羽田美智子のいってらっしゃい

2026.08.20

2026年8月10週 テーマ「ホタテ」

お刺身でも、煮たり焼いたりしても美味しい「貝」の仲間の中から、『ホタテ』についてです。

 

■今週(8/10~8/14)のテーマ:『ホタテ』

8/10(月) 『ホタテとは』   

 

ホタテは正式には、『帆立貝(ホタテガイ)』と呼ばれる『イタヤガイ科』の「二枚貝」のことです。

 

主に青森などの東北地方、そして北海道地方の“水温が20℃以下”の冷たい海域に生息しています。

日本で獲れるホタテの約8割が、「北海道産」といわれています。

北海道の周辺には、いろいろな海流が流れ込んでいます。

そのため、ホタテのエサとなる「プランクトン」がとても豊富で、ホタテにとってとても良い環境だそうです。

 

そんなホタテの殻ですが、色が「茶色」と「白」の2つあります。

そして海の中の砂地などでは、“茶色い殻”を“上”、“白い殻”を“下”にして生息しています。

こうして砂の色と同化することで、「ヒトデ」などの“天敵”から身を守っているそうです。

 

そしてホタテの貝殻は、再活用されています。

例えば、細かく砕いてニワトリのエサに混ぜて、カルシウムを補っているそうなんですネ。

 

そんなホタテの貝殻ですが、主な成分は「炭酸カルシウム」で、粉末にすると真っ白になるそうです。

この「炭酸カルシウム」ですが、学校の「黒板」で使う「チョーク」の原料と同じということで、

ホタテの貝殻で作られた「チョーク」が開発されているそうです。

 

【感想】

ホタテって貝の中でも、甘さを感じて美味しいですよネ。

私の親友はホタテが大好きで、ホタテを見ると、いつも彼女の顔が浮かぶくらいなんですネ。

今は貝殻が、チョークの原料にもなるんですネ。

ヒトデが天敵とは、誰にでも苦手な相手っているものですネ。

 

8/11(火)   『ホタテの貝柱』

 

ホタテは左右を“2枚の殻”で覆われている「二枚貝」で、「アサリ」や「シジミ」などと同じです。

それでも他の貝と大きく違うのは、「貝柱」です。

 

アサリやシジミは、貝柱が“2つ”あるのに対して、

ホタテは“1つ”だけで、しかも他の貝と比べて“大きい”です。

実は生まれたてのホタテには、他の貝と同じように、貝柱は“2つ”あるそうなんですネ。

ところが成長していくうちに、その“2つの貝柱”が合体して、“1つ”になるそうなんです。

 

そしてこの“大きな貝柱”ですが、“筋肉のかたまり”で、

貝殻を勢いよく閉じながら、隙間から水を噴き出して、

その反動で前に進むことができるんですって。

こうしして、ホタテは素早く移動することで、

ヒトデなどの天敵から逃げることができるそうです。

 

そんなホタテですが、名前の由来は、江戸時代の本に

「一方の殻を舟にして、もう一方の殻を帆のように立てて走る」と

紹介されていたことから、漢字で“帆を立てる”と書いて

「帆立」と呼ばれるようになった・・・といわれています。

 

でも実際はご紹介したように、水を勢いよく噴き出して

進んでいますので、帆を立てるように・・・ではないんですネ。

 

 

【感想】

ホタテが移動する映像を観ますと、すっごくおもしろいです。

貝のクチみたいなところが、少し開いたように見えた時に、

ロケット発射するみたいに、シュッ!と飛ぶように移動してますネ。

帆を立てて歩くわけではないんですが、すごく意思を感じるホタテです。

良かったら皆さんも動画、ぜひ見てみてくださいネ。

 

【番組スタッフより】

羽田さんがご覧になったのは、下記の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=Y2vDtnBxt6U

 

8/12(水)  『ホタテの豆知識』

 

ホタテには「貝柱」以外にも、食べることができる部位があります。

その1つが「外套膜(がいとうまく)」、通称「ヒモ」と呼ばれています。

貝殻を作ったり、泳ぐ方向を決めたりと、大事な働きをしています。

 

この「ヒモ」ですが、よく見ると縁に沿って“小さな黒い点々”があります。

実はこれはホタテの「目」で、その数は60個以上あるともいわれています。

この「目」で光を感知して、天敵を監視しているそうです。

 

続いて、「生殖巣(せいしょくそう)」。

これはメスの「卵巣」やオスの「精巣」にあたる部分で、「卵巣」は“オレンジ色”、

「精巣」は“白”や“クリーム色”をしています。

 

実はホタテは生まれて間もない「稚貝(ちがい)」の頃は、すべて「オス」なんだそうです。

それが成長すると、約半分が「メス」になるそうです。

 

