この夏に訪れた釧路の街。歩いているとカモメの鳴き声が絶えず聞こえてきました。「曇り空の北の街でカモメの鳴き声かぁ」と私は当初、自治体がサービスで街頭のスピーカーから流しているのだと思い込んでいました。
しかしこれはとんでもない勘違いで、上空を見上げるとカモメが鳴きながら舞飛んでいる姿が見えるではないですか。
なんと情緒的な光景かと旅情気分に浸ってしまいました。
このような話を番組でしたところ「それはカモメではなくウミネコではないでしょうか」とメールが届きました。
そこで調べてみるとカモメは夏の間はユーラシア大陸で繁殖をして冬に日本にわたって来て越冬するとありました。
一方でウミネコは一年中日本にいる留鳥であることも判明。
またオオセグロカモメも釧路に留鳥しているとも。
で、結局なんの鳥?ということなのですが、鳴き声をYouTubeで聴き比べるとまぁウミネコのような気もするしオオセグロカモメのような気もするし・・・
ちなみにこれもメールで、北原ミレイさんが歌う「石狩挽歌」の出だしの「ゴメが鳴いたら♪」のゴメはウミネコのことだと教えてもらいました。
作詞のなかにし礼さんが小樽で暮らした幼少期、なかにし礼さんの兄がニシン漁で失敗し借金を抱えた経験をもとに書いた詞だそうです。
等々のことからあれはウミネコだったいうことにしようと思います。
さてこれを書いているのは26日金曜日の早朝です。
今日は15時から「あの素晴しい歌をもう一度コンサート2025」が開催されます。
2018年から始まりましたから、長いお付き合いとなりました。
司会ではあるのですがステージの袖で皆さんのパフォーマンスを拝見することが楽しみです。
中学や高校時代にラジオから流れてきたりレコードを買って聞きまくっていた曲をまじかで観ることができて、なおかつお話もできてしまうなんて相当に感慨深いものがあります。
あの頃の自分に「君はねぇ、この曲を歌っている人と知り合いになって、なおかつ曲紹介なんかもすることになるんだよ」と教えてやりたいものです。
まぁ覇気のない表情で「はぁ・・・」というだけなんでしょうが。
では東京国際フォーラムに行ってきま~す。

2025.12.05
小椋佳さんは超優秀な銀行マンでしたぁ
恒例の様々な電気的な設備を点検をするニッポン放送全館停電も無事に今年も終了いたしました。 日曜日の夜中から月曜日の明け方までに行われる大切な作業であります。 もちろん...

2025.11.28
久保さんのこと
「あさぼらけ」が始まった2016年の春に始まったのが乃木坂46新内眞衣さんの「ANN0」でした。 構成作家が古い付き合いの石川氏であったり、今私が所属している(株)ミッ...

2025.11.21
「笑福亭鶴瓶 2025落語会」in浅草公会堂
数年前までは「赤坂ACTシアター」で開催されていた秋の「笑福亭鶴瓶 落語会」ですが、 「ハリーポッター」の舞台がACTシアターで行われるようになってからは、 ここでは...

2025.11.14
仲代達矢さんと小椋佳さんのこと
今年の2月に仲代達矢さんにインタビューをして下さいと言われた際には、本当にお断りしようと思いました。 広くもないラジオのスタジオであのぎょろりとした眼光鋭いまなざしで見...

2025.11.07
放送作家藤井青銅さんのこと
1970年代の後半から80年代にかけてはぐーたら大学生で酒を飲んだり見様見真似でラジオドラマを作ったりで、ラジオ自体をあまり聴いていなかったと記憶しています。 しかしな...