毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之 イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも 取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

前回に引き続きイノベーターゲストは「株式会社Coogee」代表取締役鈴木ヒロユキさんです！

アジアのトレンドをいち早くキャッチ

高橋：今回も事業の話をいろいろと伺いますので宜しくお願いいたします。前回は、「ブランド運営」のお話や、「韓国ブームの分析」などをうかがいました。

望月：事業を展開する上で、韓国などのアジアもトレンドをいち早くキャッチする必要があるかと思うのですが、何か意識されていることはありますか。

鈴木：若い世代のコスメやファッションだけでなく、ビジネスのトレンドも情報を得るようにしています。韓国は、IT先進国とも言われていますよね。日本もアメリカのビジネス展開の方法を仕入れることはあるかと思うのですが、私の場合は韓国から色々と仕入れています。

望月：たしかに、アメリカをベンチマークにしている事業は多いですが、中国や韓国もビジネスモデルになります。とくにファッションやコスメ、フードは参考になるビジネスモデルが多くあるではないでしょうか。昔よりビジネスモデルが増加している印象もありますね。

鈴木：韓国はK-POPなどの例もありますが、ローカライズする手法がとても上手いです。その辺りは大変参考にしています。

日本発のブランドをつくるためには

望月：日本発のブランドつくるために必要なことは何だとお考えですか。

鈴木：弊社に所属するクリエイター宛てに、大変ありがたいことにアジア各国からPRのお仕事についてお問い合わせをいただきます。日本で考えてみると、中国や韓国のクリエイターにPRをお願いするという話はあまり聞かない印象がありまして。まずこういったところから、視野を広げていくことが大切なのかなと思います。

望月：越境EC事業でも、日本の商品は人気だと感じますが、受け身である印象も少なからずありますね。たしかに世界各国のインフルエンサーにP Rを依頼することで、可能性がさらに広がります。SNSをうまく使うことが大切ですね。

日本のクリエイターの支援と日本発のブランドをつくること

望月：今後のビジョンはどのようにお考えですか。

鈴木：大きく２つあります。韓国の方がクリエイターになりつつあるという話もありましたが、日本のクリエイターの支援も今後力を入れていきたいです。

YouTubeを例に挙げます。運営を1人でされている方もいらっしゃいますよね。しかし、撮影者や編集、サムネイルの制作など、いろいろ職種もあると思うので、そこをブランドという観点からサポートすることがまず一つのビジョンです。

もう1つは、世界に進出するような日本発のブランドをつくることです。

今すぐに日本でつくるという考えではありません。韓国といい距離感で仕事をしている現状も活かして、まずは「チームアジア」でブランドを作ろうと考えています。日韓共同で作ったブランドが世界に進出するプロジェクトを進めています。

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