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2021.10.08

俳優の村井良大さ語る『甘くない話~ノン・ドサージュ~』

俳優の村井良大さん登場。

役者という仕事との出会いとミュージカルへの取り組み方

そして、主演をつとめる

黒木瞳企画演出の舞台『甘くない話~ノン・ドサージュ~』について

見どころや役どころについてなど伺いました。

プロフィール コチラ

Twitter  コチラ 

『甘くない話~ノン・ドサージュ~』

黒木瞳初演出!村井良大主演の笑って泣ける、

謎解きヒューマンエンターテインメント!

11月3日(水)~7日(日)  東京・日経ホール

11月13日(土) 大阪・松下IMPホール

詳しくは コチラ

チケットについて コチラ

 

 

『甘くない話~ノン・ドサージュ~』との出会い   

黒木さんとは10年ほど前のミュージカル『私のダーリン』での共演。

そして、11月3日から黒木瞳さん企画演出の舞台

『甘くない話~ノン・ドサージュ~』に主演。

以前共演した時に「性格のいい子」と黒木さんが言ってくれたが、

台本を読んで、今回の役がそういう雰囲気に近いと感じたので、

それで、この舞台によんでもらえたのかなあと思った。

自分が今までやってきたことがない役。

演出側としては今まで見たことがない村井良大を見せたいと。

この舞台は、甘くない世界・時代だけれど、ホントはみんなやさしいという

メッセージをこめた脚本になっている。

 

俳優になろうと思ったきっかけ    

俳優になろうと思ったのは、高校3年生、18歳の時。

下校途中の門をくぐった後に、ふと、俳優って楽しそうだなあと思った。

高校で友人と進路について話していた時に、進学、就職などの道がある中、

自分はどれも違うなあ・・・とぼんやり思っていた。

それまでずっとドラマや舞台を観てたということではなかったが、

ふと、降りてきたように、お芝居って楽しそうだと思い、

その楽しそうという魅力にひかれて、俳優になろうと思った。

卒業の少し前、オーディション用紙の入った雑誌を買い、

いろんな事務所に送り、一次審査が通ったところに面接に行き、合格。

事務所に入った。

踊りは高校時代にダンス部入ってやっていたが。歌はやってこなかった。

音楽にふれてこなかった人生なので、いろんな音楽を聴いたり、

ボイストレーナーの指導を受け、少しずつやっている。

ミュージカルでは歌がすごくうまければいいということではなく

お芝居が根底にあってでてくるものだと思っている。

お芝居を大事にしていきたい。

 

 

「ノン・ドサージュ」の意味と舞台の見どころ 

舞台のタイトル『甘くない話~ノン・ドサージュ~』の

“ノン・ドサージュ”とは、砂糖を足していないシャンパンのこと。

甘くないということでこの副題がついている。

一人の女性が1年前に亡くなった。

これが事故なのか殺人なのか。

謎解きだけの話ではなく、一人一人のキャラクター、

人間がどんなバックグラウンドで生きてきたのかが描かれていく。

この台本を読んだ時、キャラクターひとりひとりの音がきこえてきた。

こういう人なんだということが伝わってきて、

すごい勢いで読むことができた。

軽妙でノリがいい部分がたくさんあり、

じっくり考えなくても導いてくれるような台本だと感じた。

一人一人が愛らしくてほっこりするキャラクター。

 

 

『甘くない話~ノン・ドサージュ~』の脚本について 

今回のように役者を生業としているの方が演出を担当する舞台は

あまり経験したことがなく、

役者が役者に駄目出しすることほど怖いことはないと思う。

すんなり受け入れるために

こちらもビルドアップしていないといけないと思う。

『甘くない話』の脚本は描き下ろし、オリジナル台本。

黒木さんが共同脚本の一人、西田氏に企画書を持って行って、

「デビッド・リンチがかつて手掛けた ツインピークスのような始まりで、

謎解きして笑って泣く」と話したところから脚本づくりが始まった。

『ツインピークス』のような一人の女性の死から始まるが、

『甘くない話』は、ただの謎解きでなく、ひとりひとりのキャラクターが輝く舞台。

コメディシーンも多い。読んでいてもクスっとする。

立体化した時、役者が実際に演じた時にどんな感じになるのかと思った脚本。

 

 

舞台『甘くない話~ノン・ドサージュ~』の初日に向けて      

今回の舞台の振付はラッキィ池田さん。

多くの場面はシリアス、どちらかと言えば緊迫している場合が多いので、

明るい雰囲気のラッキィ池田さんが、緊迫感のあるものにするのか

それとも逆に面白い感じにして、みている側もクスっと笑えるような

雰囲気にするのか、どんな振付をするのか楽しみ。

この舞台は、コメディ作品で、初日、観客が笑ってくれた時に

初めて完成すると思っている。

千秋楽まで、楽しく、この舞台見に来てよかったと思ってもらえるような

舞台にしたい。

この楽しい稽古場の雰囲気、空気感もお客様に届けたい。

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