妖怪ウォッチなど多くの振り付けを担当。
振付師でタレントのラッキィ池田さんと、
振付師の彩木エリさんご夫婦が登場。
振付の創作の現場の話はもちろん、
ラッキー池田さんがダンスに目覚めたきっかけや
子ども番組での振付に込められた思い、
さらに頭に乗せた象のジョウロの謎・・・
昆虫将棋の発案など、たっぷり伺いました。
イカキック HP コチラ
昆虫将棋 詳しくはコチラ
(ラッキー池田さん登場の動画あります!)
黒木瞳さんとの出会い
いろんなジャンルの振り付けをしている。
黒木瞳さんとは20年近く、舞台やCMで一緒に仕事をしている。
ミュージカル「mama loves MANBO」からの付き合い。
これはフラを取り入れたミュージカルで、
自分はフラ以外のタンスの部分を担当していたが、
フラの先生の、いかにもフラダンスというような振り付けを
経験のない人も踊れるように、舞台用にアレンジしてほしいと
お願いされ、このときの黒木さんの無茶ぶりから、
黒木さんのイメージが変わった。
カオスな人だなあと思った。
その後も、時代劇でタップを踊れない人と
下駄のタップを舞台でやりたい、など、結構無茶ぶりがあった。
今年は朗読劇なのにダンスをとり入れるというオファーも。
黒木さんからの発注は燃える。
大喜利のようにこのお題がきましたか!とそのお題に燃える、
ドキドキする。
子ども向けの振付
アニメ「妖怪ウォッチ」の振付なども担当。
子供向けの振り付けのときは、
特にEテレの「いないいないばあっ!」は、0歳児向けなので
「地球に生まれてきてありがとう。この星は面白いよ。
君たちの未来は全方向広がっているんだよ。
楽しさを、愛情をこめて、何をやってもいいんだよ。」
という思いを持っている。
0歳児は振り付けは覚えないし、自由に遊ぶ。でもそれでいい。
そこで一生懸命に遊んだ子供は、遊んで楽しんだ記憶があるので、
大人になっても楽しいことを選択するように。
楽しいエネルギーが沸いてくれるようになればいい。
辛いことがあっても、それを違うエネルギーに変えて、
楽しくなってくれるといいと思う。
子どもは全然違うことに興味をもつ。
セットに興味を持って踊らない子もいる。
でもそれが面白い。大人になるとルールがある。
ルールを壊すことがエンタメの中では面白い。
発想をしても、どのように実行に移していくか。
ひとつは信じるエネルギー。まずやってみようということが大事。
“君だけが感じたことが大事”ということを伝えている。
ダンスとの出会い
<ラッキー池田さん>
大学に入り、体育会系のバレー部に入った。
ある時、中学の同級生に「ディスコ」に連れて行ってもらった。
そのような社交場は全く知らず、初めてだった。
みんな踊っていたが、自分は踊りがわからず、
屈伸運動しかできなかった。
このような世界があるんだとカルチャーショックを受けた。
その日から毎日一人でディスコに通い、朝までステップを習った。
ダンスが上手い人の足元だけをみてステップを盗んだ。
踊りに魅了され、これこそが新しい青春文化だと一気に目覚めた。
ダンスで人生を切り開きたいと思った。
<彩木エリさん>
器械体操出身。
子どものころテレビでピンクレディが大好きで振りを覚えて、
兄弟でピンクレディごっこをしていた。
踊るのが大好きで、兄弟も多かったので。
子どものころから踊りを考えて親戚の前で発表したりしていた。
器械体操をやっていたが、
踊りの部分ではちょっと人より点数を稼げていた。
踊りが上手になるコツはない。何回も練習すること。
振付師ラッキー池田
夫婦喧嘩はプライベートな喧嘩はないが、
振付を2人で作る時、作品を作る上で、
喧嘩というより会議のような、
エネルギーをもってのぶつかり合いはよくある。
最終的に思いが強い方が勝つ。でも反対意見は大事。
何もないところに人が集まってつくっていく。
これは、この上ない幸せ。
振付は裏方の仕事。振付をもっと世の中に広めたいと思った。
ビートたけしさんの番組などに出るようになって、
まわりが芸人さんばかりの中、目立ってみようと考え、
ゾウのジョウロをかぶるようになった。
タレントとして出ているときは、振付師ラッキィ池田の広報、
宣伝マンだと思っている。
どう思われてもいいのでとにかく宣伝しようと思った。
自分の後からも個性的な振付師の方がでてきたが
芯はきちんとしていないと踊りは踊れない。
“振付師・ラッキィ池田”はゾウのジョウロはかぶらない。
振付の現場では寡黙。
全体を観ながら、次の展開に備えている。
閃いた昆虫将棋
「昆虫将棋」というのを作った。
ワクワクするものを作りたかった。
藤井聡太さんがものすごいことをやっているというというが、
何がおこなわれているのか、どこがすごいのかわからない。
そこに1ミリでも近づきたいと思った。
早稲田大学の将棋部に「将棋をつくりたい」連絡したところ
面白い将棋を考えたい、子供たちの将棋の入門になるものを考えたいと、
話にのってくれた。
そこでできたのが「昆虫将棋」。
動物将棋はあったが、昆虫将棋はなかったので「昆虫」に。
動ける方向も駒に書いてあるなど、
やり方は解説をみるとすぐわかるようになっている。
大学生のアイディアで盤に効力を持たせている。
真ん中に草が書かれていて、バッタが草を食べると
動きが2倍になるなど、ちょっとしたギミックを考えた。
「昆虫将棋」は面白く、大人も夢中になる。
「昆虫将棋」のパッケージには、ラッキィ池田の名前はでていないが、
発想は自分。ルールは早稲田大学将棋部がつくった。
ヒラメキは何十個、何百個もでてくる。その中に宝石がある。
ずっと何かを考えている人にヒラメキが降りてくる。
将棋は思考力が強くなると思うので、
子供の頃からやるのはいいことだと思う。
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