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2022.09.15

9月8日(木)放送 医療法人社団隆昇会 日暮里眼科クリニック 理事長 冨永隆志

医療法人社団隆昇会 日暮里眼科クリニック 理事長 冨永隆志

1980年生まれ、鹿児島県のご出身。
日本医科大学医学部を卒業した後、
日本赤十字社医療センター初期研修医を経て、慶応大学眼科学教室に入局。
2020年に、日暮里眼科クリニックを開設、
2022年には、地元鹿児島の商業施設、「センテラス天文館」で
「日暮里眼科クリニック鹿児島天文館院」を開設、
東京都と鹿児島で精力的に眼科診療を行っている。


竹内:今日は、普段のユニフォーム姿で。

冨永:スクラブといいます。

竹内:紺色の首がVネックのお医者様が良く着ていらっしゃるお洋服でいらっしゃったんですね。

冨永:そうですね、今日はこの為だけに着てきました。

竹内:クリニックは日暮里にあるんですよね。駅にほぼ直結していると聞きました。

冨永:そうですね、患者様が通いやすいのが一番大事なポイントになってくると思いますので、日暮里駅から歩いてもうほぼ一分で着きますので、多分、東京駅でいうと八重洲口から丸の内口に歩く間に着いてしまうぐらいの距離にあります。

竹内:通いやすいのが大事だと思ったっていうのは、確かに病院に行くのに、駅から歩いたりして通わないといけないと大変だなっていうのは経験ありますけど、どうしてそういう風にこだわられたんですか?

冨永:そうですね、病院に通院するっていうのは、自宅から来たり、会社帰りに来ると思いますので、東京都内ですので、電車をたぶん使うと思うんですけども、駅からちょっと離れているとですね、非常に通いにくいものになってくると通院がおろそかになってきてしまう可能性もあるので、それが一番のネックになってきますから。その点を考えて、非常に近いところに開院したっていうのが理由の一つになります。

竹内: 小児眼科もやられている眼科クリニックさんて限られてきますよね?

冨永:そうですね、お子さんを診られる眼科は少ないと思いますので、日暮里眼科クリニックでは、ゼロ歳児三時から診られますので。

竹内:先生が眼科になりたいと思ったきっかけっていうのは何だったんですか?

冨永:実は私が元々弱視でして。

竹内:弱視。

冨永:はい、弱い視力と書いて弱視。矯正視力が出ないんですね。矯正というのは、眼鏡など自分に合うレンズをかけて、どこまで視力が出るかっていう最高視力ですね。大体1.0以上皆さん出るんですけど、出ない方は基本的には弱視という。

竹内:それは、どんなに強い度数のものをかけても。

冨永:そうなんです。どんなに強い度数を入れても、視力を出す機能が追いついてないとどうやっても出ないですよね。

竹内:物がぼやけて見えるんですか、ずっと。

冨永:そうですね。あのどんなに強いレンズ入れても0.7、0.8だったりとか。1.0まで上がっていかないっていう、生まれつきですね。

竹内:先生ご自身が病院に通われた経験があるっていうことですね。それが目指そうと思ったきっかけにもなったんですか?

冨永:そうですね。ボクの地元が鹿児島県でして、鹿児島の小児を診られるのが、当時は鹿児島大学病院ぐらいしかなくて、患者さんがものすごい集まってくるので。

竹内:大病院てそうですよね。

冨永:大混雑ですよね。当時、僕の通ってた眼科の先生が宮崎にある眼科を紹介してくれたんですね。片道二時間半ぐらいかけて行くんですよ。検査も待って、診察も待って終わったらまた帰りもまた電車で二時間半ぐらいかけて。

竹内:一日がかりで。

冨永:そうなんです。

竹内:何歳から通っていたんですか?

冨永:3歳か4歳くらいから通っていました。

竹内:冨永先生は鹿児島でも開院されているんですね。

冨永:そうなんです。実は今年の6月に、鹿児島の天文館っていうのが南九州で一番の繁華街なんですね。そこに、4月に「センテラス天文館」っていう大型の商業施設が開業しまして。その施設の中に開院しました。

竹内:それはやっぱり、地元の鹿児島でも開院したいっていうのは思いとしてあったんですか?

冨永:そうですね、僕が昔、鹿児島からわざわざ宮崎まで行かざるを得なかったので、その記憶がずっとありますから、鹿児島市内で全部診られる体制を作りたいっていうのが一つの理由ですね。

竹内:昔、それがあれば良かったなっていう自分の思いを叶えたわけですね。今パイロットの学校で教えてらっしゃるんですか?

冨永:実は私、実家の方で航空機の会社をしておりまして。航空機の販売だったり整備だったりパイロットの養成などしてるんですけど。そこでパイロットになりたい学生さんに対して、航空医学っていう飛行機の上だったりとか、パイロットの人が日常気を付けることを講義で教えてます。

竹内::パイロットの方ってそういう医学も勉強しないといけないんですか?

冨永:そうですね。航空医学っていうのがありまして、パイロットになるためには航空身体検査っていうのを受けないと、合格しないといけない。多分パイロットが日本で一番健康に気を使わないといけない職業かなと僕は思っておりまして。実は目も非常に大事で、パイロットは、実は矯正視力が両目1.0ないとなれないんですよ。私の弱視ですね、弱視は、パイロットには絶対なれないんです。

竹内:でも今は、そういう形で関われているっていうのは、やっぱり特別な思いはありますか?

冨永:そうですね。

竹内:最後にこれからの目標、夢を教えていただけますか?

冨永:今ですね、日暮里と鹿児島にクリニックを開院しておりますので、まずは日暮里と鹿児島の目に病気を持つ患者さんをしっかりと対応できるのが一つと、もう一つ。鹿児島で、今パイロットの養成学校っていうのをやっておりますので、僕はそこでもともとパイロットになりたかった訳ですが、なれなかったということで、黒子として裏方としてですね、パイロットなりたい学生さんをしっかり支えられる仕事が今後ずっとできればいいなと考えています。

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