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2021.12.16

12月9日(木)放送 株式会社PLANAHEAD代表 梅元直樹

株式会社PLANAHEAD代表 梅元直樹

 

名古屋市栄の有名サロンで12年半務め、
2016年 9月、ヘアサロン「ahead」をオープン
現在は、株式会社 PLANAHEAD
代表取締役CEOとして活躍


竹内:美容師になられて何年になるんですか?

梅元:18年になりますかね。

竹内: 何歳から?

梅元: 二十歳からですね。

竹内: きっかけは何だったんですか?

梅元: 中学生の頃に、頭髪検査ってあったと思うんですけど。長さチェックで。自分で切るようになって、周りの友達からも頭髪検査の度に頼まれて。

竹内:上手くできたんですか?

梅元: いや全然変ですよ。僕が弟の髪も切るようになって、喜んでくれて。その時はでたらめにカットしてたので、ちゃんとカットの勉強したいなーと思ってた時に、当時、美容師さんがよくテレビに出てたんで、そういう番組をいっぱい録画して、見様見真似で切り始めたのがきっかけですね。

竹内: 映像を見て、自分でも練習されたんですね。今は落ち着きましたけど、カリスマ美容師ってすごく流行りましたけど、それを見てカッコいいと思ったんですか?

梅元: そうですね。女性の仕事だと思っていたんですよ。当時は出てくる方が男性ばっかりだったんで、男性も美容師さんいるんだと思って。

竹内: 美容師さんて男性が多い印象でしたけど。

梅元: 僕が小学生の時のイメージは、美容院は女性が行くところというイメージがあったんですけど、でも確かに、見てみたら男性が多いなって感じましたよね。

竹内: 梅元さんは、職場の環境にもこだわっていらっしゃって、自由出勤にされているとか?

梅元: そうして行きたいなっていうのが強い感じです。最終的には。いま産休を取っている子がいるんですけど、そういう子に対しては、自由に出勤していいよってしていますね。

竹内: 株式会社PLANAHEADを起業されたのは、最近なんですね?

梅元:そうです。2021年1月に起業しました。

竹内: それまでは、個人でやられていて、どうして会社を起業しようと思われたんですか?

梅元:お店をオープンした時は、プレーヤーとして一個人でやっていくつもりだったんですけど、従業員も増えてきて、経営をしっかりやっていきたいなと。ちゃんと会社を設立して信用力も高めてまたスタートしようかなと思いました。

竹内: ここまでいかがですか?

梅元: そうですね、やっぱり自分の事だけじゃないというところが大きく変わったなと。従業員のこのメンタル面だったりとか、美容師として食べていけるように育てなきゃいけないっていうところが一番のプレッシャーかなと思いますし。

竹内:なるほど。

梅元: 美容師免許取る方って多いんですけど、違う仕事してる人が多いんですよね。せっかく美容師を選んでウチに入って来てくれたので、一生食べて行けるようにしないと、というプレッシャーですね。まぁ、昔より環境は良くなってるとは思いますけどね。

竹内: 梅元さんの若い頃はどんな感じだったんですか?美容師としてかなりハードな日々だったんですか?

梅元: 休みの日なんかは、街中にお客さんを探しに行っていましたね。

竹内: 私も美容師さんに声を掛けられたことありましたけど、声をかけるテクニックってあるんですか?

梅元: もういかに怪しくないかですね(笑)

竹内:梅元さんは、見た目がとてもカッコよくて爽やかでらっしゃるから、有利だったんじゃないですか?

梅元: ありがとうございます(笑)ただ、やっぱり昔は金髪でしたし、眉毛も茶色かったで。それに気付いて、黒髪にしましたね。24~25歳の時だったと思いますけど。そこから一度も染めてないですね。

竹内: そうなんですね。信用率が上がって?

梅元: ヒット率が上がったんですよ。

竹内: へ~、OKしてもらえるようになったんだ(笑)

梅元: ジャケットを着て声かけをやった時があったんですけど、警備員に捕まったこともありました。そういうのもいかんなと思いましたね。条例もその時出来て厳しくなったんで、直ぐにつかまってましたね。

竹内: 店内でお客さんと話すことも多いと思うんですけど、どんなコミュニケーションを心掛けていますか?

梅元: 僕は、本当に口下手で、上手にしゃべれないので、結構みんなそうなんですけど、やっぱり美容院に来て頂いてる以上、髪の話がメインと言うか、美容の話をメインにしていますね。お客さんが気になること、お悩みを伺いさせて頂いて、それに対してのアドバイスとかケアの仕方をしていると、意外とそれだけでも、いっぱいいっぱいになっちゃうので。

竹内:お客さんによっては、話掛けないでって方もいませんか?

梅元: 聞かれたくないと思われるかもしれないんですけど、ヘアスタイルってその方のライフスタイルを聞き出さないと作れなくて。朝セットするのかしないのか、どういう職業なのか、OKな髪型とNGな髪型ってあると思うんで。職場に行ったら怒られたとか、なんか注意を受けたとか、そういう悲しい気持ちにさせてはいけないと思いますので。上手に聞き出そうとはしますよね。

竹内: 確かに、その人のライフスタイルに合わせて、ちゃんと考えてくれるのは嬉しいですよね。今後はどのような美容院、会社にしていこうと思っていますか?

梅元: やっぱり美容を通して、もっともっと気持ちを明るくして行きたいんですけど、まぁ、せっかく美容師を選んで働いてくれてる子達に対して、楽しいと思われる職場だったり、やりがいがある職場、辞めてかない職場を作っていきたいとは思いますね。

竹内: 離職率率が高いっていうのは、これまでも何人か美容師の方々にゲストに来ていただいたんですけど、皆さんおっしゃっている課題のようですね。

梅元: そうなんですよ。他の国家資格の職業っていっぱいあると思うんですけど、一回取られたら結構皆さん活かしていると思うんですよ。でも、美容師さんは、ほとんど捨ててるイメージがあって。せっかく時間かけて勉強して、それがもったいないなーって、凄く感じるんですよね。だから、ちゃんと活かせる環境にしたいなと思ってますね。

竹内:今日はありがとうございました。

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