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2021.03.26

日本ハッカー協会代表理事の杉浦隆幸さんに聞くハッカーの実態とサイバー犯罪のケースと対策

一般社団法人・日本ハッカー協会代表理事の杉浦隆幸さん登場。

ハッカーとは何なのか、サイバー犯罪のケースやその対策、

身近にあるメールアドレスのパスワード管理は大丈夫か

ネット社会での防衛策、そしてハッカー協会の役割について伺いました。

 

一般社団法人 日本ハッカー協会 コチラ

 

ハッカーとは

ハッカーというと悪いイメージが強いが、

元々はハッカーとはネットワークに関する深い知識を持ち、

様々な技術的問題を解決する人々。

その知識を悪く使う人も良く使う人もいるのが現状。

ハッカーの仕事は様々あるが、

知識がないと、法に触れてしまう可能性が高い。

そんなハッカーの適性がある人材を然るべき企業に紹介したり、

優秀なハッカーが悪い方向へ行かないようにハッカー協会で手助けしている。

 

自分の身は自分で守る

フリーのWi-Fiなどを利用すると、利用者の情報が外に

流れてしまう・・・などという話もあるが、現在はそこまで脆弱ではない。

フリーWi-Fiなど、外部のWi-Fiでは

メールアドレスなど個人情報を利用するような使い方は極力避けたほうが良い。

たかが、メールアドレスとはいえ、サイバー犯罪者はその情報を

売買に使用することができ、残念ながら想像よりもお金になる事が多い。

サイバー犯罪の対策方法は意外と簡単なものが多い。

各ページのパスワードをそれぞれ変える事はとても大切だが、

スマートフォンなどの端末はバージョンの新しい状態に保つことが大切になってくる。

 

身に覚えのないメール

悪事を働くハッカーが行うハッキングやサイバー攻撃、

世界ではプロとして、そうした行為をするハッカーがいる。

身近なところでいうと、ネット通販サイトなどで、

パスワードなどを何らかの形で抜き取られることも多い。

例えば、身に覚えのない迷惑メールなどは、

必ずどこからかメールアドレスが流出している、ということを理解してほしい。

例えば、いきなりメールでお金の催促などが来るパターン、

実際に払ってしまう人がいるという現状があり、

ネット社会の現代では一生付き合っていかないといけない課題になっている。

 

 

ランサムウェア

世界のサイバー犯罪では、様々な集団が存在する。

特に脅威となっているのが、「ランサムウェア」という

ソフトを利用したサイバー犯罪で、

簡単にいうとPCの中のファイルを暗号化するもので、

この影響でシステムが使用できなくなったり、

暗号化を戻すために身代金を要求するなどの

事件も起きている。

何より事前対策が大切で、サイバー犯罪の後にできることは、

何とか相手を特定する事だが、実際国外に犯罪者がいる事が多く、

事後に取り締まることはとても難しい。可能であれば、

ウイルス対策ソフトなども、節約せずに取り入れてほしい。

多くの人がまさか自分に被害がくるとは思っていない。

 

 

安心できないネット社会

サイバー犯罪は残念ながら、今後も増えていくと予想される。

特に昨今は、どんな犯罪行為でも裏にはサイバー犯罪が

一緒に動いている事が多い。それに対してホワイトハットハッカー

いわゆる正義のハッカーが出来ることは、

いろいろなシステムの脆弱性や穴を、犯罪者より先に見つけること、

何よりも事前の対策がサイバー犯罪には一番大切になってくる。

日本ハッカー協会は、ハッキングに興味のある人や有識者、

セキュリティに興味のある人を強く支援している。

犯罪に走るよりも、スキルを活かしてきちんとした仕事に就ける

より良い待遇で知識を生かせる場所を増やすよう尽力している。

 

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