DJ KOOさんが登場。
DJになったきっかけや小室哲哉さんとの出会い、
さらにTRF加入のきっかけなどを伺うとともに、
バラエティ番組出演など、DJだけにとどまらない、
幅広い活動についても伺いました。
※ 下にスクロールしていただくと放送内容をご覧いただけます。
DJ KOO 公式ウェブサイト コチラ
インスタグラム コチラ
TRF30周年特設ページ コチラ
2月5日発売LIVE [DVD / Blu-ray]
「TRF 30th Anniversary Live at 日本武道館『past and future.』」
↓ DJ KOOさん愛用のヘッドフォン
30周年を迎えたTRF
TRFは小室哲哉さんの召集によりできたグループ。
先が全く見えないまま、小室さんが提示されるものを、
自分たちのできること、ダンサーはその振り付け、
DJだったらそのミックスをそれぞれにやってきたことの集合体だった。
30年前は、バンドで歌うというのが普通だったので、
曲が鳴ってるのに、後ろでヘッドホンで他の曲を聴いてるあいつは
何やってるんだと、散々言われた。
それくらい奇抜というか、斬新というか、新しかった。
TRFのようにダンサーとボーカルとDJがいるというユニット自体
なかなかなかった。
DJ次第で、ディスコのフロアが盛り上がる。
同じ曲をかけているが、DJによってその曲が盛り上がりもするし
普通にもなってしまう。
それは、かける順番とかかけ具合とか
そこは毎日ずっとやってきたからこそ分かるものというか、空気感。
同じことをしても全然お客さんの反応が違ったり、
その場の雰囲気が変わる。
TRFは30周年を迎え、アニバーサリーライブを日本武道館でおこなった。
そのBlu-rayを2月5日にリリース。
TRFを知っている世代の方も、
これから知っていく方も楽しめるライブになっている。
DJの世界へ
DJの見習いで入ったとき先輩方の喋りをきき、それを受け継ぎ、
あとはハワイのKKUAのカマサミ・コングというディスクジョッキーの
曲紹介の真似していた。
ディスコの時代は新宿と、六本木がメインだった。
六本木のDJは、お客さんがフロアで曲が変わったのかわからないくらい
綺麗に繋いでいくが、自分が育った新宿は「喋りの新宿」と言われていた、
「さあ、今日は〇〇さんお誕生日です!」みたいなことから
手荷物の案内まで言うようなDJだった。
もし六本木でずっとやっていたら、今みたいなスタイルではないと思う。
自分が音楽を好きになったのは、沢田研二さんがはじめで。
そしてビートルズ、ローリング・ストーンズ、やはりロックだった。
小学校でローリング・ストーンズを聞いてる人はあんまりいなかった。
でも、そのちょっと斜に構えるところがかっこいいと思っている
ロックな少年だった。
専門学校に通っているときサークルでディスコにいって、
当時のディスコはモデルの方から、
会社員の方から、学生からみんないてすごい満員になっていて、
でもDJだけは。そこで自分の居場所やポジションを持って、
盛り上げてる姿を見て、ロック少年だった自分が、
このDJっていう商売、かっこいいなと思い、DJの見習いに入った。
今思うと、ロックの持つ魂というか、ロックの音楽の持つスキルを持って
DJをやることで、ほかのDJとは違った、“盛り上げていくぜ”というような
感覚が養えたのかなと思う。
小室哲哉さんとの出会い
小室哲哉さんがTMネットワークの活動と同時に
ソロ活動をやってる中、ちょうど90年代にロンドンで、
レイヴというダンスカルチャーがあり、
それを日本に持ってこよう、「日本にダンスミュージックを」
という小室さんのプロジェクトが立ち上がり、
そこにはダンサーがいて、ボーカルがいて、あとDJも必要
というので召集された。
自分以外のダンサーやボーカルは小室さんから
オーディションなどに誘われているが、
実は自分は、小室さんから「TRFに入りなよ」と言われたことは1回もない。
自分は、イベントに誘われて、小室さんのスタジオに挨拶に行った時に、
スタジオの中の小室さんが、何か、アインシュタインみたいにみえ、
この人は、何か世界変えるのではないかと、衝撃を受けた。
で、明日もスタジオ見学に来ていいですかって言ったら、
小室さんがいいよと言ってくれて、それから押し掛け弟子みたいな感じで
ずっとそばにいた。その結果が、92年のTRFのデビューに繋がり、
そのままずっと在籍している。
タレント業について
もともと落語が大好きで、立川談志フリーク。
今でも移動中ヘッドホンから流れてくるのは談志師匠の落語。
タレントとして、バラエティ番組にたくさん出演するようになったのは
52歳の時。ちょうどTRFが20周年を迎えた時で、
個人でも色々な活動していこう、となった時に、
バラエティの世界ってどんなんだろうと思い、
見る方ではなく、やる方もやってみたいというjことで
バラエティ番組に出させていただくようになった。
最初は、自分はアーティストだから
みんながワチャワチャやってるところに、自分はいいよという感じだったが、
そのちょっと格好つけてることが格好悪いんだなと自分で発見した。
チームワークだったり、芸人さんに対するリスペクトによって、
視聴者の方が笑っていただけるようなことをそこからどんどん生み出していく
というのが垣間みれてきた時に予習をするようになった。
番組はこういう番組で、どういう方が見て、
今度共演するタレントさんはこういう方・・・など、調べてノート作った。
そのノートが何に役に立つわけでもないが、
自分的に距離を縮めていったりとか、気持ちの問題。
それをもって望むということが礼儀ではないが、バラエティへの敬意。
バラエティへの出演は楽しい。
普段なかなか経験できないことや、
いろいろ旅ロケや食レポ、そういう場所に行けるのは素敵。
自分で「ちゃんKOOお笑いLIVE」というお笑いイベントもやっている。
マルチな活動
日本盆踊り協会の特別顧問をしている。
色々と仕事で全国行く中で、その地域のお祭りや盆踊りが
減ってきてるので、何か手立てはないかという相談をされた。
それで、DJで新しい曲で振り付けもして、
ご家族連れの方もみんなで楽しめるような盆踊りやりませんか
ということで、盆踊り業界の方とタックを組んで、
やらせていただいたところそれが大当たり。
今では日本だけでなく、フランスなどいろんな地区で、
何万人規模で開催されている。
大阪芸術大学演奏学科 ポピュラー音楽コースの客員教授にも就任、
音楽の創造性と、何よりも脳を刺激することが大事かなと思い、
半分ぐらいDJをやっている。
学生の皆さんが作った楽曲をDJがやるとこうなるとか、
ダンサーを呼んでコラボをしたりという授業をおこなっている。。
自分は今63歳だが、スキルアップ、アップデートしていくためには、
学生の皆さんと、エネルギーを交換して、頑張っていける
といういうのはありがたいこと。
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