あさナビ

  • TOP
  • ブログ一覧
  • 発明家 道脇裕さんに聞く! 「絶対に緩まないネジ」発明で困りご...
2021.11.05

発明家 道脇裕さんに聞く! 「絶対に緩まないネジ」発明で困りごとを解決する

株式会社ネジロウ 代表取締役社長で発明家

道脇裕さん登場。

代表的な発明である「絶対に緩まないネジ」がどうやってできたのか?

そして、道脇さんの発明の原点や、

発明に必要な考え方などをたっぷりと伺いました。

株式会社 ネジロウ 詳しくはコチラ

 

「絶対に緩まないネジ」 

株式会社ネジロウは社会や企業の困りごとを解決する発明をしていく。

その代表的な発明が「絶対にゆるまないネジ」

自分で運転していた車のタイヤのネジが緩んで走行中にとれる

という事故にあい、ネジが本当に緩むということを体験した。

これを解決する案はないかと、そのときはちらっと思っただけだった。

しかし、後日知り合いから、

「緩まないネジって不可能、実現できないんだよね」といわれ、

不可能と証明されているのか?証明されていないだろうと思った。

不可能を証明するのは非常に難かしい。

しかし、反証として、緩まないネジを実現できることを示せば

ひとつの証明になる ということで、ではそれを考えようと、

そこから数秒で考えついたのが「絶対に緩まないナジ」。

これが1996年のこと。

そのまま頭の中に置きっぱなしになっていた。

2007年頃に周りの人が世の中に出さないと意味がないと言われ、

2009年に会社を立ち上げ、そこから開発を始めた。

 

「発明の源泉」    

現在開発をすすめている空気中のウイルスを一瞬で不活化するための装置が

新型コロナウイルス対策装置「Dr.AiR/ドクターエアー」。

北里研究所との共同研究の形で何度も検証を重ね、効果を実証。

自分は、10歳の時に学校を休学。

小学校1年のとき、1週間で全科目を自分で学び終わってしまった。

2年生、3年生になってもそれは変わらず、

おかしい、自分にはあわないと感じた。

当時の日本は詰込み型の偏差値教育。

それまではアメリカを手本としてアメリカがやっていることをこなせば、

日本も経済成長ができて豊かになれるという前提でやってきたが、

この先、同じやり方で同じ結果がでるのか?豊かになれるのか?と思った。

経済は30年がひとつのサイクルと考えていて、

30年後自分たちが大人になってときに、

その頃の社会は、今の延長上にはないだろう、手本になる国もないだろう。

何が問題なのかわからないものを課題として見出し、

それを解決しながら、新しい価値を提供したり、

問題解決していくことが必要になるが、

インプット型の学習だけで、それができるのかと10歳で考え、休学。

物理学者の母の研究室で、いろいろな研究をするなどしていた。

 

湧き出るアイディアと必需品      

10歳で休学。母の研究室で研究をしたり、漁師やとび職を経験し、

10代後半で やはり勉強しなくてはいけないという思いにかられ。

大検を受け、アメリカの大学に。

しかし、これなら自分だけでできそうだと思い、5日で大学をやめた。

そして、20代は自宅に籠って、ずっと数学、特に素数の研究をしていた。

脳の活性化のためにかかさず飲んでいるのがレモンディー。

これは、脳には糖分が必要ということ。

そして、研究のために時間がとりたいので、起きていたい。

すると睡眠時間が少なくなり眠くなるので、カフェインを大量にとりたい。

さらに、大量に飲むのにすっきりしたものがいい。

また、自分は汗かきで水分補給が欠かせない。

ということで、1日10本500mlのペットボトルのレモンティーを飲んでいる。

自分の頭の中にはたくさんのアイディアがある。

1時間に1個ぐらいはアイディアが浮かぶ。

解決するべき課題と自分が認識した場合は、

それを解決するために。1時間に数十個でも数百個でもアウトプットする。

 

困りごとを発明で解決する       

「高速道路の騒音を消す防音壁」を発明。

天井部分に音を消す装置をとりつけ、

下を走っている車の騒音を消すというもの。

実際に首都高で使われている。

東日本大震災から1週間以内にこれから起こることを予測し、

対策案として数十種類の発明をした。

まず放射線を見えるようにしようと見えるものを発明

次に見えた放射線を防ごうと防具を発明

そして、除染の方法を発明

さらに、取り除いたものの最終処分方法の発明

と、当時大きく4種類の発明をした。

その中の「防ぐ」という部分の発明が放射線を90%ブロックする水の壁

「放射線防護壁:アクアバリア」。

透明な容器に水をいれたものを使って作られた壁。

透明にしているのには、こだわりがある。

当時、子供たちを守りたいという思いから、

通学路の除染しているエリアとしていないエリアをこれで区切ろうと考えた。

鉄やコンクリートの壁だと日差しも遮られ、

門から出た先に車などがきても見えないと事故が起こりやすいのではと思い、

透明な壁にした。

あらゆる放射線をそれなりにブロックすることができる水をベースにした壁で、

試作品を作り、性能も検証されているが、残念ながら実用化されていない

 

「物事は肯定的に批判せよ」   

座右の銘は「物事は肯定的に批判せよ」。

これは10代から自分に言い聞かせている言葉。

ここでいう「批判」には否定的な意味はない。

批評的に判断する、分析的に考えましょう。ということ。

新しいものを考えたり、何かを解決しようとするとき、

最初から「そんなものは実現できるわけない」、「間違っている」

と言い始めると、そこで終わってしまう。

できないということを前提にすると絶対にできない。

まず、肯定的に入る。

すると、おのずと、もしかしたら実現できるかもという気落ちになり、

そこからいろいろなアイディアがでてくる。

そして、こうやったらどうだろうということをずっと続けると、解決できる。

物事は肯定から入ることが大切だが、肯定するだけというのもだめ。

分析的に考える=批判するということが必要。

肯定的な立場に立って、客観的に眺めながら、何が正しくて、何が違うのか

そういう視点で物事をみれば、前に進んでいける。

これは人間関係も同じ。

他人のアイディアを否定すると人間関係も崩れてしまう。

肯定から入れば、潤滑剤になり、前に進める。

最新番組ブログ
radikoタイムフリーで聴く
    パーソナリティ
    • 黒木瞳
      黒木瞳