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2022.10.06

9月29日(木)放送 有限会社東邦教育システム 現役予備校TANJI 代表取締役 丹治重久

有限会社東邦教育システム 現役予備校TANJI 代表取締役 丹治重久

1973年、北海道生まれ。
東京理科大学・理学研究科博士課程を修了後、
大手食品メーカーに入社。医薬品の開発に携わった。
2008年に家族と地元・札幌へ戻り、
現職の有限会社東邦教育システムに入社。
2018年、代表取締役に就任。


竹内:丹治という名字は珍しいんですか?

丹治:本家が福島になります。ですから福島にいくと一クラスに一人二人、丹治さんが必ずいるという土地柄ですね。

竹内:今は学習塾、現役予備校の代表取締役でいらっしゃいますけれども、大学院で博士課程を終了した後、大手食品メーカーに入社されてますね。

丹治:大学の研究室がですね、化学、有機化学を研究してたんですけれども、将来的には医薬品の開発・製造に携わりたいなっていう希望があったものですから。それで食品メーカーで薬品の研究をやってたので、そこでしばらく研究していました。

竹内:そこからなぜ全く違う学習塾に?

丹治:元々、私の祖父が私の父を教えていたところから今のTANJIという学習塾がスタートしてるんですけれども。

竹内:おじい様がお父様を、本当に一対一みたいな状況からですか?

丹治:そこからスタートしたんだと思うんですよ。

竹内:生徒第一号はお父様。

丹治:そうなんですよ。それで私も小学校時代、中学校時代は私の父が教室で教壇に立ってる姿をずっと見て育ってきたっていう経緯があるもんですから。私も将来はどこかのタイミングで札幌に戻ってきてTANJIの生徒たちに伝えていく仕事をしたいなという風に子供からあのこの頃から思い続けていたと。

竹内:いつかは、と思っていらっしゃった。

丹治:そうなんです。

竹内:どうでしたか?人を教えるって凄く難しそうだなと思うんですけど。

丹治:飛び込んで決意した時と実際にやってみると、ハードルの高さにやっぱり大変な思いをしましたね。対生徒との関係もそうですし、やっぱりご家庭との関係をどうやって上手に楽しみながら子供達を育てながら学力も上げて。一筋縄ではいかないんで、その辺は苦労の連続、いまだにそうですけれども。

竹内:今も講壇に立ってらっしゃるということで、今は何を教えてらっしゃるんですか?

丹治:小学校一年生から授業をやっているんですけれども、小学校一年生は私の専門です。

竹内:専門が小学校一年生。

丹治:机に一緒に座って一緒にお勉強しましょうよという習慣作りからして、トイレに行きたくなったらすぐに言うんだよって、ちゃんとコミュニケーションを取りながら、小学校低学年のうちは学習の習慣をつけていくっていうのが一番の目標になるんで。

竹内:小学校一年生の時から塾に通うお子さんたちって、すごく親御さんの意識が高い。丹治:そうですね、大概はお兄ちゃんお姉ちゃんがいて、塾に一緒に通っていてというご家庭が多いです。

竹内:お姉ちゃん、お兄ちゃんがいるからということで。教え方も学年や年齢によって全然変わってきそうですね。

丹治:そうですね。私ね、冗談・ギャグを言うのが好きで、授業をしながら何か言えないか何か言えないかって、ずっと考えてるんですよね。生徒たちもそれをやり続けると待ち構えて聞いてくれるんですよね。なので、生徒を寝かさない授業、生徒を集中させて授業することが出来るんでね。最近は常にギャグを考えながら。

竹内:ギャグっておやじギャグですか?

丹治:完全なおやじギャグですね。

竹内:やっぱりそういう笑いを取り入れることでやっぱり子供たちも集中してくれるんですね。

丹治:そうなんですよ。

竹内:それは工夫された結果そういう風になってたんですか?

丹治:ある程度自分の教える引き出しが増えてきて、、成果も出せるようになってきて、その余裕ができてからようやく最近っていう感じですね。

竹内:昨今少子化もありますし、あとはやっぱりこうオンラインでも授業を受けられるような時代になってきましたけれども、その辺は影響って感じたりしてますか?

丹治:やはりこの五年十年でも大きな時代の流れを感じます。ちょっと暗い話になってしまうんですけれども、恐らくですねこの五年間で日本全国から五千軒の塾がなくなったことになるんだと思うんですね。

竹内:そうなんですね。

丹治:最近は、タブレット型のと言いますかね、タブレットを生徒一人一人が持って、それに沿って勉強を進めて行く形式のものですとか、あとは映像授業ですよね。ZOOMは対面でできますけれども、やっぱり録画されたものを映像として見て学んでいくっていう、そういう形式の学習スタイルもかなり多くなってきているので、対面型の昔ながらの塾っていうのが段々難しくなってきてる昨今ではあるんですよね。

竹内:ええ。

丹治:私たちの対面でないとできない教育っていうのを世の中の方々にもっと分かってもらえるように、どんどん発信していって、私たちの魅力を、お父さんお母さんに分かってもらえるように続けていきたいなというふうに思っています。

竹内:丹治さんと今お話ししていても、その暖かさとか人間味っていうんですかね、そういうのは会ってみないと分からないし、その人から教えてもらっているんだっていうのを感じ取っていながら勉強するのとしないのでは、また全然違うかなっていう風には思います。

竹内:最後にこれからの夢、目標があれば教えてください。

丹治:はい、子供を教える方法、色んなスタイルが世の中に登場してきて、これからますますAIが発達していって、画一的なって言うんですかね。子供たちの個性をどんどん伸ばすような方向からは、逆転するように逆走するような方向に暫くは、流れとして行っちゃうのかなと思うんです。けれども、それとは逆の、人ではないと出来ないことをどんどん我々スタッフとそれからご家庭と一緒になってやっていって、丹治じゃないと出来ないことっていうのをどんどんさらに発見していきたいなと思ってます。

竹内:是非たくさんの子供たちの可能性を広げてほしいなと思います。

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