お子さんから大人の方まで、人気の食べ物のひとつ『フライドチキン』についてです。
■今週(12/15~12/19)のテーマ:『フライドチキン』
12/15(月) 『フライドチキンとは』
『フライドチキン』を辞書で調べますと、“洋風の鶏肉のから揚げ。
塩や香辛料、小麦粉を鶏肉にまぶし、油で揚げたもの“とあります。
『唐揚げ』との違いですが、唐揚げはお肉に下味を付けて、片栗粉や小麦粉を薄くまぶして揚げます。
“鶏肉に薄い衣を付けて油で揚げる”という点では、フライドチキンと唐揚げは共通しています。
大きく違うのは、フライドチキンが“お肉に下味をつけず、スパイスを加えた衣を付けて揚げる“のに対して、
唐揚げは“お肉に下味を付けてから揚げる”という点です。
またフライドチキンはその名のとおり、使うお肉は“鶏肉”ですが、
唐揚げの場合、鶏肉以外のお肉やお魚も使います。
“唐揚げ=鶏”のイメージが強いかと思いますが、厳密には『鶏の唐揚げ』なんですネ。
唐揚げの仲間に『竜田揚げ』があります。
同じ“揚げる”でも、唐揚げが小麦粉と片栗粉を使うのに対し、片栗粉だけ使うのが竜田揚げです。
昭和の時代、学校の給食のメニューに『鯨の竜田揚げ』があったように、揚げる材料は鶏肉とは限りません。
【感想】
フライドチキンも唐揚げも美味しいですよネ。
私、昔ね、鶏の竜田揚げを作ることにハマったことがあって、友達が海外から帰ってきたら竜田揚げを差し入れ。
ドラマの現場の差し入れにも、竜田揚げをたくさん揚げて持っていきました。
するとみんな一様に“何で竜田揚げ?”って、首をかしげながら食べてくれましたが、
単純に片栗粉をまぶして揚げた後のサクサク感が楽しくて、揚げたかったからです。
この頃、揚げてないなぁ~って、今思い出しました。
12/16(火) 『フライドチキンの歴史』
『フライドチキン』のルーツには諸説ありますが、
一説にはアメリカ南部で“差別”と“貧困”の中にあったアフリカ系の人たちの“ソウルフード”だといわれています。
もともとアメリカ南部では、鶏肉の料理といえば、オーブンで焼く『ローストチキン』が主流でした。
それも胸肉以外の部位は捨てていたそうです。
当時、農園の主人たちが捨てた鶏肉の残りの部位を、アフリカ系の人たちが調理して食べていたそうです。
その際、ローストチキンにするにはオーブンがなく、あったとしても調理に時間がかかることから、
代わりに考えた調理法が“油で揚げる”でした。
当時、アメリカ南部では豚を飼育する“養豚業”が盛んで、豚の脂『ラード』も豊富にあったことから、
“油で揚げること”が可能だったそうです。
また“油で揚げること”で、鶏肉の固い部位も食べることができて、さらにカロリーも高くなることから、
辛い肉体労働に苦しむアフリカ系の人たちにとっては貴重な栄養源だったそうです。
また鶏肉を揚げる際、少量の油でフライパンで揚げていて、
このスタイルを『パンフライドチキン』と呼ぶそうです。
少量の油で揚げる理由ですが、鶏肉を油にどっぷりと浸からせてしまうと、
本来の旨味が逃げてしまうんだそうですネ。
そこでパンフライにすると、鶏肉の旨味を中に閉じ込めることができるそうです。
【感想】
そんな時代に、副産物のような形で出来上がったのがフライドチキンという説が濃厚なんですネ。
フライドポテトに次いで、フライドチキンもみんな大好きですよネ。
少量の油で揚げるパンフライが良さそうですネ。
12/17(水) 『ケンタッキーフライドチキン①』
『フライドチキン』と聞いて、『ケンタッキーフライドチキン』をイメージされる方、いらっしゃるかと思います。
創業者のカーネル・サンダースさんは、日本では“カーネルおじさん”の愛称で親しまれていますが、
本名は『ハーランド・デーヴィッド・サンダース』で、『カーネル』はどこにもありません。
実は『カーネル』は名前ではなく、食文化の発展に大きく貢献した・・・ということで、
アメリカ・ケンタッキー州から与えられた名誉ある“称号”だそうです
そんなカーネルさんですが、家庭の事情で10歳の頃から働き始め、様々な職業を経験したそうです。
そして1930年、あるガソリンスタンドのオーナーを任されましたが、周囲に食事ができる場所がなく、
ドライバーの皆さんが困っていることに気づきました。
そこでガソリンスタンドの倉庫を改装し、小さなカフェをオープンします。
そのカフェはその後、レストランになりましたが、お店の人気メニューが『フライドチキン』でした。
それでもカーネルさんは、“もっと美味しいフライドチキンを作って、
お客さまを喜ばせたい!“と、日々、レシピの研究を続けました。
そして試行錯誤を重ねた結果、1940年、
11種類のハーブとスパイス、圧力鍋を使ったオリジナルチキンのレシピを編み出しました。
この時、カーネルさんは50歳でした。
【感想】
