ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2026.07.19

サンデー早起キネマ『隣人たち』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

7/19の1本目は、二大アカデミー賞俳優、アン・ハサウェイとジェシカ・チャステイン狂演。
これは妄想?それとも現実?…疑惑と妄想が渦巻くサイコ・サスペンス
『隣人たち』

ベルギーのマグリット賞で史上最多の9部門を受賞したオリビエ・マッセ=ドゥパス監督の2018年の映画『母親たち』のリメイクです。

舞台は1960年代のアメリカ。郊外の隣同士の家に住む親友のセリーヌとアリスは、同い年の一人息子を持つ、余裕のある家庭の専業主婦として幸せに暮らしていました。
そんなある日、セリーヌの息子マックスが、過って自宅のバルコニーから転落し、亡くなってしまいます。
息子を失なったセリーヌは、悲しみと息子から目を離した罪悪感に苛まれ、親友のアリスにさえ心を閉ざし、一方でアリスは、事故を目撃しながら間に合わず助けられなかったことに罪悪感を抱いていました。
やがてセリーヌは、悲しみを共有し喪失を埋め合わせるように、アリスの息子テオとの距離を縮めていきます。友達を失ったテオもまた、セリーヌと過ごす時間を必要としていたのです。
自分の息子に近づくセリーヌを見て、アリスは疑問を持ち始めます。
「彼女は、マックスを助けられなかった自分を責め、復讐しようとしているのではないか?」と。
セリーヌに対するアリスの不安は、母性本能が感じ取った現実の危機なのか、それとも妄想なのか?やがて事態は想像を超えた衝撃のクライマックスへと向かっていくのです…。

息子を亡くすセリーヌにアン・ハサウェイ。親友のアリスにはジェシカ・チャステイン。3度目の共演です。さすがの二人!母親の愛情や苦しみ、女性同士の友情、そして緊張感のある駆け引きやサスペンスを見事に演じました。

ドキドキハラハラの、久々に胸がギュッとするサイコ・サスペンス!事故が起きてからの怒涛の展開と、思いがけないまさかの結末に本当に驚きました。お互いの疑惑が増えたり減ったり…まるで綱引きのようで、途中、「え?どっち?どっちがホントなの?」と何度も惑わされました。2人の心理が全く読めないのが余計怖いのです。

子供がいない私でも、子供を失い自分も見失う母親の気持ちも、子供を守ろうと神経質になる母親の気持ちもわかります。実際にお子さんがいらっしゃる方にとっては、本当に身につまされることも多いと思います。
サイコ・サスペンスを見るたびにいつも、“人間が一番怖い”思わされます。
60年代のアメリカのファッションや雰囲気が好きなので、2人の衣装や髪型、インテリアや車がとってもオシャレで可愛くて目を奪われました。

『隣人たち』
7月24日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

公式サイト:映画『隣人たち』公式サイト
監督・撮影監督:ブノワ・ドゥローム
脚本:サラ・コンラット
出演:ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ジョシュ・チャールズ
原作:オリヴィエ・マッセ=ドゥパス『母親たち』
原題:Mothers’ Instinct | 2024年 | アメリカ・ベルギー・フランス・イギリス | 英語 | カラー | シネスコ | 5.1ch | 94分 | 字幕翻訳:中沢志乃
配給:ギャガ
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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