#26 社長を目指すきっかけの一つは「巨人の星」!?イノベーターゲストは株式会社北の達人コーポレーション代表木下勝寿さん！

毎週金曜日の21時20分からお送りしています「望月智之イノベーターズ・クロス」

パーソナリティは、株式会社いつも取締役副社長の望月智之とホリプロアナウンス部の高橋茉奈です！

様々な分野で活躍するプロフェッショナルな方々「イノベーター(革新者)」をゲストにお迎えして、実業家でプロのマーケターでもある望月が、「その分野の未来に向けたお話」を伺う番組です！

イノベーターズクロス

先週に引き続きイノベーターゲストは株式会社北の達人コーポレーション代表木下勝寿さんです！

1968年、神戸のお生まれ。
大学在学中に学生企業を経験し、卒業後は株式会社リクルートで勤務。
その後、独立するも、事業に失敗しフリーターに。
無一文の中、必ず成功するために、どこでビジネスを行うべきかを徹底調査した結果、北海道が日本で最も可能性を秘めた土地であるという判断をし、北海道へ移住。
コネもツテも一切無い状況から事業を起こし、一代にして東証一部上場企業にまで押し上げた。

社長を目指すきっかけの一つは「巨人の星」!?

高橋：社長を目指すきっかけの一つが、アニメ「巨人の星」だったということですが、お話をお聞かせいただけますか。

木下：私たちの世代のアニメといえば「巨人の星」でした。主人公は星飛雄馬、主人公のライバルが花形満。星飛雄馬は貧しい家の子で、花形満はお金持ちの家の子です。当時、私は子供でしたので、お金持ちとそうでない子との違いは何かと考えました。そして、花形満のお父さんが社長だからお金持ちなのだと気が付いたわけです。お金持ちにとても憧れていたわけではないのですが、どうせ職業を選ぶなら、お金持ちになれる社長になりたいと小学生の頃に思ったことを覚えています。

望月：「巨人の星」を見ながら、野球よりも、主人公よりも気になったものがあったと。それが、社長という職業だったのですね！

高橋：子供の頃から、木下さんの視点は周りとは異なっていたのですね。

IQ134の社員が利益率の高い企業を生んでいる

望月：木下さんは、「IQ134の社員が利益率の高い企業を生んでいる」と仰っていました。頭の良い社員がたくさんいらっしゃるのかと思ったのですが、いかがですか？

木下：当社では、ウェブ広告を配信しています。ウェブ広告において、問題を解決するための手順や計算方法、いわゆるアルゴリズムは難解です。やり方によって成果が出たり出なかったりするですが、当社は割とうまく運用できています。当社のウェブマーケティングの部署に所属する社員を対象にIQテストを実施する機会があったのですが、その結果が、平均でIQ１３４だったというわけです。
いろいろ調べたところ、IQが高い人と、低い人は会話が合わないことが多いようですね。故にIQが高い人は、周りと話が合わなくて、困ることがあるそうです。
ならば、IQが高い人が楽しく過ごせる仲間がいる場所を作るのが良いかなと考えています。

望月：なかなか新しい視点の採用ですね！

これからビジネスを始めたいと考えている方へ

高橋：これから起業されたい、社長になりたいと考えている方へのアドバイスをお願いできますか。

木下：私たちが起業した時代は、例えば資本金が1000万円必要といったことがありました。しかし、現代はそういうルールはありません。今日からでも始めることができます。例えば、メルカリで商売を始めてみるなど、形に捉われることなく、小さなところから始めていくのが良いと思います。当社は、資本金１万円から始めています。まずは、行動して始めることです。そこで出た利益を投資して、また次の行動に移すということが大切だと考えています。