今回は、メールやチャットなどオンラインコミュニケーションで、年上の先輩と話がすれ違ってしまい悩んでいる、20代女性のお悩みを紹介しました。

オンラインコミュニケーションになると、途端にお役所的に…どうしたらよい？という相談

上原： 東京都、（ラジオネーム） ポトリアンさん、28歳 女性の方です。

（メール）「上原さん、こんばんは。仕事仲間とのコミュニケーションで悩んでいます。IT系の仕事ということもあり、20〜30代の女性が仕事仲間の8割なのですが、1人だけ50代の方がいらっしゃいます。

この方は元々相当優秀なマネージャーだったのですが、セカンドライフを求めて早期退職し、技術を身につけて別業界からIT系に転職されました。

その心意気やお姿にとても勇気をもらい、一緒に仕事をしていきたいと思っているのですが、ひとつ悩みなのが、コミュニケーションの食い違いです。オフラインで、対面でお話するととても気さくで話しやすくてエネルギッシュな方なのですが、メールやチャットなどオンラインでのやり取りになると、途端にお役所的に固くなってしまい、お人柄の良さが見えなくなってしまいます。

加えて、細かなニュアンスが読み取れず支障がでています。IT系で、オフィスで仕事をせず、オンラインでのやり取りがメインの会社のため、オンラインコミュニケーションが上手くいかないとなかなか活躍が難しいのが正直なところ。私としてはこの方にぜひ活躍してほしいのです。

コミュニケーションスタイルを変えるように、特に自分の親世代の方に勧めるのはなかなかむずかしいのですが、どう彼女にアドバイスしたら良いと思いますか?よろしくお願いします！」

上原：「今ネットやオンラインの情報が非常に増える中で、仕事でのコミュニケーションが激変しているのが、ここ5年～10年の大きな特徴です。これによっていい部分としては、メールで仕事が完結するので在宅勤務やリモートワークなど、新しい働き方が生まれてきた一面があります。こういうオンラインコミュニケーションツールのおかげで、ワーキングマザーの方々も会社に出社せずに仕事ができる！という利点があり、新しい働き方の文化になってきています。

一生懸命文面を書いたのに、返事はそれだけ？そんな時はきちんと相手に「そう受け止めたか」を伝えよう！

上原：「ただオンラインになると、どうしても殺伐としたコミュニケーションになりがちと言いますか…そういう相談をよく受けます。例えばコチラ。

「いろいろな業務をするにあたり、メンバーが非常に悩んでいる。こういう状態が起きている、こういうことに彼は今悩んでいる。と細かく詳しく説明しました。そうすると上司から「了解」っと、、ひとこと。」

上原：以上かよ！っと言いたくなったそうです（笑）たくさん伝えたいことがあり、一生懸命に心情を伝えたのに「了解」「分かった」などだけメールの返信が届くと… 送っている側からすると「コミュニケーションを分断されている、切られている」、「本当に読んでくれたのか？」という気持ちになり、不安になるかもしれませんね。状況によっては怒りを感じることもあります。一方で送った側からしてみると、一通一通のメールに対してそんなに細かく返信している場合ではなく、「分かったんだから“分かった”でいいじゃないか」という考えもあるわけですね。顔が見えない部分がありますので、その時の心情をちゃんと読み取れているかということをきちんと伝えてあげないと、せっかく一緒に仕事をしているのに仲が悪くなることも起こり得るのでないかと思います。特に今回は…

上原さんからの一言応援メッセージはこちら！
「コミュニケーションの全ては、相手がどう受け止めたか！」

続きは下記のradikoで視聴いただけます！
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20181119203000
※2018年11月25日 23:59まで

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この番組ではラジオをお聞きの「あなた」から、はたらくに関するお悩みや相談をお待ちしております。特に、僕がいま一番情熱をもっているのが、「一人ひとりの」働き方改革。産休や育休を経験されたワーキングマザーの方とか、職場の上司の方々とのコミュニケーションに悩む若手社員の皆さん、またその逆で、若手との世代間ギャップに悩む上司世代の方々など多くの皆さんからの生のリアルな声をお待ちしております！

そういう方々をお待ちしておりますので！生のリアルな声を届けていただけたらと思います。

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