あさナビ

2019.01.18

高橋万太郎が語る醤油の世界!

「職人醤油」代表の、高橋万太郎さん登場。

全国各地、400か所以上の醤油の蔵元に訪れたという、

醤油のスペシャリストに、知っているようで知らない

醤油の世界についてお聞きしました。

醤油職人こだわる人の醤油専門サイト について詳しくは コチラ

商品については、コチラ

銀座のお店についは コチラ

 

 

 

1月14日(月) 醤油のセレクトショップ

日本各地、400箇所の醤油の蔵元に足を運び、

自身が選び抜いた醤油を少量で販売している「職人醤油」。

日本には現在、およそ1200軒もの醤油メーカーがあり、

地域によって様々な特徴がある。

熟成発酵させるため、微生物や環境に

大きく仕上がりが左右される。

醤油の1番の魅力は、

同じ種類の醤油でも、蔵元毎に個性が出る事。

環境だけでなく、作り手の性格によっても、

醤油の味も変化すると考えている。

 

 

1月15日(火) 醤油の味くらべ

実際の「職人醤油」の店舗さながらに、

白醤油、薄口醤油、濃口醤油、再仕込み醤油、

たまり醤油、という5種類の醤油の味くらべを行った。

濃口醤油と呼ばれるものが、一般の家庭でも多く

使用されているもので、味くらべの際の基準となる。

薄口醤油と白醤油は色味が薄く、

風味や香りが弱い代わりに塩分が強いので

素材の良さを生かしたまま、

味付けしたい時に使う事が多い。

再仕込み醤油とたまり醤油は、

お刺身などに使用するだけでなく、

お肉や照り焼きなどの味付けにも適している。

 

 

1月16日(水) 「職人醤油」を始めたきっかけ

大学卒業後は、精密機器メーカーの

営業マンとして3年間勤務し、退職、

数ヶ月旅をしている時に、とあるきっかけで

伝統的な物を商材として扱いたいと考え、

中でも賞味期限などのリスクも低く、

当時、安価商品が主流だった、醤油に目をつけた。

それ以来、全国の醤油の蔵元に足を運び、

世に出回っていない美味しい醤油に出会い

もっと多くの方に味わってもらえるように

少量で販売する今のスタイルにたどり着いた。

 

 

1月17日(木) 「職人醤油」の軌跡

現在、群馬県の前橋本店だけでなく、

ネット販売や、松屋銀座店にも支店を設け、

多くの利用者から満足の声を貰っている。

日本には1200軒もの醤油メーカーがあり、

その3分の1の400軒には足を運んでいる。

「職人醤油」では、90種類の醤油を販売していて、

様々なシーンに合う醤油の提案を行っているが、

最初は8種類からのスタートで、100mlという

少量の販売には、多くの蔵元が、抵抗が強く

なかなか販売させてもらえない事も多く苦労した。

 

1月18日(金) 醤油業界、そして今後の目標

醤油業界も少しずつ変化していて、

老舗同士は、互いに協力して作ったりする事は

難しい状態だったが、

今の若い作り手達の中では、

醤油の熟成・発酵に使用するための

木桶を共同制作する、プロジェクトが動いている。

「職人醤油」はビジネスとしてだけでなく、

いろんな地域の職人と出会い、

人として多くのことを学ぶ事が出来た。

今後も美味しい醤油の蔵元と

お客さんの架け橋になるべく尽力していきたい。

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