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2022.05.06

歌手の野口五郎さんが語る、イップスからの復活について

歌手の野口五郎さんが登場。

5月13日にリリースする岩崎宏美さんとのコラボレーションアルバム

『Eternal Voices』についての話、イップスからの復活についての話、

ご自身の気になっていることまでたっぷりと伺いました。

 

GORO-NET | 野口五郎公式サイト コチラ

 

野口五郎・岩崎宏美

初のコラボレーションアルバム

「Eternal Voices」

2022年5月13日(金)発売!

野口五郎・岩崎宏美によるデュエットソングアルバム
洋楽・邦楽カバー等を含む全10曲

詳しくは、コチラ

 

 

2022年7月1日(金) 開催

野口五郎・岩崎宏美

2022プレミアムオーケストラコンサート ~Eternal Voices~ 

東京国際フォーラム ホールA (東京) 

開場 17:00/開演 18:00

詳しくは、コチラ

 

デビューからの50年

2021年に岩崎宏美さんとコンサートツアーをおこなった。

代表作あり、新しくリリースされた曲もあり、

大人の会話ありというコンサート。

デビューして50年、お互い昔から知っていたが、普段話すこともなかった。

月日が流れ、共有するものが一緒だったのだなあと感じた。

トークは、何を話すか、事前に決めているわけでわけではなかったが、

お互いの性格がでてしまったかと思う。

自分はトークと歌のギャップがあると言われる。

自己分析すると、もともと自分はオタク。

楽器をやるなど一つのことに執着するオタク気質なところがある。

そのような人間は、オタク気質を隠したいので。冗談を言う。

照れ隠しで言っていたジョークがだんだんと表にでていく。

自分の場合はその度合いが大きかった。

5月13日に岩崎宏美さんとのコラボレーションアルバム

『Eternal Voices』をリリース。

二人でどんな曲にしようか話をしていて、世界の良い歌といわれるものを

お互い、少しずつ歌っていこうことになった。

 

 

アルバム『Eternal Voices』       

5月13日に岩崎宏美さんとのコラボレーションアルバム『Eternal Voices』を

リリース。

世界の名曲を歌おうということになったが、日本の曲も入っている。

ギターやドラムを自分がいれて、アレンジャーに送るというような

交換をしながらという形でアレンジをつくっていった。

新しい試みでこれが面白かった。

昨年に続き、今年も岩崎宏美さんとコンサートをおこなう。

東名阪だけで終わる予定が、もっとやってみたらというお話をいただき、

大人にも元気を与えることができればやってみようかということになった。

ハーモニーに関しては、自分はキーが高い、

女性が高いところにいって男性が低いところにいくのが通常だが、

同じ音域でいくのもおもしろいかと思った。

「テイクアウトライブ」というシステムを導入。

これはデビューしたころから考えていた。

歌手の最終的な砦はコンサートだと思っていたので、

そこを大事にしたいとずっと思っていた。

デジタルになったときにコンテンツがどのように動くか、いろいろ考えたとき、

後から何回もいろいろな形でコンテンツがおくられてきたら楽しいだろうと考えた。

時代が進化していると、テイクアウトライブそのものも進化していく。

それをみているのが今は楽しい。

 

 

イップスとの戦い

25歳くらいからイップスで悩んでいた。

「あ」という声が出なかった。

当時1週間に50本ほどの歌番組があった時代。

自分の間合いで歌えない。それでも歌わなければいけない。

それに対する拒否反応がどこかにあったのだと思う。

イップスの間は必至だった。

自宅で声を出しすぎて本番で声がでないくらい練習したりなど

いろいろな方法を試した。辛かった。

30歳で「レ・ミゼラブル」の舞台の初演の時に、

3か月ほどで倒れてしまった。

ポジティブとネガティブを人間は必ず共有している。

何かの時にそれが極端にでてきてしまったりする。

自分は仕事をしていても危険なところにどんどん入っていってしまうタイプ。

その時もその先が見たくなり、どんどんのめり込んでしまった。

人生、今がよければ幸せ。いろいろな経験をしながら、

乗り越えたかなあと思えている自分が今、幸せ。

今のために歌ってきたと思えるところがある

 

 

5非可聴音

非可聴音と可聴音というものがあり、

音楽と20ヘルツ以下の非可聴音を一緒にすることで、

認知症や、認知症予備群への効果や、

若い人へ集中力への効果についての新しい論文も発表されている。

そのようなことを自分も想像しして仮説もたくさんたてていた。

非可聴音は聞こえていないが、人に影響を与えている。

テクノロジーの変化によってだんだん聞こえない音を切ってしまっている。

これは人間にとってストレスのたまる音かもしれない。

もしかして非可聴音を揺らすことで聞こえてくる音の倍音が変わってきて、

人にとって心地よい、体に良い音に変化していくのではないか。

このような仮説をたてていたところ、

実証実験でエビデンスがとれていっているので自分で驚いている。

 

 

今後の活動

岩崎宏美さんとのコラボレーションアルバム「Eternal Voices」を発表

そして、岩崎宏美さんとのコンサートツアーがスタート。

2020年のコンサートがコロナ禍で中止になったことを考えると、

歌えることがあたりまえのことではないことを感じた。

声については、人間なので。加齢によって劣化していくとは思う。

自分の体がどのように変化していくか考えながら、

声帯はそれに同調しないようにしている

声帯の周りの筋肉が緩んでくると、

エッジをきかせて話したりしてしまう。

なので、あえてそのように話さないように、

普段から発声を気を付けている。

 

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