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2022.10.20

10月13日(木)放送 鈴興株式会社 代表取締役 鈴木博彦

鈴興株式会社 代表取締役 鈴木博彦

浜松市立の中学校を卒業後、
15歳でプロサッカー選手を目指し、単身で南米ブラジルへ渡った。
プロのユースチームでプロ契約を目指す最中、
右目に網膜剥離を発症、視力を失った。
その後、19歳の時に家業の鈴興株式会社に入社、
現在は、代表取締役を務めている。


竹内:静岡県の浜松市出身、私も静岡から毎回来ているのでなんかすごい嬉しいですね。親近感って感じるものなんだなって思いました。

鈴木:ちなみに、ひかりですか?こだまですか?

竹内:ひかりで来ました。

鈴木:私はこだまで。

竹内:こだまだと二時間近くかかっちゃうかなって感じで。

鈴木:ゆっくりと(笑)

竹内:鈴興株式会社はどんなお仕事をしているんでしょうか?

鈴木:主に自動車用アルミホイール、工業用LPガス、LNG、油脂製品、工業資材品、金属材料、電化製品等の販売。静岡県浜松市は製造業が大変栄えてますので、主に製造工場への販売がメインとなっております。

竹内:製造業が栄えてるんですね、私は知っているようで全然知らないんですけど。製造業ってどういうものなんですか?

鈴木:メインどころでは、SUZUKIさん、YAMAHAさん。

竹内:大企業が実は浜松市って多いですもんね。そこに向けていろいろ販売されているんですか?

鈴木:そこに対してサプライヤー、自動車用のアルミホイルを作っている製造工場があるんですけど、そういうグループに対して卸売りを行っているというか。

竹内:そして他にも自動車用のアルミホイルとか。私、プロパンガスのレンタルとかを決行やったりしてるんですけど、コーヒーを焙煎したりしているので。そういうことをやってらっしゃるんですか?

鈴木:どちらかっていうと工場向けですね。

竹内:そうなんですかね、残念。借りられるかなと思ったんですけど(笑)

鈴木:なるほど(笑)

竹内:今は代表取締役として、元々は家業だったんですね。

鈴木:はい。

竹内:プロフィールにもあったんですけれども、元々はサッカー選手を目指して頑張っていたんですね?すごいですね、単身で南米ブラジルに渡ったって、三浦知良選手みたいな感じですよね。

鈴木:実際は、現実は違って真逆な生活が待ってましたね。

竹内:ポジションはどこだったんですか?

鈴木:フォワードだったんですけれども、一通りは色々やりましたね。ただブラジルに行ったらフォワードしやらせてもらえませんでした。ゲームなんか作らせてもらえないですし、守りもやらせてもらえませんし、前で走っとけ日本人はって感じで。

竹内:え~、何だろうブラジルとかって、皆さん足が速いから、そこを任されるって凄いんじゃないですか?

鈴木:逆に自分はそんなに体も大きくなかったので、アジリティというか一瞬ぱっと抜けるような技術しか通用しなかったですね。あとはジャンプしてもダメだし、シュートしてもダメだし何してもダメって言った時に、本当に5メートル、10メートルぐらいで勝負するしかやりようがないという形で、前でなんとか消えながら出ていきながらっていうような感じでゴールを狙うっていうことですよね。

竹内:何年ぐらい行ってらっしゃったんですか?

鈴木:結局、2年目の時に網膜剥離が発症して。部屋に帰ってきたらちょっとボヤっと目がしてたのでおかしいなと思って病院に行ったら直ぐ帰国した方がいいよっていうことだったんですよね。原因は分かんないですけど。

竹内:それぐらいの思いでサッカーをやってらっしゃって、いきなり出来ないっていう現実を突きつけられたのは、お幾つの時だったんです?

鈴木:怪我をしたのが17の時なんで、そこから少し精神的に不安定になって、色んな病気になってしまった時期があって、ようやく安定してきたのが本当に18、19歳ぐらいの時。そのタイミングで父親から働いてみないかっていう話があって、ブラジルにも行かせてもらって、さらに会社に借金までして当時行かせてくれて、なおかつ怪我もして、それで病気もして、もう断る術ありませんよね。頑張らさせていただきますという気持ちで会社に入りました。

竹内:鈴木さんご自身はどういう会社にしていきたいという思いで働き始めたんですか?

鈴木:やっぱり継続、永続ができていく会社。来年まであればいいよだとか短期的な目標じゃなくて、この会社をどういう風にしていけば、例えば、自分がいなくなった、父親がいなくなったとしても、どうやって残せるかっていう考えた方に重きを置いているという感じですよね。

竹内:鈴興株式会社で代表になってから何年になるんですか?

鈴木:6年目になりました。

竹内:従業員の方は何人くらい?

鈴木:26人ですね。

竹内:じゃあ皆さんは、それで製造工場に販売するものを作ったりされてるんですか?卸売になるんで、仕入れて新しいお客さんを増やして、少しでも品質の良い、安価で出されるようなものを仕入れさせてもらって、工場関係のみなさんに買っていただくっていう感じですね。

竹内:最後に、これからの目標、夢がありましたら教えてください。

鈴木:そうですね、繰り返しになってしまうんですけども、会社の永続っていうのはやっぱり一番の目標なんで、そこに対してどうやってこれから会社としても自身としても向き合えるかっていうのが大切なことかなという風に思います。頑張っていきたいと思います。

竹内:これからも続けていきたい、継続していきたいって事ですね。ありがとうございました。

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