有楽町に毎日のように通い始めて40年が経とうとしていますが、いつも何となく見上げたり眺めたりしてしまうのは有楽町駅近辺のレンガ造りの高架橋です。

あえてモノクロで写すと一瞬いつの時代かと思いますが、やはり味があります。
その高架の上を山手線や京浜東北線が日夜行き来していますが、このレンガの高架橋が完成したのは明治43年の事です。
明治5年「汽笛一声新橋を♪」で始まった日本の鉄道の歴史ですが、その後東海道線は新橋を、東北線は上野駅をそれぞれ始点として発達しましたが新橋と上野間は鉄道空白になってしまった期間が結構ありました。
その空白を線路で結び、真ん中あたりに東京の玄関口になるような世界に誇れる停車場を(後の東京駅ですね)作るべしとなったのはよいのですが、用地の買収や地盤が軟弱な個所の工事など乗り越えるべき課題は多かったそうです。
ちなみに地盤を固めるために膨大な量の山形県産の松の木を人力で打ち込んだことを「ブラタモリ」で紹介していたと記憶しています。
以来路線が増えるたびに銀座方面に高架を増設していき、最後は有楽町駅の周りにあった寿司屋横丁を取り壊して新幹線の鉄製の高架橋を作りました。
ですからガードの下をくぐると明治43年の煉瓦アーチ式高架橋から始まった新幹線までの増設の歴史を見上げることが出来ます(見上げている酔狂な人はほとんどいませんが…)
9月10日にその100年の歴史を持つ煉瓦アーチ高架橋の下に「日比谷OKUROJI」という巨大な商業施設がオープンしました。
JR山手線、京浜東北線、東海道線、東海道新幹線が走る有楽町駅と新橋駅の間のガード下に49店舗の飲食、物販の店が軒を連ねています。

オープンの日に訪ねてみましたが、いつの間にガード下にこのような巨大な施設を!と驚きましたねぇ。
まぁ個人的には明治43年の煉瓦アーチがうまく組み込まれているか所でやはり足が止まりましたが…

夜に飲みに行くのはすっかりご無沙汰ですが、落ち着いたところでふらりと訪れてみたいものです。

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