食べられない部位としては、「中腸線(ちゅうちょうせん)」があります。

黒っぽい色をしていて、通称「ウロ」と呼ばれています。

「ウロ」は「肝臓」と「すい臓」の働きをしていて、

「毒」が蓄積されているため、食べることができないそうです。

 

他にも「エラ」も、“生”で食べることはできないそうです。

それでも食べる際には、加熱する必要があるそうです。

 

【感想】

あの黒い点々って、目だったんですネ。

昔、お侍さんが笠をかぶって、その網目から敵を見てたりしてましたけど、

あんな感じで60個の目で身を守ってるんですネ。

生き物の知恵ってすごいですよネ。

あの小さな貝の中にも、心臓や目や肝臓、すい臓もあって、神秘を感じますネ。

 

8/13(木)  『ホタテの栄養素』

 

ホタテには5大栄養素の1つで、人間の身体を作るのに大切な「タンパク質」が豊富です。

 

さらに、「糖質」の代謝に欠かせない「ビタミンB1」や、

“貧血予防”に効果的とされる「ビタミンB12」や「葉酸」、「鉄分」も豊富に含まれています。

 

また、味覚を正常に保ち、新しい細胞を作るのに欠かせないミネラルの「亜鉛」も含まれています。

他にも、栄養ドリンクの成分としてもおなじみの「タウリン」も豊富です。

「タウリン」には肝臓の働きを良くしたり、コレステロールを減らしたり、血圧を下げる働きがあるといわれています。

 

そして、ホタテに含まれる豊富な「アミノ酸」の中でも、

特に注目されているが、「グリシン」です。

「グリシン」には“睡眠の質を高め、心地良い眠りを促す効果”や“お肌のハリを保つ効果”が期待されています。

 

また「貝柱」の栄養素を見ますと、“生”と“干したもの”では、含まれる量が違うそうなんですネ。

例えば“干した貝柱”の場合、“生の貝柱”と比べると、

「ビタミンB12」は約3倍、「亜鉛」は4倍、「カルシウム」は5倍、

さらに「鉄分」は6倍も多く含まれているそうです。

その一方で「葉酸」は、“生の貝柱”のほうが、約3倍多いそうです。

 

【感想】

わぁ~、栄養価高い!素晴らしいですネ。

生のホタテも美味しいですけども、干したものもお料理に使いやすいし、

安定供給されますし、今日は早速、干し貝柱、どこかで買って帰りたいな・・・と思います。

皆さんもぜひ干し貝柱、食べてみてくださいネ。

 

8/14(金)  『ベビーホタテ』

 

「ベビーホタテ」とは、その名の通り、“まだ成長途中の若い段階のホタテ”のことです。

成長したホタテは、直径10cmから15cmの大きさですが、

ベビーホタテは、直径5cm前後のものが多いです。

 

一般的なホタテの場合、成長するのに2年から4年かかるのに対し、

ベビーホタテは1年程度で出荷されています。

どうして“成長過程”で出荷されるのかといいますと、

“大きく立派なホタテに成長させるため”だそうなんです。

 

例えば海に沈めたカゴの中で、ホタテを養殖していると、

大きくなっていくにつれて、カゴの中が過密状態になります。

それを適度な空間に調整し、栄養が十分にいきわたるように

小さなホタテを“間引く”、つまり“取り除く”必要があるんですって。

そうやって“間引かれたホタテ”の“殻を外したもの”を、

一般的に「ベビーホタテ」と呼ぶそうです。

 

大きさは確かに“成長したホタテ”よりも小さいですが、

それでもボイルされることで、旨みがギュッと凝縮されていて、

ホタテの旨味をしっかりと感じることができます。

 

そのため「和・洋・中」のどんなお料理に入れても、

しっかりと出汁が出て、身が縮みにくいという特徴があることからとても重宝されています。

 

【感想】

ホタテ、貝ごと網の上で焼いて、バターとお醤油で食べるのも美味しいですし、

私はよくブロッコリーとかエビとかを入れて、オリーブオイルとニンニクだけで、

シンプルに炒めて、塩・コショウで味付けをする・・・。

これホントに大好きなメニューなんですネ。

ぜひ皆さまも今週、ホタテを召し上がってください。

 

【今週の感想】

ホタテ、本当に美味しいですよネ。

お刺身の盛り合わせにホタテの貝柱が入っていると、

“ヤッター!”って嬉しくなるのは私だけでしょうか(笑)

その貝柱を、わさび醤油ではなく、オリーブオイル&お塩でいただくのもオススメです。

ホタテが入ったグラタンも美味しいですし、

中華料理でもホタテが入っていると、なんかリッチな気分になりますよネ。

あ~、ホタテ食べたい!

 

【お知らせ① 次週(8/17~)からのテーマ】

“公園などの池の中にあって、水が噴き出しているもの”『噴水』について。

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/