川越ホワイト歯科クリニック 院長 白河俊栄
国立新潟大学 歯学部歯学科卒業。
研修医時代は、口腔外科で研鑽を積み、
親知らずの抜歯やインプラントの基礎について学んだ。
千葉県と埼玉県で勤務医、分院長を経験した後、
2018年、埼玉県川越市で、川越ホワイト歯科クリニックを開業。
地域の方に貢献するため、日々奮闘している。
竹内:私のパッと見た印象なんですが、ビッグボスにちょっと似てるって言われたことありませんか?
白河:新庄さんですか?若かりし頃言われたことあります。
竹内:病院があるのは川越市なんですね?小江戸川越とか、レトロな街並みですよね。
白河:そうですね。観光客の方も結構いらっしゃいます。
竹内:そのあたりの通りにクリニックがあるんですか?
白河:それはちょっと駅から離れたとこなんですけど、クリニックは、駅のすぐ前のところ、徒歩一分のところに。
竹内:川越駅のすぐ近くにあって、2018年に開業ですから4年くらい。
白河:もうすぐ丸4年になりますね。
竹内:そもそも、白河さんが歯医者さんになろうと思ったきっかけは?
白河:もともとは、歯医者さんになろうと思った事は無くてですね、姉が二人いるんですけど、下の姉が小学校の時から「私はお医者さんになる」って過ごしてたので、それを近くで見てて、医療系の仕事っていいのかなとなんとなく感じて育って、新潟にある大学の中で、医学部だけでなく歯学部ってところもあったので、そういう道もあるんだなと思って受験して入ったら歯科医師としての道に繋がりました。
竹内:歯科医師としての研修時代と言うか、勉強ってどういうことをするんですか?
白河:研修医は本当に行く場所によって学ぶことが全然違っていて、例えば、虫歯の治療をメインでやるところ、入れ歯をメインで作るところ、親知らずを抜くところ、みたいなざっくばらんに言うとそんな感じなんですけども、その時点で、私は親知らずを抜けるようになりたいなと思って、口腔外科っていうところ選びました。
竹内:親知らずを抜けるようになりたいなと思ったのは何でですか?
白河:私が大学生に入って直ぐ、上の親知らずが凄く痛んで、通っている歯医者さんで抜いてもらって、すぐ痛みがなくなって親知らずいたかったけど、抜き終わったらすごく楽になるんだなと凄く感じたんです。
竹内:はい。
白河:一般的な歯科治療は大学病院じゃないところでも学ぶことができるんですが、親知らずに関しては大学病院でしか学ぶことがあまりできないので、そこの大学病院で学べることは矯正だったり、小児歯科だったり、あとは、口腔外科だったり、その中で選んだのが口腔外科です。
竹内:口腔外科っていうのは、どういうことを治療するのがメインなんですか?
白河:メインは、親知らずの抜歯であったり、あとは腫瘍系ですね、お口の中の口腔癌は結構たちが悪い病気になりますので、舌癌だとかお口の中の癌だったり、あとは外傷ですね、突然交通事故に遭ったとか、あとは顎の骨を移動させる矯正。顎の骨を切り離して前後に動かすような。
竹内:例えば、下の顎が前に出ている人とか?
白河:受け口の人。顎を切り離してちょっと後ろに動かして、固定して、咬み合わせを整えるような。
竹内:顎の骨を切るって怖いなって思っちゃうんですが。
白河:全身麻酔でやります。出来る人はかなり限られますので、研修医の頃に2か所口腔外科に行ったんです。手術を見た時に、やや神の領域に入ると感じましたので、そこまで口腔外科を学ばなくていいのかなと思いましたので、親知らずの抜歯を出来るようになりたいと、研修医の時に1年間学びました。
竹内:川越ホワイト歯科クリニックでの一番強みとしている事ってありますか?
白河:そうですね、私自身がそんなに何でもスペシャルな方だとは全然思っていなくて、一つ一つの治療を丁寧にやること。患者さんへやる前とやった後、しっかりと写真を撮ったりしてお見せして、次はこういうことしますよ、今日はこういうことしますよと、事前と治療した後で説明して、患者さんに合わせて進めていくところですかね。
竹内:はい。
白河:なるべく、虫歯を取り残さないようにしっかり取りきることだったり、虫歯が再度出来ないように、どうやったら進めていけるか話し合いで決めて行ったり、というのを一生懸命やっています。
竹内:普段からも定期的にお世話になっている歯医者さんに求めることって、親身になって自分の歯のことも心配してくれることなので、それが一番大事ですよね。
白河:そうですね、患者さんに対してもスタッフに対しても真摯にしっかり対応していくのは、やっぱりこれから大切なのかなと思っております。
竹内:これからの目標、夢があったら教えてください。
白河:毎日、一日一日をしっかり、自分はひとりでは生きられないので、自分を支えてくれる患者様だったりスタッフだったり、全力で向き合って、その中で、うちで働きたいなっていう若い先生が来てくれたら、一緒に頑張っていきましょうと、少しずつ成長できたらいいのかなと思っています。
竹内:白河先生以外には何人ぐらい若い先生がいるんですか?
白河:若い先生は、今年の4月に一人入っていただいていま一生懸命頑張っています。将来的にはもう一人二人ぐらいは入れるように、頑張って院を大きくできたらなとは思っております。
竹内:それは院長が育てると言うか、いろいろ教えることもあるんですか?
白河:私が育てるとか、最初わからないことは一緒に行っていくんですけれども、私が育てるというよりは、一緒に成長して行きたい。私が教わることもいっぱいあるので。若い先生とかは、大学で勉強して新しい事もいっぱい知っていらっしゃいますので。
竹内:確かに。
白河:そういう情報を我々が少しでも聞けると、ひいては患者さんの為に新しいことも取り組んでいけますので、育てるというよりは一緒に成長っていう形ですかね。
竹内:先生ってお互いの事を先生と呼び合いますもんね。
白河:そうですね。
竹内:それぞれを尊重し合うというか。
白河:そんなに上下関係という感じでは無いようにはしたいなと思ってますけれども。
竹内:ありがとうございました!
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