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2020.04.03

「ニッポン手仕事図鑑」の編集長、大牧圭吾さんに聞く魅力溢れる職人さん

ニッポンの職人たちの技と思いを伝える動画メディア、

「ニッポン手仕事図鑑」の編集長、大牧圭吾さん登場。

現代だからこそ見直すべき、ニッポンの職人の素晴らしさ、

これからの活動、地方創生について伺いました。

HP  コチラ

Youtubeチャンネル  コチラ

ツイッター コチラ

 

土地と伝統と職人

「ニッポン手仕事図鑑」はニッポンの職人たちの技と思いを伝える

動画配信メディアで、西陣織などの

伝統工芸の職人から、煎餅や線香花火など

多岐にわたる生産者をフォーカスしている。

「ニッポン手仕事図鑑」を始めたきっかけは、

それぞれの地域の 文化・風習を発信していきたい、

という思いから着想を得た。

地域の産業や特産物・名産品は、

暮らしている人々の誇りなので、

それらをなんとか衰退させたくないと思っている。

日本が好きで、自身に子供が生まれた時、

その思いが一層強くなり子供の世代にも

この思いを受け継ぎたいと強く感じた。

 

 

「ニッポン手仕事図鑑」

最初の3年間は全てを自費で動画配信を行っていた。

とにかく、「ニッポン手仕事図鑑」を広めるため、

自ら地方に足を運び、オファーをして動画をアップしていた。

その甲斐あって、現在では、生産者や、地方から

オファーをもらえるようになり、

動画のコメントには海外からのリアクションも増えてきている。

自身の母も神棚の職人で、40歳をすぎてから、

神棚を作り始めたという話を聞き、年を重ねてからの

新しい職業の選び方を提案していきたいという思いもある。

職人から職人を紹介してもらったり、

地方の方に直接聞いて回ったり、インターネットなど

様々な方法でまだ世に知られていない職人をリサーチしている。

 

 

印象深い職人たち

特に印象に残っている、職人は、

木曽漆器という伝統工芸品の女性の職人。

その方に教わった言葉で、ずっと大切にしている言葉がある。

「作り手も後継者だが、伝え手・使い手も後継者だ」

この言葉を常に念頭に置いている。

伝統工芸とはいえ、日用品は使ってもらって初めて

効果を発揮する。大切にたくさん使って貰える事が、

職人にとっても一番嬉しい事で、また、

多くの人が使うことによって工芸品は後世に受け継がれていく。

他には、一番最初に撮影した活版印刷の職人、

その職人に、工芸品へのこだわりや、魂を教わったと思っていて、

1本目の動画があったからこそ、ここまで続ける事が出来たと考えている。

 

 

学生と職人の架け橋に

多くの職人の方と出会う事で、大きな問題になっているのが

後継者の問題。どこの産地も後継者が潤沢なわけではない。

実は、現在日本には多くの職人を育てる専門学校や

大学の学部などが、70校以上も存在する。

そんな中、学生と産地を結ぶ事があまり上手く

機能していない。学校側も日本各地の産地を探すことは難しく、

かたや職人サイドも、情報発信を得意としていない。

その架け橋に、なれればと思っていて、

学生を産地に連れて行く、インターンツアーなども何度も

企画していて、毎回多くの応募があるが、そのうちの数名

しか産地に連れて行くことはできない。

物作りを志す、学生達を多いが、現状その多くは

違う職種についてしまうケースが多い。

 

 

これからの活動

若いクリエイターを育成するために、

「ニッポン物作りフィルムアワード」というものを開催している。

動画のコンペティションの大会で

「ニッポン手仕事図鑑」を立ち上げて3年目となり、

少しずつ知名度が上がってきたと共に、

もっと多くの職人を紹介していきたいという思いが強くなった。

同時に、多くのカメラマンから動画の撮影をしたいという

問い合わせが殺到し、何か出来る事はないかと思い

「ニッポン物作りフィルムアワード」をスタートした。

昨年のコンペのグランプリは、タイ人のカメラマン。

この「ニッポン物作りフィルムアワード」を通して、

紹介する産地や職人はもちろん、そのカメラマンも

世に出て行く、手伝いを「ニッポン手仕事図鑑」で

担う事が出来ればと思っている。

 

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