の酒粕を使ってラーメンを作るプロジェクトが立ち上がり、そこで初めてラーメン屋さん集まった取り組みがきっかけで、この上越愛麺会も誕生しました。少しずつ根付いて認知度も上がってまいりました。
晴の輔 今までは、ライバル同士ではないですか。集まってみると街への想いが、共通していた。
さっぽろ 【淡麗本醸造しお味】
WITHドリーム 【あさりエビ塩らーめん】
麺屋しょうじ 【肉みそラーメン】
龍馬軒 【冷やし担々麺 青唐辛子と香味野菜のペースト添え 】
春紀 【塩バターラーメン】
上田「交流を重ね、切磋琢磨しながら、美味しくなっていくのかなと感じます。」
上田「そうですね。コロナ禍によって、店を閉じる選択をされた方もいらっしゃったのですけど、大変な状況だから、皆でこの状況を乗り越えようってことで、奮起して取り組んでおります。」
晴の輔 「本気麺」の中に酒粕ラーメンを提供している店はあるのですか。
上田「『本気麺』には『酒粕ラーメン』は入っておりません。酒粕は冬のイメージだと思いますので、雪が降るぐらいの時に提供始めます。」
晴の輔 そちらも楽しみです。
上田「夏は『本気麺』、冬は『酒粕ラーメン』」
晴の輔 この「本気麺」なのですけど、期間限定なのですか?
上田「そうなのです。9月30日まで提供しております。」
晴の輔 人気でしたら、麺じゃないけど「伸びる」って事は(笑)
上田「(笑)場合によっては、伸びるかもしれませんね(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。
私がそれを選ぶというコーナーです。
「晴の輔さんが「本気麺」を食べる時・・・・
・『出されたら集中して一気に食べる』
それとも、
・『インスタ用の写真を撮る』
どっちだ!?晴の輔」
ふふっ、あの僕インスタやってないです。Twitter やっているけどね。出されたら、すぐに味わいたいな。
決めました!
「インスタ用の写真を撮る」
すぐにいただくよ。でもその前に、記念に一枚だけ。盛り付けを見るのも楽しみの一つということで。「本気麺(マジメン)」を出されたらまずは
今日は、「新潟県上越市のラーメン団体『上越愛麺会』の新企画!「本気」の「麺」と書いて「本気麺」とは?」というトピックスでお届けしました。新潟ってね、ラーメン王国だったのですね。作る方の本気を感じると、食べる方も本気になります。ラーメンを通じて上越市の食文化を盛り上げたいという「マジ」な取り組み
そんな「上越愛麺会の本気麺(マジメン)」に
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 そもそも「本気麺」(マジメン)の名称は、どうして付けたのですか?
上田「コロナ禍の関係で、『不要不急の外出を自粛するように』と言われたときに、飲食店に行かれなかった方は多くいらっしゃったと思います。私は、自粛明けに食べたラーメンが凄く美味しいと感じました。カップ麺も美味しくなっていますけど、お店でないと味わえない、プロでなければ出せない味であると改めて思い、外食の素晴らしさを、もう一度思い出していただきたい、お店にお出でいただきたいと、『本気麺』(マジメン)と名前を付けました。」
晴の輔 プロの味は、「本気の味」!
上田「普段から本気で作ってはいるのですけど、改めてプロ・職人の魂を込めた本気を感じて、食べていただければ嬉しいです。」
2023.12.04
#296「千葉県東金市の道の駅で数量限定販売!千葉のある特産を使ったシェイクとは?」の巻
あなたは最近、シェイクを飲みましたか? ハンバーガーショップへ行くと、飲み物のメニューにシェイクがあります!バニラ味、チョコレート味、ストロベリー味…飲むアイスクリ...
2023.11.27
#295「鳥取県の道の駅『大山恵みの里』で生まれたワカメの茎を使ったユニークな新商品とは?」の巻
あなたは、ワカメを使った食べ物といったら何を思い浮かべますか? 僕は昨日、ワカメの入ったお味噌汁を飲みました。ワカメは皆さんご存知、海藻の一種です。日本人に不足しが...
2023.11.20
#294「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ』で最優秀賞を受賞!気になるそのジビエとは?」の巻
あなたは、ジビエ料理を食べたことがありますか? 「ジビエ」とはフランス語で、狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉や料理のこと。 ヨーロッパ、なかでもフランスでは、貴族の伝統...
2023.11.13
#293「東京ビッグサイトで開催されたジャパンモビリティショーに潜入!未来の街で活躍するモビリティとは?」の巻
あなたは、「モビリティ」という言葉を、聞いたことありますか? 今回の「週刊 なるほど!ニッポン」は、10月28日から11月5日まで、東京ビッグサイトで行われていた「...
2023.11.06
#292「静岡県藤枝市が実施しているカプセルトイを使ったまちおこしプロジェクト!朝ラーメンガチャに迫る!」の巻
あなたは、駄菓子屋の前によく並んでいるカプセルトイをやったことがありますか? 先日、近くのショッピングセンターの一角に入っていた洋服屋さんが撤退して、次にどんなお店...