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2023.11.30

11月23日(木)配信 株式会社トランスアクト 代表取締役 橘秀樹

株式会社トランスアクト 代表取締役 橘秀樹

1973年、大阪府生まれ。
代表取締役社長を務める橘秀樹は、
エグゼブティブ層を中心とした企業経営者、文化人、アスリート、
政治家向けの専属運転手・秘書派遣を中心とした業務を行われている。
登録者運転手者数は2800人、秘書3000人を超え、
拠点は東京・横浜・名古屋・大阪・福岡・ニューヨーク。
エグゼブティブ向け高付加価値サービスの
牽引者として注目を集めている。


竹内:需要があるだろうなって思いましたけれども、すごい登録者の数ですよね。運転手2800人で秘書を3000人。

橘:これはですね、登録者の数なんですが、これは、実は履歴書をお預かりしている方の数なんですね。今年の4月で弊社もおかげさまで10年を迎えました。

竹内:すごく続いてますね。

橘:ありがとうございます。私たちの商品というのは、お客様に派遣提供するスタッフ、うちでいうと、ドライバーと秘書の方になるんですけれど。

竹内:はい。

橘:その方々に弊社に登録をしていただく募集を10年続けてきますと、これぐらいの人数になっていたのかなという風に思っております。

竹内:これはどのような形で契約するんですか?長期スパンで契約するのか、それとも1カ月お願いしますっていう形なのか。

橘:お願いの仕方はですね、まず、お客様からお仕事のオファーをいただいた時に、登録されてるドライバーさんなり、秘書さんの中から適任の方をご紹介するんですけども、その方とは、お仕事が、業務が発生した時に契約をするような形にしてるんですね。

竹内:はい。

橘:ですので、実際、お客様のところに派遣されるまでは、純粋に登録者として登録いただいて、実際にお客様から仕事のオーダーをいただいた時に初めて登録者の方と雇用契約なり、業務の契約を行っているっていうことですね。

竹内:こういう専属運転手さんとか秘書を必要とする方ってどういう方が連絡してくるんですか?

橘:まずやっぱり企業のトップの方、社長様、あるいは会長様のようなですね。会社のトップに立たれている方が、自分の日常で動く、足としての車を運転してもらう人がやっぱりどうしてもいる。その時に普通は社内の方にどなたかにお願いしたらいいと思うんですけども、この仕事大変なんですよ。

竹内:はい。

橘:朝6時に社長のお宅に迎えに行って、夜12時過ぎに銀座の会合が終わるわけですね。

竹内:そういう日々を送ってらっしゃるわけですね。

橘:社長様元気なので(笑)ですから、ドライバー一人じゃもたないので、やっぱりコストは高くなるかもしれませんけど、やっぱり一定のニーズはそこにはあるんだろうなということで、私達も存在し得る。

竹内:はいはい。ドライバーさんとか秘書さんとかも秘密を守れるような方じゃないと、信頼できるような方じゃないとなかなか怖いんじゃないかなと思うんですけども、登録者をどうやってこう選んでいくんですか?

橘:そうですね、そこがこの仕事の一番の根幹でして、実は車内の、特に企業の社長様になればなるほど機密事項の塊になってくるんですね。時に、内部の人間が運転した方が都合が悪いこともあるんですよね。

竹内:あ~。

橘:ですから、そういったその情報の保持っていう意味で、アウトソースの人間、ドライバーを使うっていうことが一つ大きく理由としてあると思いますね。

竹内:逆にいいんですね。今後の目標・夢を教えていただけますか。

橘:次は、目指せ売り上げいくらっていうことではなくて、やっぱり今のお仕事もそうですし、これからオーダーいただく、オファーをいただくお客様と丁寧に1社様、お一人様ずつ、しっかり信頼関係をつないで信頼をいただいていくっていうことが、私の本当に大きな目標ですね。

竹内:はい。

橘:で、その先に何があるかというと、先ほどお話した通り、すごく小さなマーケットなんですね、市場としてはですね。銀座のハイブランドを持たれてるような方々ですが、私たちもこの運転手派遣業界の中で、そういったキラリと光るハイブランドになりたいなと思っていますし、そこが私たちの活路だと思ってます。

竹内:この業界の中で、ここは間違いないという。

橘:そうですね、ステータスになるような企業になりたいなって思っています。そこはもうプライスレスの世界だと思うんですよね。

竹内:ですね。

橘:幾らでもお金出すからこれが欲しいっていう方がいっぱいいらっしゃるのが実情なんですね。

竹内:またちょっと、営業の方法が一般の会社とは変わってくるんですね。

橘:ですから、本当に一番大事なのは、そのお客様が何を求めてるか。何を感じてらっしゃるかっていうことを、いかに私たちがくみ取れるか。

竹内:ですね。

橘:それに対して100点の回答はできないかもしれないですけど、サービスはできないかもしれないけどそこに近づけていくっていうことがこれから大事かなと思って頑張っております。

竹内:いやぁ、とても興味深い世界のお話でした。

 

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