あさナビ

2025.01.24

泉房穂さんが取り組んだ やさしい町つくり

前兵庫県明石市長の泉房穂さんが登場。

政治家を志した理由や明石市長としてめざした町づくりの取り組み。

さらに初挑戦のラジオパーソナリティ

ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」についても伺いました。

 

※ 下にスクロールしていただくと放送内容をご覧いただけます。

 

ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」

毎週金曜日 夜6時から生放送 詳しくはコチラ

番組公式 X(旧Twitter)  コチラ
 
 
泉房穂さんのX(旧Twitter)    コチラ

 

夢だったラジオパーソナリティ

現在、ニッポン放送でラジオパーソナリティを務めている。

子供の頃からの夢の1つがラジオのパーソナリティだったので

夢が叶い、幸せな時間を過ごさせていただいている。

生放送はリスナーからすぐに反応がメールで届き、

すぐにそれを読んだりと、キャッチボール感があり楽しい。

自分は3つの夢をもっていた。

最大の夢は、「ふるさとの明石市を優しい町、元気な町にしたい」

ということ。

もう1つは、野球少年だったので「プロ野球の選手」

そして、もう1つはラジオが好きだったので、

将来パーソナリティの側でリスナーのお便りを読みたいと思っていた。

テレビの場合には“皆さん”という感じだが、

ラジオは1人1人の“あなた”に対して語りかけてる感じがして、

そこもとても好きである。

日々の出来事を次のラジオで話そうと思うので、とても充実感ある。

講演などで全国に行った時、そのご当地の食べ物をいただいたら、

これ美味しかったから次の番組で紹介しようとか、

そう思えるだけでも幸せ。

 

政治家を志した理由           

子供の頃に、一生懸命働いても報われるとも限らない社会とか、

弟が障害をもって生まれてきたので、思うところもあり、

優しい町にしたいと思い、政治を志していた。

しかし、そんなにすぐに政治なんかできるものでもないので、

大学を卒業し、映像を通して様々な社会の課題を伝えたいと、

NHKに入社。ディレクターとなった。

NHKを退社後、この人をぜひ政治家にと思った石井紘基氏の

お手伝いした時に、石井氏から

「君は将来政治家になると思う。でも急いでなってはいけない。

まずきちんと勉強をして、司法試験を通り、 弁護士になって、

困ってる人を本気で助けなさい。

その経験が、君が政治家なってから絶対に生きてくる」

とアドバイスもらった。

それで司法試験受けることにした。それが25~6歳の時。

司法試験に合格し、地元明石で弁護に。

結果的に、弁護士として、

いろいろな家庭の困りごとなどに関わっていたので、

それこそ政治家、特に市長の場合にはそういうことを

しっかりするのが仕事なので

それぞれの人の困り事に対して深く寄り添うことができ、

弁護士をやってて良かったと思っている。

石井氏との出会いがなかったら弁護士になっていない。

様々な方との出会いにより、導かれてきたと感じている。

 

 

やさしい町をつくる

明石市長になり、5つの無償化、明石モデルを作った。

子供たちや障害をお持ちの方や、お年を召した方や、

いろいろなご苦労されてる方に対して、

しっかりと応援する街にしたいと思った。

応援といっても気持ちだけではなくて、お金も人もいるという考えから

子供に使うお金の割合を、自分が市長である間に24倍に増やした、

それにより、いろんなことができた。

子供に寄り添う職員数も4~5倍に増やした。

市長になることはゴールではなく手段。

自分にとっての子供というのは未来そのものであり。

子供を応援する町というものは、子供や子供のいる家庭を

応援するだけでもなく、町自体の評価も高まるし、町が元気になる。

町のみんなにとってハッピーなこと。

大学時代、レポートに、「なぜ日本の国は他の国に比べ、

子供たちや教育にお金を使わないのか。比率が半分ぐらい。

それではもう未来はない。

日本もヨーロッパ並みには子供を応援すべきだ」と書いた。

せめて明石の町だけでもヨーロッパぐらいのことはしたいと思い、

ヨーロッパの国を参考にし、

実際、明石市の予算割合はヨーロッパとほぼ一緒の状況になった。

 

 

 

全国各地での講演活動

明石市長を退任降、講演のお声がけをいただき、

全国津々浦々に 行かせていただいている。

新しい街、新しい出会い、そして、ご当地のおいしい食べ物を。

現地の人に聞いて食べたりと、とても楽しい、

講演のテーマは主催者によって違う。

例えば、経営関係の方だったら発想の転換とか。

自分は市長として町を経営するという面もあったので

発想の転換などの話になる。

自分は、できないと言い訳するのではなくて、

できないと思うことも工夫してやりますというタイプなので、

一般の方の場合には、やっぱり未来は変えられるという話をよくしている。

時々高校にも行くが、そこでは期待の込めたエール。

夢があるのであれば、それに向かってできることはあるのではないか

という話をさせてもらう。

自分は子供の頃から何か困ったことがあっても、

それを違う角度で見るタイプで、何かやりたいことがあれば、

それをいかにして実現するかということに関心が強かった。

 

 

これからの夢・目標

次のチャレンジとしては、日本の国の政治を

きちんと国民の方を向いた政治に変えていきたいと思っている。

国民に優しい政治に変えていきたいと思う。

それは政治の世界という土俵にいってということではなく、

“ザ・政治家”以外も政治。

映画で言うと、映画の主演俳優もいるが、当然、監督、脚本、

照明、音声などたくさんの人がチームにはいる。

自分はどちらかと言ったら、脚本を書きたいと思っていて、

しっかりとした脚本を書き上げて、できれば総監督をやりたい。

キャスティングをして、政治家の方々とネットワークをつくって、

みんなで頑張ろうと。脚本を仕上げたいと思う。

キーワードはやはり「国民の安心、笑顔」。

政治というのは結果責任と言うが、

政治の結果というのは当選とか 政党が大きくなることではなく、

国民自身が安心感を得られて、国民1人1人が笑顔になれることが

私は政治の結果だと思い、

そこまでたどり着くような政治をしたいと思い、

自分なりに一生懸命考えながらシナリオ作成中という感じである。

最新番組ブログ
    パーソナリティ
    • 黒木瞳
      黒木瞳
    • ルチア