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2023.10.05

9月28日(木)配信 株式会社FRONTLINE 代表取締役 中尾高明

株式会社FRONTLINE 代表取締役 中尾高明

1994年生まれ、福岡県北九州市出身。 
2014年からフロアコーティング事業に従事、
2018年に現在の株式会社FRONTLINEを設立。


竹内:事業内容を教えていただけますか?

中尾:メインはフロアコーティング事業ですね。あとは住宅、建売りがメインなんですけど、網戸とかカーテンレールを付けたりとか、そういった住宅のオプション工事もさせていただいています。

竹内:フロアコーティング事業っていうのを初めてうかがうんですけれども。フローリングの床とかだときれいにニスみたいなコーティングが塗ってあったりして、ピカピカになってますけど、そういうのをされている?

中尾:そうですね。実はフローリングにもたくさん種類があるんですよ。ものによっては、それこそニスみたいなオイルステインとかですね、油系のもの塗ったりとか。一昔前だと、フローリングワックスとかが一般的だったんですけど、フロアコーティングっていうのは、保護するのが1番の目的で。フローリングの張り替え寿命って平均15年から20年ぐらいって言われてるんですけど、それをフロアコーティングで保護して、長く綺麗な状態をキープすることによって床自体の寿命を伸ばしていく、というものになります。

竹内:住宅というと新築の住宅とかありますけども、だいたいはフロアコーティング専門の業者さんがやっているんですか?

中尾:基本はそうですね。ただ、けっこうニッチな分野で、ピンからキリまでいろんな業者さんがいらっしゃるので、ワックスがメインの業者さんがフロアコーティングにも参入する、みたいなのはけっこうあるんですよね。ただ、フロアコーティングで1番難しいのが、1度塗ってしまうともう剥がせないんですよね。

竹内:そうなんですね。

中尾:はい。お客様が納得いかなくて「コーティング全部剥がしてくれ」って言われてもできないので。部分的な補修はできるんですけれども、基本的には全部やり直すことはできない。なので、それだけ細かい作業と、やっぱり職人のレベルが重要になってくる仕事ですね。

竹内:コーティングする時ってどういうところにこだわっていらっしゃるんですか?

中尾:コーティングにも色々あるんですけども、やっぱり1番は、弊社は水性のフロアコーティングしか扱っていないんですね。

竹内:水性。

中尾:はい。油性と水性とあるんですけど、水性は自然乾燥になるので、塗ったそばから徐々に乾燥していくわけなんです。それが、職人の腕が悪くて、塗るのが遅すぎたりとか。あと、やっぱり建物によって傷が多い少ないとか、当日の温度、湿度とか色々あるんですね。そういうものによって、やっぱり職人の腕が悪いとモップのムラができちゃったりとか。それは1番、お客様がぱっと見てすぐにわかってしまうことなんで。

竹内:たしかに。

中尾:仕上がりが1番綺麗に仕上がるように。

竹内:企業理念をうかがってもいいですか?

中尾:5つ「心」というのを設けていまして。1つ目が「他社貢献の心」、2つ目が「変化する心」、 3つ目が「自責の心」、4つ目が「謙虚な心」、最後に「親孝行の心」というのを設定しています。

竹内:これはどういう思いで?

中尾:1番最初にある「他社貢献の心」。ここが1番大事ではあるんですけども、やっぱり人間、自分のためだけであればそんなに頑張れないと思うんですよね。人のために行動していることが、結果的に自分に返ってくるっていうのは、経験談として自分自身も感じているとこでありまして。

竹内:はい。

中尾:例えば、サプライズプレゼントとかでも、こういうの買ったら喜んでくれるかな、というのを想像しながら買い物をすると、その買い物の時間が楽しかったりとか、実際そのプレゼントを渡して喜んでるところを見ると、自分が嬉しくなったりあると思うんですけど。やっぱり人は人のために行動した時に120%の力が出せると思うので、ただ生活のためとかお金を稼ぐために仕事するんじゃなくて、お客様とか得意先様のことを考えて工夫して行動していってほしい、というような理念になっています。

竹内:そうですよね。どんな仕事でもそれは共通してるのかなって感じしますね。最後に、これからの夢、目標を教えていただけますか?

中尾:会社的な夢としましては、世の中にあるフロアコーティングを水性のみにしていくということです。

竹内:ほんとに水性へのこだわりが強くて、きっかけも、水性がいいんじゃないかっていう強い思いがあって。

中尾:そうですね。ほんとに今の時代ってモノとかサービスが溢れすぎてるんで、お客様が選択をするときの難易度がかなり上がってると思うんですよね。

竹内:正直わかんないですもん。水性と油性どっちにしますか?って言われても。

中尾:そうですよね。

竹内:「はぁ」みたいな。「おすすめにします」みたいな感じになりますもん。

中尾:ほんとにその通りで。悪い言い方をすると、消費者がなかなか考えなくなってきてるんですよね。だからマーケティング次第で、ほんとにどんな商品でも売れちゃうっていう。ただ、選択肢の中に正しいものがない状態で選択するのって、自分が消費者側になるときにすごく嫌じゃないですか。

竹内:勧めてくれる相手を信頼するしかないですもんね。

中尾:そうです。自分は住宅に携わってるんで、住宅関連であれば損することって少ないと思うんですけど、自分が全く知識のないもののユーザーになるときに、それは嫌だなと思って。自分はお客様に対して正しくあろう、というのを意識して仕事させていただいてます。

竹内:そこまで中尾さんが水性がいいっておっしゃるなら、私もいつか家を作るときは水性一択で、中尾さんの言葉を信じてお願いしたいなと思います。

中尾:ぜひお願いします。そう言っていただけたら、今日来た甲斐がありました。

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