野草愛好家で自然観察指導員 のん さんが登場。
365日野草生活しているという のんさんの
“野草生活”とはどのようなものなのか、
さらに、野草にはまったきっかけや野草の魅力などを伺いました。
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↑ オオイヌノフグリ
↑ カキドオシ
↑ シロツメクサ
↑ タンポポ
↑ ハコベ
「365日野草生活」
365日野草生活をしている。
多摩川を中心に野草の観察をしている。
野草の種をとってきて栽培をしたり、野草茶の監修もしている。
玄関を1歩出るとそこに植物は生えている。
歩いているだけでいろいろな植物が生えているのがわかる。
それを365日観察してきて、今はそれが生活になっている
ルーペを使用したり、図鑑をみて、何の植物なのか見極める。
普通に川べりを歩いているだけで、1時間に100種類ぐらいは
見つかり、それをひとつひとつ調べる。
最初の頃は、野草のロールプレイングゲームのように
10cmずつ調べながら前に進んでいった。
会社員だったので、毎日昼休みに土手に行き、
おにぎり片手に10cmづつ観察するという生活を続けていた。
土日もやるようになって2年経ち、365日野草生活をしていると気が付いた。
視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚の五感を使って観察する。
視覚で見る植物で考えると、今の季節では、
スカイブルーの美しい花が咲く「オオイヌノフグリ」という植物がある。
“春の妖精”といわれている花。
青い小さい花で春の妖精に会ったような気分になる。
野草にはまったきっかけ
野草にはまったのは、ウサギと一緒に暮らし始めたのがきっかけ。
飼育書を読むと、ウサギは野草が好きと書かれていたので、
ウサギにおいしい野草を食べさせたいと思った。
また、災害時、物流が止まった時にペットの餌が手に入らなくなるので、
リスク管理のために野草を覚えた方がいいと思った。
飼育書にウサギが食べると書いてあった
タンポポやクローバーを探そうと図鑑を購入。
その翌日には図鑑片手に出かけて行った。
ウサギの専門誌の野草特集ページの監修をするようにもなった。
今は野草が生業になっている。
ウサギには基本的に牧草を与えていて、
野草は1日一掴み程度、し好品として与える程度。
牧草も普通に野外に生えていることがわかり、
それを採取してウサギに与えると、
生牧草と喜んで食べている。
野草の魅力
野草は普通に食べている。
9年前から毎日野草料理を作っていたら、
夫から「たまにはキャベツが食べたい。野草だけだと離婚してしまうかも」
といわれ、急いでキャベツを買ってきて、事なきをえたこともある。
野草には、食べて健康になるということよりは、
園芸療法という形で、土に触れることで、五感が刺激され、
リラックス効果もある。
ストレスフルな生活が毎日昼休みに土に触れることで
癒しになったのではないかと思う。
食べてはいけない毒草も多いので、
図鑑を読んで毒草を覚えた。
ウサギに毒にならないものを与えたかったので、
一番最初に毒草を覚えるようにしていた。
図鑑や論文を読んでどれだけの毒があるのかを勉強した。
一生かかっても覚えきれないほどの植物があるので、
まだまだ野草生活はおわらない。
野草のお仕事
多摩川の土手で種などをとって自分で栽培。
なるべく植物の環境を荒らさないよう、変えないようにしている。
日々野草の観察を続けている。
自然観察会を主催したり、野草グッズの監修をするなど、
野草が仕事になった。
野草が仕事になるとは全く想像していなかった。
「自然観察会」の主催もしている。
従来型の観察会は、場所やテーマが決まっていたが、
今は、お客様の希望にこたえる形で少人数で行っている。
十人十色でいろいろな観察会がある。
たとえば、ラーメンが好きな方が、
ラーメンの具になる野草さがしをする。
また、六本木で働いている方が8分ほどの通勤経路にある
植物を知りたいという依頼があり、一緒に観察をしたところ、
通勤経路の中に60種類くらいの植物があり、
毎日楽しんでいるという方もいた。
今は、講演会の仕事の他、テレビの出演、
サバイバル番組の監修などもしている。
「野草の環境問題」
アップルミントはあちこちに生えているが外来種で厄介な植物。
繁殖力が強く、広がってしまうと駆除できないことから
「アップルミントテロ」と呼ばれたりもしている。
都市開発の影響で絶滅してしまっている植物も多い。
近年、帰化植物の影響で、
在来種が生えづらくなってしまっているという問題もある。
帰化植物は、あれ果てた場所や、
アスファルトの隙間にも生えるので
都市型の野草として楽しめるが、
害があると困るものになってしまう。
世界の植物は20万種から30万種あると言われている。
自分が観察したことある植物は、
まだ1000種から2000種ぐらい。
まだまだみていない植物がたくさんあるので、
日々観察し続けても飽きることがない。
自分の半径1メートルの自然を見ることでいろいろなことが見えてくる。
植物の種類を見分けるには、葉にギザギザがあるかないか、
葉の付き方など、ひとつひとつみていき、図鑑と合わせる。
きちんと観察をすることが大切。

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