『ケンタッキーフライドチキン』のお店の前に白いスーツを着て立っていらっしゃるのが、
“カーネルおじさん”ですよネ。
ドライバーさんのためにカフェを始めたのが、始まりなんですネ。
誰かのために始めたことが、今では世界中の人を幸せにしてる・・・。
これが本当のビジネス、お仕事の真髄だと尊敬しますネ。
12/18(木) 『ケンタッキーフライドチキン②』
『ケンタッキーフライドチキン』の創業者、カーネル・サンダースさんは10年の歳月をかけて、
オリジナルチキンのレシピを完成させました。
その後、レストランの閉店など様々な苦労の末、1955年、65歳の時に、
『ケンタッキーフライドチキンコーポレーション』を創業しました。
この『ケンタッキーフライドチキン』という名前ですが、
“アメリカ南部のおもてなし料理”ということが分かるように、地名から付けたものだそうです。
日本に初めて『ケンタッキーフライドチキン』のお店がオープンしたのは1970年(昭和45年)。
場所は愛知県名古屋市です。
『ケンタッキーフライドチキン』といえば“カーネルおじさんの人物像”がシンボルですが、
実は店頭に設置したのは日本が初めてだそうです。
その理由ですが、シンボルである“赤白のストライプ”が当時はまだ一般的ではなかったために、
電気屋さんや理髪店と間違われることもあったそうなんです。
そこで“『ケンタッキーフライドチキン』というブランドを広く知ってもらおう“と、
カナダの倉庫に眠っていたカーネルさんの人物像を日本に運んで、店頭に置いたそうです。
ちなみにこの人物像ですが、“立っている”というイメージがあるかと思いますが、
店舗によっては“座っているバージョン”、その名も『おすわりカーネル』というのもあるんですネ。
【感想】
世界中のお店の前に、カーネルさんが立っているわけではないんですネ。
しかも“おすわりバージョン”も日本にある・・・。この店舗、気になりますネ。
『ケンタッキーフライドチキン』のサクサクッとした衣が美味しくて、
病みつきになる『ケンタッキーフライドチキン』。
私が初めて出会ったのは高校生の時で、衝撃的な美味しさでした。
≪参考までに・・・≫
★『おすわりカーネル』の設置店舗は下記でご確認できます。
https://www.kfc.co.jp/about_kfc/ilovekfc/colonelroom#profile
12/19(金) 『フライドチキンの豆知識』
もうすぐクリスマスですが、
“クリスマスにチキンを食べる”という文化が日本で登場したのは1970年代といわれています。
このルーツは“アメリカのクリスマス文化”で、
アメリカではクリスマスに“七面鳥のロースト”を食べるのが一般的とされています。
ところが当時、日本では七面鳥を手に入れるのが難しかったので、代わりにチキンを使うようになりました。
こうして“クリスマスにチキンを食べる”という“日本オリジナルのクリスマス文化”が誕生しました。
それが定番化したのは、日本の『ケンタッキーフライドチキン』による
クリスマスキャンペーンの影響が大きいといわれています。
このキャンペーンは1974年(昭和49年)頃からスタートし、
『クリスマスにはフライドチキン』というメッセージがテレビのCMなどで流れました。
このキャンペーンのキッカケですが、諸説あります。
その中で、お店に来た外国人の方が“日本では七面鳥が手に入らないので、
代わりにクリスマスにフライドチキンを食べます“と言ったのが始まりともいわれています。
そして、『ケンタッキークリスマス』という言葉も定着し、
1985年にはその象徴である『パーティバーレル』が発売されました。
【感想】
ドラマの撮影中にクリスマスシーズンにぶつかると、
差し入れに『ケンタッキーフライドチキン』のパーティバーレルを予約して、
みんなでクリスマスを楽しみましたネ。
“クリスマス=ケンタッキーフライドチキン”は、テッパンですよネ。
それにしても、鶏の唐揚げもフライドチキンも、どんな時でも美味しく感じる逸品ですよネ。
【今週の感想】
今週は頭の中にフライドチキンや唐揚げ、竜田揚げが次々と登場して、
その度にお腹がグ~ッと鳴っていた1週間でした(笑)
お弁当に入っていると嬉しいですし、ごはんのおかずにも、お酒のお供にもピッタリですよネ。
そしてクリスマスには、やっぱりチキン!これがあると食卓が盛り上がりますネ。
【お知らせ① 次週(12/22~)からのテーマ】
昔から生活の中で“灯り”など、大切な役割を果たしているもの『キャンドル』についてです。
【お知らせ② 番組で使用しているBGM】
◆オープニング ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ
◆エンディング ♪To Be / モントルー

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