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2021.05.14

NPO法人「ジャーダック」、代表理事の渡辺貴一に聞くさんヘアドネーションの活動

NPO法人「ジャーダック」、代表理事の渡辺貴一さん登場。

髪に悩みを抱える子どもたちに医療用ウィッグを無償提供する

ヘアドネーションという活動について、

また、活動を始めたきっかけや利用者からの声

活動を通して見えてきた社会の課題について伺いました。

 

 

Japan Hair Donation & Charity(通称:JHD&C,ジャーダック)

詳しい活動については コチラ

Instagram コチラ

 

NPO法人JHD&C(ジャーダック)初の監修本『31cm

詳しくは コチラ     中身の映像です→ コチラ

 

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは寄付された髪の毛から作ったウィッグを

脱毛症や乏毛症、小児がんの治療など、

何らかの事情で髪に悩みを抱える子どもたちに提供する活動のこと。

自身は日本初のカラーリストとしてニューヨークで活動し、

帰国後、2009年に日本初のヘアドネーション団体

NPO法人「ジャパンヘアドネーション&チャリティー」

通称、JHD&C(ジャーダック)を設立した。

当時、日本ではヘアドネーションの取組は

ほとんど知られてなかったこともあり、

他の美容室との差別化計りたいという背景もあった。

現在、「JHD&C(ジャーダック)」ではフルウィッグの作成が基本のため、

寄付できる髪の毛の長さを「31cm」以上と規定している。

 

 

NPO法人「JHD&C(ジャーダック)」の活動

今年の6月に「JHD&C(ジャーダック)」初の監修本『31cm』を出版。

髪の毛を提供する人「ドナー」や、ウィッグを受け取る人「レシビエント」など、

ヘアドネーションに関わる多くの人々の思いを伝える

インタビュー形式の書籍となっている。

一つのウィッグを製作するためには50人から100人

の髪の毛が必要で、「仕分け→トリートメント処理→

メジャーメント→製作→カット」と様々な工程が必要となってくる。

製作にかかる時間は少なくとも2年ほどで、

時間も手間もかかる人毛100%のウィッグを作るのはとても大変。

耐久性など、品質面でのメリットももちろん大きいが、

何よりドナーの気持ちの集大成である髪の毛を

100%活かしたいという思いがその背景には隠れている。

 

 

ドナーについて

髪の毛を提供する「ドナー」の多くは女性だが、

最近では寄付の4割が10代で、長期休みに入るとさらに増加する。

今年で設立12年を迎えた「JHD&C(ジャーダック)」、

立ち上げ当初はほとんどドナーもいない状態だったが、

俳優の柴咲コウさんが寄付してくれた事が

大きな話題となり、幅広く支持されるようになった。

賛同する美容師もとても増加した。またヘアドネーションを

するために特定の美容室に行く必要はなく、

最初は自分の慣れている美容師に相談することを

推奨している。例えば、女性が長い髪を切った時

「あれ、もしかしてヘアドネーションしたの?」と言われる事

も増えてきて、少しずつ認知されてきた事にとても嬉しく感じている。

 

 

ウィッグを作らないでも良い社会へ・・・

ヘアドネーションとはあくまでウィッグを作るための「手段」であり、

最終的には「必ずしもウィッグを必要としない社会」になる事を願っている。

ウィッグはあくまでファッションの延長であり、

「誰かの目を気にしてウィッグをつける」ということは

ウィッグを作る側からしてみると本意ではない。

そのためには何より、髪に影響が出てしまう病気について

多くの人に理解して欲しい。

またウィッグユーザーにとって居心地が良い社会は

様々な人にとっても居心地の良い社会になると信じていて、

ヘアドネーションという活動を通して、

もう一歩先の意識づくりのきっかけになればと考えている。

 

 

ヘアドネーションから見えた社会の問題点

ヘアドネーションが認知されてきた今だからこそ

その先にある社会の課題を意識して欲しいと考えている。

現在、海外からの賛同者もとても多く、

男性の寄付も数年前に比べると、100倍ほどに増加している。

今の社会は“髪は女の命”や”女らしさ、男らしさ”といった

固定概念の様なものにとらわれすぎている。

ヘアドネーションの活動を通して自身も多くのことを気付かされた。

そして、「JHD&C(ジャーダック)」では支援したいという気持ちがあるが、

「なかなか髪を伸ばすのは難しい」という支援者向けに、

「髪を切らないヘアドネーション」という形で、シャンプーを販売している。

購入するだけで、商品代金の一部が「JHD&C(ジャーダック)」に

寄付され支援に繋がるシステムになっている。

寄付や支援の先に何があるのか、まずは多くの人に知ってもらう事が

自分達の役割だと考えている。

 

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