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2022.12.15

12月8日(木)放送 株式会社イイコーヒー 代表取締役社長 宮坂悟

株式会社イイコーヒー 代表取締役社長 宮坂悟

1955年生まれ。
東京工業大学大学院を卒業後、
アメリカベースの医薬品会社の日本法人で医薬品の開発などに従事。
定年後の2018年『株式会社イイコーヒー』を設立。


竹内:東京工業大学大学院を卒業されて、医薬品の開発をされてたっていうのは、まさに理系の王道を走っていらっしゃったんですね。

宮坂:そうですね、理系にいたことは事実ですが、医薬品の開発は理系の知識をベースにしながら、結局は国の承認をとらなければいけないので、審査する方は文系的な考え方のお役人の方もいらっしゃいますので、その辺りは適当にミックスしながら、経験的にはできるだけでは無くて、という所もありました。

竹内:医薬品はどんなものを開発されてたんですか?

宮坂:色々なものをやりましたけれども、抗がん剤であるとか、肝炎の薬だとか、それから血友病の薬といったようなものをやっていたのは事実です。

竹内:そして、定年されてからこの会社「株式会社イイコーヒー」をされたんですね。

宮坂:そうでございます。

竹内:これは改めて、どんなことをされている会社なんですか?

宮坂:健康を考えながら美味しい飲み物を、というコンセプトでチョコレートドリンク、

それから緑茶のカプチーノ、コーヒー、グリーンコーヒーといったものも含めて品揃えをして、豆はギフトで提供するというような企業でございます。

竹内:なぜそのような会社を企業されたんですか?

宮坂:定年で辞めた後まだ元気そうだったので、これで家に籠ってしまうというのもちょっと、もう少し働きたいなという気があって、何か働く元になるものがないかなと色々探していたところ、今でも一緒にやっている人間が、チョコレートドリンクを自分でブレンドして作ったから少し一緒にやりませんかというようなことになりまして、そういう縁で仕事始めたというところでございます。

竹内:今私の手元にあるんですけど、A’NNAという名前のブランド。チョコラテ。

宮坂:チョコレートドリンクとかチョコラテという風に呼んでおりますが。

竹内:ご自身でブレンドされてるんですか?

宮坂:私どもでブレンドしております。原料はオランダから輸入をしておりますけれども、それを日本人に合うような形でブレンドし直してと。ただちょっとココアパウダーの量を多めにブレンドしているので、あまり甘くなくて苦味が立っている、そういう飲み物になってるんです。

竹内:へぇ〜。

宮坂:大人の方にも納得頂ける、ご満足頂ける味になっているかなと思っております。

竹内:そしてコーヒーも。私コーヒー大好きなんですけど。グルメコーヒー。これもA’NNAさんがブレンドされている。

宮坂:もともと一緒にやっている人間は、10年ぐらい前までご自身でドリップバッグのコーヒーを製造されている会社をやっていた方なので、どういう豆をどうブレンドすればこんな味になるというのは、完全にスペシャリストで分かっているので、コーヒーの日本で輸入されてる商社の方にオーダーをかけて、こういう割合のブレンドを作ってくれという形で作ってもらっております。

竹内:実際に淹れて頂いたので私も飲んでいいですか?

宮坂:どうぞ。

竹内:うん、美味しい!

宮坂:ありがとうございます。

竹内:クリアな感じでバランスが良いですね。

宮坂:飲みやすく仕上がっているかなと思います。

竹内:飲みやすいです。

宮坂:色々な方にも飲んでいただいて、「飲みやすいですね」、という言葉は頂いております。

竹内:苦味も酸味もどちらも強すぎることがなくて。これはどの辺りがこだわりなんですか?

宮坂:こだわっているものとしては、こういうドリップバック、最近はひとパック7gのコーヒーという商品も結構出ているんですが、私どものは、ひとバック10g入っておりますので、その分濃いものまで淹れられる。

竹内:たっぷり入っている。

宮坂:はい。それから使っている豆が普通ドリップバッグですとちょっと使わないような、そういう種類の豆を使って味をきちんと出したりということで、形としてはドリップバッグなんですが、きちんとした計算に基づいたブレンドをしている、そういうものが特徴になってるかと思います。

竹内:起業して今一番やりがいを感じているのはどんな部分ですか?

宮坂:色々な方に知って頂いて、まさに今日も竹内様に飲んでいただいて、やっぱり「美味しいです」とか、「こういう特徴がありますね」っていう風に言っていただける。そういう声を聞かせていただくと非常に会社をやっていく上で力強いものになりますし、やっていて良かったなっていう感じがするところですね。

竹内:確かに、医薬品の開発で働いてると、あまり使ってる人の声っていうのは届かなかったりしますよね。

宮坂:その通りで、特に私がやっていた医薬品の開発というものは、開発をしているモノは分かっているんですが、何年も4、50年会社にいましたけど、あまり商品自体は見たことが無いんですよ。どういう薬でどんな病気に効くんですよということは知ってるし、どんな作用とか性質を持っているって言うのは知ってるんですが、実際の商品でこういうパッケージに変えて、こんな形になっていてというのは見たことは無かったですね。それがこういう食品になってみると、自分で売っているものがこういうものなんだって分かるのは、かなり大きな違いになりますね。

竹内:最後にこれからの夢、目標を教えてください。

宮坂:今まだ4~5種類の品物しか扱えていないのですが、これからもう少し先ほどお話ししたような、健康を考えながらもっと美味しいものをというような、そういうコンセプトに合うようなもので、かつ日本に紹介されていないようなものを海外から紹介できればいいなとは思っております。

竹内:これから品が増えていくのを楽しみにしております。

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