「イモトのWiFi」で知られるモバイル通信サービスや
テレビCMでも話題の「にしたんクリニック」をはじめとする
メディカル支援事業など、幅広い事業を展開している
エクスコムグローバル株式会社 代表取締役社長の西村誠司さんが登場
売上98%ダウンから会社をV字回復させた必勝術を伺いました。
エクスコムグローバル株式会社 詳しくは、 コチラ
にしたんクリニック 詳しくは、 コチラ
イモトのWiFi 詳しくは、 コチラ
西村誠司さんの著書
『最強知名度のつくり方 売上98%減からのV字逆転を実現した必勝術』(KADOKAWA)
「イモトのWiFi」と「にしたんクリニック」
「イモトのWiFi」のネーミングを打ち出した時に
芸能界の方は未来永久的に活躍するかわからない。
名前をつけるのはリスクがあると、会社のみんなから反対された。
海外に行くときに自分の携帯電話をローミングで使うのではなく、
「イモトのWiFi」を空港で借りて使うということを
当たり前の文化に築き上げたことが自分の功績。
「イモトのWiFi」に限らず、何かをやるときに、これだったらこれ!
という刷り込みをおこなうのが自分の仕事の中心だと思う。
「にしたんクリニック」のインパクトのあるCM。
子供でも分かるひらがな4文字だけを連呼している。
3~5歳の子供は忖度しない。素直なリアクションをする。
だから自分がクリエイティブをつくる時には、子供が純粋にCMをみたときに、
いいリアクションをするものは何かと考える。
もともと「にしたんクリニック」は2019年に美容クリニックとしてスタート。
その後2020年にコロナ禍で「イモトのWiFi」の売上がダウン。
そのとき、PCR検査ができるところがどこもない、どこかできないかと
繰り返し聞かれ、医療機関でもあり、
そんなにニーズがあるなら自分でやってみようと
にしたんクリニックでのPCR検査事業を思いついた。
2020年の7月20日に思いつき、8月24日からスタートさせた。。
メディカル支援事業に進出~にしたんクリニック
新しく始めた不妊治療の仕事に今、力をいれている。
2010年から11年間アメリカで生活。
自分たち夫婦はアメリカで不妊治療の門をたたいた。
アメリカでは体外受精の受精卵の着床前診断が標準でおこなわれていた。
自分たちは1回の受精卵を子宮に戻すことで妊娠し、
子供を授かることができた。
一方、日本にいた弟は長く不妊治療していたが、子供ができずにいた。
弟のような人が多くいると思った。
そこで今の日本の現状を変えたいと思い、
アメリカで標準で行われている、不妊治療の体制を日本に広めたいと思い、
昨年、日本にもどり、
メディカル支援サービス「不妊治療専門にしたんARTクリニック」をたちあげた。
不妊治療をして、やっと妊娠したのに、
流産してしまうということも多くあり、これは一番つらいことと思う。
体と心の負担が大きく、また、次の治療のタイミングに移るまで時間がかかる
このようなことをなんとかしてなくしたいと思い、この事業をおこなっている。
不妊治療のクリニックの多くが夜6時や夜7時までだが、
患者さんたちのために自分たちが荷物をしょっていかなくてはいけないと
現場に人たちに話をし、診療時間を夜10時までにしたり、
駅から直結にいける立地にするなどいろいろ整えている。
ベルギーのサッカーチームのスポンサーに
ベルギーのサッカーチームのプラチナスポンサーを
今年の3月からはじめ、
現在、チームのマーケティングアドバイザーをやっている。
スポーツ系のスポンサーをやろうと思っていたということもあったが、
たまたま出会った方が強力なバックアップをしてくれる人を
探しているということで、勢いでスポンサーを引き受けた。
ブリュッセルから1時間ほどいったシント=トロイデンという町がホームで、
7月に開幕戦があり、初めて現地のスタジアムにいった。
その時、2、3日続けてフレンチやイタリアンを食べていたら、
日本食が恋しくなり、とても苦しんだ。
この経験から帰国後シント=トロイデンの街にラーメン店を出そうと思った。
チームの日本人選手も日々日本食を食べるのに苦労しているので
喜ぶのではないかと思った。
また、日本国内でチームが集まる場がないということで、
渋谷の宇田川町にチーム公式のレストランバーをオープンさせた。
つくりあげるまでのプロセスも楽しい。箱を開けてみるとどうなるか、
失敗もあるが、それも含めて面白い。
事業以外でも今までやったことがない試みは全方位で興味があるので
やってみたい。そこに商売としての採算は考えない。
その原動力は好奇心。
知名度の作り方
21歳のときに「ケインとアベル」を読み、衝撃を受けた。
ふつうは年齢を重ね、経験があってから独立しようと考えるが、
わずか10歳の子供でも行動力があれば商売ができるということが
とても衝撃的だった。
年を重ねなくても踏み出せばいいんだという感覚をもった。
創意工夫と行動力と熱意があれば商売はなりたつ。
1000通のDMをだすと3つぐらいは反応があると
自分は切手や押印で目立つようにDMを出していた。
起業した当初はお金がないので、
お金をかけずにどうやって印象を相手に残すかということを考えていた。
お金も経験もないが頭を使うのはお金がかからないと、
たとえば河原の石に書く、忍者風の巻物にする、あぶり出しなど。
いろいろなアイディアを考えた。
若手のアイドルがオーナー企業の社長のところに
いきなり飛び込み営業をしたら面白いのではと思った。
普通では考えられないが絵があったら面白いと思った。
ベルギーのサッカーチームも胸にひらがなで「にしたん」と書かれている。
ベルギーで試合していているので、誰もわからない。
何の広告の特にならないがその絵がみたかった。
西村さんの仕事の流儀
『最強知名度のつくり方 売上98%減からのV字逆転を実現した必勝術』
(KADOKAWA)は、マーティング戦略についてかかわれた著書。
自分にはゼロからスタートしたという経験がある。
スタート当初の自分の創意工夫や、
マーケティング以外も経営的な哲学や
人生を生きていく上のヒントもちりばめている。
人のために汗をかき、役にたち、世の中をよくしていく
ということがどんな事業でもベースになる価値観だと思う。
そこを一緒に働く仲間と共有しながら力を注いでいきたい。
2020年コロナでピンチになった時より
創業して5年くらいのときのほうがよっぽどきつかった。
始めたころはお金も実績も信用もなかった。
若い時に自分の夢と情熱と思いでチャレンジし、積もっていたものが
2020年のPCR検査でブレイクするマグマのように
たまっていたのではないかと思う。
今夢を持って頑張っている人は、なにひとつ無駄にならないので、
くじけず、明るさをもってチャレンジし、踏み出す勇気をもってほしいと思う。
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