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2019.06.24

#64 栃木県 「栃木県鹿沼市は“そば天国”!?」の巻

あなたは、そばとにら・・・合うと思いますか?

 

 

先日、東京・代々木公園で開催された、「そばと日本酒の博覧会 – 大江戸和宴2019」へ行ってきました。

全国各地の「そば」と「日本酒」が大集合してまして、岩手県の「わんこそば」、長野県の「戸隠そば」、島根県の「出雲そば」。どこも行列でしたけど、特に凄かったのが青森県の「幻の津軽そば」かな。10代の若いカップルが「何でそばでこんなに並ぶの?」とぼやいていました。

あと山形県新庄市の「新庄そば」も人気でした。その日は市長自ら蕎麦打ちしていました。どんな気持ちで打っているのか?市長の心情を聞いてみたくなりました。※以前ご紹介しましたね。#36「そば好き女子が増加中、それも打つ方で!?」の巻

 

気になったのが、栃木県鹿沼市の「鹿沼にらそば」

これが二八そばの上に、にらがどっさりと乗っているのですよ。

繊細な香りを楽しむのがそばでしょ?これは、にらの香りが勝ってしまうのでは?と思いつついただきました。

 

そばのつるつるした喉越しと、にらのシャキシャキが不思議とマッチ。

にらが柔らかいのですよ。新鮮だからかな?すぐに噛みきれるし雑味がない。何故そばににらなのか?鹿沼そば振興会の菊地弘一さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 「鹿沼にらそば」いただきました!そばにら?と思ってしまうような大量のにら!何故そばに、にらなのですか?

 

菊地「鹿沼の食文化で、昔はお客さんが来ると手打ちそばでもてなすことがありました。当時、そばは貴重でなかなか収穫できなかった。家族で食べるときは量を増やしたい。それでにらを入れてかさを増して食べていました。」

菊地「JAに『にら部』があるくらい力を入れていて、先ほど食べていただいたように、雑味もなく肉厚で幅広、甘くてシャキシャキ感のある素晴らしいにらが収穫できています。」

 

晴の輔 にらは匂い、香りが強めと想像していたので、そばの香りを消してしまうのでは?と思っていたのですよ。ところが…合いますね。

 

菊地「やはり鮮度なのです。」

 

晴の輔 鹿沼市民は普通に食べているということですか?

 

菊地「そうです。他でそばを食べても、何でにらが乗っていないのだろう?(笑)と思うぐらいです。」

 

晴の輔 にらの新鮮さがポイント。鹿沼に直接行って食べなければなりません。何店舗ぐらいあるのでしょう?

 

菊地「我々『鹿沼そば振興会』としては25店舗ですが、そばやさん全体で80%は『にらそば』やっています。このMAPにあるようにグラフを使って見える化を図ったのが売りなのです。」

菊地「これを見ながら巡っていただくと(笑)」

 

晴の輔 イベントもあるとか。

 

菊地「11月の下旬から12月上旬にかけて『そば天国「鹿沼そば味比べ!』というビッグイベントがあります。」

 

晴の輔 そば天国というネーミングが!

 

菊地「私も初めて聞いたときに吃驚しました(笑)」

 

晴の輔 にらそば食べて極楽気分。

 

菊地「それぐらい美味しいのです。昨年で12回目の開催で、過去最高の1万500食売りました。天気が良かったですから、イベントは天気次第です(笑)」

晴の輔 (笑)いやいや味次第ですよ。ぜひとも鹿沼で食べなければですね。

 

菊地「『そば天国』の本命は秋ですけど、『夏そば』を皆さんに食べていただこうということで、『初夏のそば』というイベントを行います。」

 

晴の輔 「そば天国」の夏版ですね。それはいつですか?

 

菊地「7月6日、7日です。」

 

晴の輔 「そば天国 初夏のそば」これも行きたいですね。

 

菊地「『梅おろしそば』をやろうと企画をしています。もちろん『にらそば』もやります。」

 

晴の輔 鹿沼にいけば「にらそば」でスタミナが付くと!スタミナの街ですね!菊地さんも元気そうです。

 

菊地「(笑)私は航空機の設計をやっていたのですけど、定年退職後にこうしたことやっております。」

晴の輔 ええっ!今はそばの設計をしていると。

 

菊地「そばの『まとめ役』です(笑)どんなことでも同じですね。段取り8分(ぶ)です!」

 

晴の輔 段取り8分、そば粉も8分、ははああ…

 

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

 

今、お題が来ました!「晴の輔さんが鹿沼市へ行って食べたいのは?・・・

「そば天国で『にらそば』」 それとも 「中華屋さんで『ニラレバ』」  どっちだ!?晴の輔」

 

(笑)ニラレバ?あれはレバニラじゃないの?それこそどっち?えーっとねえーっと…

 

 

 

どっちにしようか……僕は今

どっちを選んだかは、番組HPにアップップ!?

 

 

 

アップップしたのは、やっぱり「にらそば」!

 

 

 

 

今日は、「栃木県鹿沼市は“そば天国”!?」というトピックスでお届けしました。

「にらそば」は、鹿沼の新鮮な「にら」だからこそ、そばと合うのだと思います。皆さん是非鹿沼に行って食べてみてくださいね。

 

そんな「鹿沼にらそば」に

 

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

 

 

-WEB版こぼれ話し-

晴の輔 そば天国では「にらそば」以外に何かあるのですか?

 

菊地「昨年は12回目の開催でした。その中で一つの仕掛けでマカそば…」

 

晴の輔 マカ?マカって、ウコンとかと同じようにサプリにも使われる?

 

菊地「そうです。ペルー高原で採れる栄養価の高いもの」

 

晴の輔 賄いのそばではなくて。

 

菊地「(笑)体に良いと言われているマカをそばに練りこんでいます。それを看板メニューとしてやりました。」

 

晴の輔 どんな味なのですか?

 

菊地「さっぱりとしていて、『マカ』って聞いた瞬間に元気なれるような清涼感もあります。」

 

晴の輔 そば天国で食べられる?

 

菊地「12回目の企画でしたので、13回目の今年は食べられません。」

 

晴の輔 どこかのお店では食べられるのですか?

 

菊地「ここのそば屋さんで食べられます。『玄そば 文石庵』」

 

晴の輔 食べたい方は確認した方がいいですね。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。