リスナーのみなさんから届いた「はたらく」についてのお悩みにお答えしているこの番組。今回は人生の大先輩、66歳の男性から届いた若手のみなさんへのアドバイスを紹介しました。

“我慢も大事”、人生の大先輩からのこのメッセージ込められた意味とは？

上原： 横浜市、（ラジオネーム） 浜のブルーさん、66歳 男性の方からのメール

「皆さんの仕事に関するお便り、特に若い方の仕事の話を聞いていて、時代は変わったなぁと感じています。私はとある出版流通の会社に定年まで勤めました。愛社精神もありましたが、今のような転職をするという発想がなかったということもあります。一つの会社で定年まで勤めあげるというのがあたりまえという時代でしたからね。皆様からの悩みを聞いていると、仕事の悩みも多様化しているなと感じているのですが、私のような年齢から言えることは“我慢も大事”ということです。長く続けることで同じ仕事でも新たな発見があったり、自分でも予期せぬ部署に異動して仕事をしたり… 老婆心ながら、若い方の参考になったらと思いメールしました。上原さん、偉そうにすみません。」

上原：「いえいえ！実際に人生の大先輩ですので。これからもビジバシアドバイスいただけたらと思います。これは番組でもよく取り上げておりますが、40代～60代の世代と今の20代を比べると、仕事に対する考え方が大きく変わっています。私の世代も、学校を卒業したら1つの会社で一生働き出世を目指していく、という考え方が主流でした。同期の仲間を見渡しても、当時、新卒で入った会社に所属し続けて頑張っているという人の方が多いです。今の20代からするとビックリするかと思います。」

上原：「今回、浜のブルーさんからもアドバイスいただきましたが、“我慢も大事”。“我慢”と聞くとネガティブな方向に捉えてしまうかもしれませんが、そもそも仕事というのはいろんな方との関りがありますし、できる人ほど難易度の高い仕事にチャレンジしていくものですから、我慢せざるを得ない環境というのは逆に恵まれているかもしれないですよね。安易に「嫌だ」「人間関係が悪い」「つまらない」と言って、短期的な視点だけで辞めてしまわないように！ということを、若い方々にアドバイスしたいなと思います。

上原：「辞めるのは悪い事ではないですが、早く辞めてしまうと“辞め癖”がついてしまいうリスクがあります。これはまさに僕がそうだったのですが（笑）私は最初に入った会社を2年で辞めました。新卒で入る会社というのは親にも相談しますし、いろんなことを決意して入社しますけれども、その分、仕事のイロハも分からぬうちに辞めてしまうと次の会社、その次の会社で、また嫌な部分や自分に足りない部分というのが見えてきてしまいます。そこで辞め癖がつかない様に一定の我慢はしつつ、我慢しすぎは体調にも影響が出てきますので、うまく切り替えながら仕事をしていただけたらなと思います。大先輩の浜のブルーさん、アドバイスありがとうございました！」

9時～16時の時短勤務、仕事にやりがいが見いだせない… そんな時は仕事以外にも目を向けて！

その他にも、千葉県柏市、（ラジオネーム） ひまわりさん、36歳　からの相談は・・・

―9時から16時までの時短勤務で残業よりも子育てを優先。二人目も考えている中、仕事を“金を稼ぐための経済活動”とみなしてしまい、やりがいがなかなか生み出しにくい―

果たして彼女の相談メールに対して上原隆からの応援メッセージはなんだったのか！？

続きは下記のradikoで視聴いただけます！
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20181126203000
※2018年12月2日 23:59まで

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