株式会社スナックミーCTOでco-founderの三好隼人さんが登場。
メインの事業であるおやつのサブスクサービス『snaq.me(スナックミー)』を
始めたきっかけや、お客様ひとりひとりの好みに合わせたお菓子を
どのようにしてセレクトするのかなど、
三好さんたちが提供するおやつで社会をよくしていく、「新しいおやつ体験」について伺いました。
スナックミー ホームページ コチラ
『snaq.me』について
「CTO」は最高技術責任者 、「co-founder」は共同創業者という意味。
スナックミーは、「おやつ」という体験を提供している会社。
特におやつなど製造業に関わってはいなかった3人で創業
メインの事業はおやつのサブスクサービス。
毎月、一人一人に合わせた様々なおやつが8種類入って届く。
ひとつひとつは食べきりサイズになっていて、
食べ過ぎず、ちょうどよく食べて頂けると思っている。
2016年にサービスを開始。
2022年には累計会員数15万人を突破。
最初に「おやつ診断」をして、
10種類ほどの様々なおやつを食べたい、食べたくないなど興味を確認。
さらに原材料の好き嫌い登録をし、
それをもとに過去のデーターと照らし合わせて
8種類のおやつを提供する。
自分以外の共同創業者の2人にお子さんがいて、
食べさせたいおやつがなかったところからこの事業をはじめた。
特に代表の思いが強く、
子どもが生まれたタイミングで原材料に強い関心をもち、
いろいろ調べていくうちにスナックミーをスタート。
「スナックミー」の由来
おやつは常時100種類ほどある。
毎月のように新商品を出していて、もうすぐ8年経つところで
累計で2000~3000種類のおやつを作っている。
ナックミーのモットーは
「新しおやつ体験を想像し、おやつの時間の価値を高める」
「おやつ」は“八ツ時”という言葉が由来。
“八ツ時”は時間のことを指しているので「おやつ」を時間ととらえ、
一方、お菓子はものにあたる。
「おやつ」はものを食べる時間、体験込みで言うようにしている。
会社の名前は、最初からおやつをメインにしていたので、
スナックという言葉を付けた方がわかりやすいということで
スナックミーと命名。
サブスクしたいという人は、スナックミーのホームページから。
また、現在、オフラインとして某コンビニで購入できる。
東京の清澄白河に店舗もある。
食べることに後先考える機会を減らし、おやつそのものを楽しんでもらいたい。
これを食べたら次のご飯が・・・ということを考えず、
スナックミーのおやつを食べることを大事にできるものを提供したい。
おやつとテクノロジー
『snaq.me』のBOXには、
ナチュラルな素材にこだわったお菓子が入っている。
送る間隔は、選べる。毎週届けている人もいる。
ひとりひとりに合わせたおやつを選んでいる。
最初は「おやつ診断」がベース。
評価をできるようになっているので、
そのデーターを利用しておやつを選んでいる。
「おやつ診断」は、いろいろなジャンルのおやつが10個ほどでてくる
そこに対して食べたいか食べたくないかをタップしてもらう。
まず30種類ほどおやつの提案がでてくる。
興味があるものをリクエストしてもらったり、
原材料の好き嫌いで判断している
一人一人に合わせたお菓子の提供は
自分の中では、一つのコース料理を提供するような
イメージをもっている。
BOXの中でいろいろ表現することができると思っている。
『snaq.me』の1BOXの値段は送料込みで2210円。
ポスト投函できるサイズになっている、
企業経営について
起業することには大学生のころから興味はあった。
今の代表と大学生のころから知り合いで
一緒にやりたいという思いは当初からあった。
おやつのサブスクについては、
イギリスの企業で同じようなことをやっていたので、
少しアイディアや日本ならではで、どう展開できるかなど参考にした。
会社を維持し、成長させるために
1次情報であるユーザーの声をしっかり聞くことを大事にしている。
どちらかと言えば批判的な意見よりは肯定的な意見を重視している。
熱量が高い方が、何に対して興味をもって利用してくれているかを
しっかり聞き、そこを磨くことで伝わっていなかった方にも
伝えていけると考えている。
良いところをのばしていく。
満足度が高い人でも、何かしら、
こうしてほしいということがあると思うので、
その解決法を考えていっている、
ご意見をいただくために、
電話インタビューや直接お宅に伺うということもしている。
オフライン展開とこれから
直営店舗もオープンするなど、
オフラインでもおやつを楽しめる取り組みを進めている。
オフラインではこれまで年に2回ほどイベントをやっていたが、
できなくなってしまった
ナチュラルローソンなどで展開する中で、
自分の好きなものを買えるという新しい体験を提供できるということで
自社で店舗をかまえるということもやっている。
8種類のおやつの出荷の仕組みとして「音声ピッキング」を開発。
ユーザーに届けたいものがひとりひとりバラバラ。
音声を通じて案内をして、ピッキングをする。
紙の伝票をみるのではなく、
音声で「何番をとってください」ということを8個いう。
いかに効率的に多くの方に届けるということで
音声ピッキングがフィットした。
人生を少しでも楽しいものにするのに「おやつ」は大事なもの。
心を少し豊かにするという力が大きいと思う。
食べること自体が楽しみであることが大切。
今後は、より多くの人にスナックミーを手に取ってもらえる機会を
増やしたい。
おやつの定期便だけだとちょっとハードルが高い。
ちょっと興味あって食べてみたいという機会を増やしていきたい。
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