元プロボクサーで俳優の赤井英和さん、佳子さん夫婦が登場。
2022年には「いい夫婦の日 パートナーオブ・ザ・イヤー」を受賞するなど
おしどり夫婦と知られるお二人の出逢いや夫婦円満の秘訣、
佳子さんが英和さんの生態を赤裸々につぶやいた話題のTwitterや
著書『赤井図鑑』について伺いました。
赤井佳子さんの著書『赤井図鑑』(扶桑社) コチラ
二人の出会い
最近は夫婦で一緒に出演することが増えた。
英和さんはテレビでは豪快なイメージを持たれるが、
家では本当に無口でおとなしい。
打ち合わせでも「最近面白いことありましたか?」と聞かれると、
「別に…」で終わってしまう。そこで佳子さんが
「この前こんなことあったじゃん」と話し始めると、
「じゃあ奥さんもどうぞ」となって、自然と二人で出るようになった。
佳子さんは事務所の社長でもあり、今では仕事も家庭もずっと一緒。
結婚して30年以上。英和さんが思う夫婦円満の秘訣は、
「ごめんなさい」と「ありがとう」を言うスピード。
ただ、謝るのが早すぎて「何に謝ってるかわからない」
と佳子さんに怒られることもある。
二人の出会いは、英和さんが俳優として活動していた頃。
東京での撮影でホテルに滞在していて、
知人との飲み会に佳子さんが来たのが最初。
佳子さんの一目惚れだった。
実は知人と佳子さんがホテルの部屋に赤井さんを迎えに行った時、
ノックしても応答がないので、ホテルの人にドアを開けてもらうと、
英和さんが真っ暗な部屋の中、裸で仁王立ちしていた、
それが初対面。かなり衝撃的な出会いだった。
佳子さんのつぶやき
佳子さんは英和さんの日々の行動をXに載せていて、
「赤井図鑑」(扶桑社BOOKS)という本にもなっている。
Xで英和さんの日常を投稿し始めたのは本当に偶然。
隣の家で鳴いていた鳥の動画を投稿したところ、
すぐに「ゲラ」という鳥だと教えてもらい、すごい」と思った。
ただ、子どもたちから「他人が映るのはダメ」と教わり、
それなら英和さんだけなら問題ないと考えた。
そこから、家でちょっと腹が立った時に秀和さんを写真を撮って、
一言添えて投稿するようになった。
英和さんは、生物として見ると不思議。
嘘をつくと鼻が膨らんで戻らないとか、
迷惑かけないように、道は端っこを歩くとか。
毎朝1時間足湯をしていて、夏は汗だくで氷水を飲みながら
日よけに新聞紙を貼ってテレビを見ていたりとかしている。
Xで何かを主張したいわけではなく、「こういう生態です」という説明。
だから本のタイトルも『赤井図鑑』。
佳子さんの語る赤井英和さん
佳子さんから見る英和さんは、とても純粋で、
本当の気持ちを敏感に感じ取る人。
本当に愛情を持って接していないと、
まるで植物や小動物みたいに、どんどん元気がなくなっていく。
声も小さくなる。だからこそ、表面的なことはいらない、
ちゃんと心から向き合わないといけない人なんだと思っている。
そんな英和さんのすごいところは、
誰に対しても分け隔てなく接するところ。
子どもにもお年寄りにも同じで、それを自然にできる純粋さがある。
佳子さんは一目惚れして追いかけるように結婚したが、
今は、佳子さんにとって「好き」というより、
守っていかなくてはいけない存在になっている。
仕事が滞りなく進むよう支えることも含めて、
自分の役目だと思っている。
喧嘩はしない。
英和さんが大切にしているのは
「ごめんなさいのスピード」。
怒られそうな空気を感じたら、ドアを開けた瞬間に
土下座して謝ることもある。
許してもらえるまで、とにかく謝り続けること。
子育てについて
子どもは娘と息子二人の三人で、もうみんな独立している。
子育てを振り返ると、英和さんは仕事が忙しく、
家にいないことが多かったので、
佳子さんは年子の子どもたちを育てるのに毎日必死だった。
長男は「ボクシングだけは絶対やらない」と言っていたのに、
アメリカの大学に通っていた20歳のとき、
突然「ボクシングをやりたい」と電話してきた。
英和さんは嬉しくてたまらず、まだやってない、
やりたいって思ってるという段階なのに
新聞記者に息子がボクシングをするようになったと話してしまい、
「デビュー!リオ五輪目指す!」と大きく報道されてしまった。
佳子さんからはボクシングすることを言ったら、ダメと言われていて、
佳子さんは「息子がやっと自分の夢を口にできたのに」と激怒。
英和さんは喜んでもらえると思って新聞を持ち帰ったのに怒られ、
びっくりして泣いて、涙が止まらず、一晩中泣いた。
今、長男はプロボクサーであり映画監督としても活動中。
娘はイギリスで舞台芸術を学び、次男はハリウッドで俳優をしている。
将来について細かく口出しはしなかったけれど、
子どもたちは、英和さんが人生を全力で楽しむ姿を見て、
「大人って楽しそうだ」と感じ、自分の道を見つけていったのだと思っている。
赤井さん夫婦のこれから
去年は大阪の「西成区制100周年記念アンバサダー」に就任。
西成は英和さんが生まれ育った特別な街で、
今帰っても気さくに声をかけてもらえる、人情味のある場所。
交通安全や検診のアナウンスをしたり、
地域イベントで配るカードを手書きしたりと、
地元のためにできることを楽しみながら続けている。
また、15歳でボクシング部に入って以来、合宿など
ずっと縁が続いている徳島県南部では、
「みなみ阿波観光大使」も務めている。
子どもたち三人も独立し、これからの人生については
実はあまり決めていない。
佳子さんは家計を全部任されているので、
現実的には色々考えなきゃと思っているが、
英和さんは「今」を大切にする人。遠い未来のことは考えない。
「佳子さんの優しさ」「英和さんの声が大きいところ」が
今も変わらない、相手の好きなところ。

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