竹内由恵のT-Times

2023.02.23

2月16日(木)配信 株式会社中村屋 代表 中村友哉

株式会社中村屋 代表 中村友哉

300人規模の建設会社で頭角を現し、
トップの職人に上り詰めた。
培った経験を最大限に発揮する為
最初の2018年に独立、2022年に「株式会社中村屋」を立ち上げ、
建設現場に資材を配置する揚重や、建て方大工、造作大工など、
木造建築の事業を展開している。


竹内:すごい爽やかなお衣装で、さわやかですけど体格がめちゃくちゃいいので殴られたら…一発でダウンだって感じの(笑)

中村:力はね結構。

竹内:もともとそういう体格なんですか?

中村:元々は細くて、高校生ぐらいまでは細かったんですけど、建設の仕事をするに当たって少し努力した部分はありますけど、今はこの建設の仕事で培った体になりますね。

竹内:重いものを持ち上げたりとかしますもんね。

中村:はい。

竹内:改めてお仕事の内容を教えてください。

中村:まず、弊社で木造建築に携わる仕事をさせていただいてます。

竹内:木造建築。

中村:木造りの戸建てとアパート、それから老人ホームとか幼稚園ですね。それに携わる大工業、それから荷を上げる揚重業になります。

竹内:なぜ木造に特化されているんですか?

中村:世界でも日本っていうのは木造建築においては、トップレベルでやっているということと、それから今、建設業、特に大工業に人がまずいないので、高齢化もありますけれど、5年、10年するとこの技術が無くなってしまう、でも仕事があるという状況にあるので、これから自分が仕事をして大きくするってなると、仕事量と人の差が埋まらないんでですよね。

竹内:はい。

中村:人が減るので仕事は絶対的にあるので、木造建築は、今やっている真剣に真面目にやっている会社は、10年後は多分大きくなっているという、自分でそう言う予想を立てて建築の方にはい入りましたね。

竹内:ご自身で戦略として、そこに特化した方がいいだろうということで始めたんですね。

中村:はい。

竹内:凄い。ちょっと知らない言葉が出てきたんですけれども、揚重の事業ってどういうことですか?

中村:揚重というのは、端的にいうとものを上げるという職種で、プロフィールの300人規模の建設会社っていうのも揚重の会社だったんですよ。

竹内:揚重専門ってことですか?モノを上げる?

中村:そうです。例えば新築のマンションを作る時に全てがレッカーですとか、建設の機械でものを入れるわけではなく、内装の例えば石膏ボードですとか、壁材とか床材、それから部屋の間仕切りになる材料っていうのはほぼ手運びで未だにやるんですよ。

竹内:中に持っていくのは人の手でやるんですね。

中村:なので、この仕事っていうのは、まず建物が建つ時点で無くならない仕事なんですよね。

竹内:そっか。

中村:ただ、物も重いので、選ぶ、選ばないはあるんですけど。

竹内:やらないところもあるんですか、うちは揚重は任せてと。

中村:というところもあります。

竹内:中村屋さんのところでは揚重も請け負っているんですね。結構重たいんですか?資材って。

中村:重たいです、例えば戸建ての外壁材っていうんですかね。壁になるのは横が91センチ、縦が大きいと3メートルぐらいあるんですよ。一枚が大体19キロぐらいあるのを4枚から6枚くらい持っていくので。

竹内:え~!80キロぐらい。

中村:そうです、6枚になると多分120キロぐらい。

竹内:え!それを一人で持つんですか?

中村:一人で持って行きますね。

竹内:お相撲さんくらいの重量ですね(笑)

中村:弊社ではほぼほぼの人間がそれをできます。

竹内:でも楽しそうですね、中村さんの表情を見ていると。

中村:仕事は楽しいですよ。大変な事もありますけど、やっぱり自分たちが作った家をお施主さんが何千万で買うものなので、ずっとそこに残るものですから、施主さんが来ていただいたときとか、この人が住むんだなっていうのもありますし、ものを作るのはやっぱり楽しいですね。

竹内:最後にこれからの夢、目標を教えていただけますか?

中村:2027年を目標に、現在21名の従業員でやっておりけれども100名を目指して。

竹内:おーすごい!

中村:4年後に100名を目指してやっております。

竹内:それは上手くいきそうというか、叶えられそうですか?

中村:正直言うと、建設業でそこまで人が入るっていうのはすごい難しいことですけれど、難しいから諦めるのではなくて、さっき言ったように一歩踏み出して、毎年毎年、頑張っていくことが大事、目標を立てるっていうことも大事なので、目標を高く持って夢を叶えられたらと思います。

竹内:より大きくこの株式会社中村屋を羽ばたかせていってください!

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