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2021.12.16

12月9日(木)放送 株式会社アセット 代表取締役 田中貴

株式会社アセット 代表取締役 田中貴

株式会社アセットは、不動産に関する情報はもちろんのこと、
不動産購入、売却、不動産相続、および不動産投資、
建築企画など、不動産のコンサルタントとして最適な提案。


竹内:広島で不動産のコンサルタントをされていらっしゃいますが、改めてどのような仕事なんですか?

田中:多いのは賃貸管理です。オーナーさんから物件を預かって、今入居者を募集したり、駐車場の管理をさせてもらったり、それが主な仕事ですね。それから発生した売買とか建築とかっていうことが仕事のメインですね。

竹内:それが一番多いんですね。

田中:そうですね。どうしても相続の問題が発生するんですね。ですから、相続の対策とかも、かなりやってますね。やらないとオーナーさんが厳しくなってくるので。

竹内: 相続の問題って、私も実家が東京にあって、祖母がいて、両親が住んでいるんですけれど、段々高齢になってくると、相続の話とかも出てこなくもないんですけれど。土地を相続するって難しいですよね。

田中:相続は、やっぱり親がちゃんとしとかないといけないと思います。渡す方がちゃんとしておかないと揉めますよ。

竹内:渡す方がですね。どのように揉めるんですか?

田中: やっぱり、欲が出ると思うんですよ。ウチは揉めないよって言っとるところは、100%に近い位揉めます。

竹内: え~、そうなんですか。

田中:相続で身内で揉めるとストレスになっちゃうから、心労で体壊したりする人も結構多くて、それを見ておくと、やっぱり渡す側、送る側がちゃんとしておかないといけないと思いますね。

竹内:不動産てカットして分配するわけにもいかないじゃないですか。どうやって分けるんですか?

田中:分けることができないから、最初に、区分所有の不動産を沢山持っておいた方がいいって言ってるんですよ。

竹内: 区分所有というのは?

田中: 分譲マンションとかですね。分けれるようにしておいた方が良いという考えですね。一棟ものだとお金で分配しようと思ったら売らないといけないじゃないですか。良いモノをわざわざ売らないといけないというのもどうなのかなと思うので、先に対策を立てておくのが大事ですね。

竹内: 相続の問題は、早いうちから考えておいた方がいいんですね。ちなみに、私はいま賃貸なんですが、購入した方がいいのかどうか。

田中:僕の考えとしては、購入の方が良いと思います。

竹内:それはどうしてですか?

田中:毎月家賃払うでしょ?それならローンで払っているのと同じ。こんなに金利が安いし。所有にもなるし。もう一つはですね、年配になると、本当に残念なんですけど、入居させてもらえなかったりするんですよ。賃貸物件に入居できない、審査で落ちるっていうケースがあって、それが一番心苦しいんですよ。

竹内: ずっと住み続けるとも限らない、仕事の都合で引っ越すかもしれない場合もあると思いますが?

田中:駅近のマンションを買っておいてくださいと言います。それなら価値が落ちないから、その辺を買うのをお勧めします。

竹内:なるほど。独立しようと思ったきっかけって何だったんですか?

田中:僕が不動産の世界に入った当時、22年位前ですけど、ザ・不動産屋みたいな人が多くて。自分の事しか考えてない人が多かったんですよ。

竹内: そうだったんですか?

田中:当時は、こんなに情報が取れる時代じゃなかったから、なんて言うんですかね、安く買い叩いたりとか、そういう事ができる時代だったですからね。

竹内: あぁ、買う人が弱者というか。

田中: そうですね、いまみたいにネットで相場が分かったりする時代じゃないので、強面の不動産屋が押し切るという感じですかね。

竹内:なるほど、確かにそういうイメージもありましたね。

田中:ですよね、そんな人が多かったので、誠実にやればいけるかなと、ただそれだけです。当時は、あまりいい業界では無かったかなと思いますね、今はそんな事無いですけどね。

竹内:今は情報が集められますからね。

田中:辞めようと思ったこともありますが、信頼して付いてきてくれるオーナーさんもいらっしゃいますので、頑張ろうって、ここまで来ましたね。

竹内: 今後の夢ってなんですか?

田中:夢と言うか、ずっと2人でやってきたんですよ、妻と。今は従業員を含めて6名いるんですが、人を育てるのが楽しくなってきたんですね。

竹内:あ~、今は私も人を育てようとはまだ思わないですね。

田中:昔は、人を育てるのが好きじゃなかったんですよ。自分でやる方が早い。でも、今は辛抱して頑張って欲しいなと思えるようになりました。愛おしいと、可愛いとか思えるんですよ、一生懸命やってくれると。それが楽しくて今。

竹内:人を育てる事なんですね。

田中:苦手だったんですけどね。自分の苦手なところを克服するには、自分に人間的な魅力が無いとダメじゃないですか。それも少しずつ上がってきたのかなと思います。

竹内: 人を育てる余裕が出て来たのもありますか?

田中:そうですね。落ち着いてきました。多方面から仕事が来るんですね。ですから、人が入って来ても心が乱れなくなりましたね。ある程度、お金に余裕ができるとそうなるのかなと思いますね。

竹内: 田中さんの所で働いている従業員の方は、幸せだろうなと思いますね。

田中:そうだと思いますよ、自分で言うのもなんですが(笑)

竹内:でも、分かります(笑)

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